こんにちは、ねづ(nzakr)です。
2018年の個人的な目標の一つとして掲げたSFCの取得。
SFCはいわゆるANAの上級会員ステータスみたいなものですが、その上級会員になるために、飛行機に乗りまくることをSFC修行といいます。
ANA上級会員やSFCについての詳細は下記記事にて紹介しています。
ANA上級会員になるSFC修行とは?プレミアムメンバーの魅力と詳細まとめ
さて今回は、どんな行程の飛行機に乗って上級会員を目指すのかという、僕のフライトスケジュールを紹介しようかと思います。
なお、想定予算は20万円としています。
目次
僕のSFC修行のスケジュール
今回の僕のフライトは以下の3本!
- 1) [ANA] クアラルンプール-羽田-福岡 (プレミアムエコノミー)
- 2) [エアチャイナ] 羽田-クアラルンプール (ビジネスクラス)
- 3) [ANA] 羽田-沖縄-シンガポール (プレミアムエコノミー)
すべて国際線ですね。
SFC修行ではよくあるフライトスケジュールとしては、沖縄までのフライトをプレミアムクラスで何度も往復したり、東京→札幌→沖縄などの三角跳びだったりと、いろんな手法があります。
ただ、何度も同じところを往復するのは作業感が出て辛そうだなーと。
また、単純に飛行機に乗るだけより、何かしら観光とかの楽しみがあったほうがいいなーと思い、いろいろ考慮した結果、上記3本のフライトで予定を組みました。
なお、すべてプレエコ、ビジネスで手配しています。価格は高いんですが、PP単価で計算するとオトクなので。
ちなみに、どのフライトもSFC修行僧には有名なやつです笑
順番に解説していきます。
(1) [ANA] クアラルンプール-羽田-福岡 (プレミアムエコノミー)
まずは、クアラルンプールから羽田へのフライト。
利用航空会社はANA。
クラスはプレミアムエコノミーで購入。
こちら注目ポイントは、出発地がクアラルンプールになっていることです。
日本が出発地ではないんです。
これは、巷でKUL発券と呼ばれるクアラルンプールを出発地として買うと爆安になるというANA航空券を謎仕様を使って、購入しています。
ちなみに、気になるお値段ですが、
なんと、88,560円でした。
ちなみに、これ日本発でクアラルンプール行きのフライトを同じプレミアムエコノミーという条件で買うと、約20万円します…汗
ちなみに、上記のフライト予定をみると、羽田-福岡のフライトが間に入っていることに疑問をお持ちの方もいるかと思います。
ようするにこのチケット
「クアラルンプール発、羽田経由、福岡行き」
のフライトなわけです。
目的地は福岡で、羽田はあくまで経由地であるものの、ストップオーバー(経由地で24時間以上滞在できる)を利用して、羽田の滞在時間を意図的に長くしたんです。
これにより、フライト上は、
クアラルンプールから福岡に行く人が、経由地の東京(羽田)で長くストップオーバーして、目的地の福岡には1泊2日だけ滞在する航空券
というわけのわからないものになります。
ですが、僕にとっては、
クアラルンプール発着だけど、福岡の1泊2日旅行が付いたオトクなプレエコ航空券
になるんです。
ちなみに、獲得予定PPは13,082PPなので、
購入金額(88,560円)を割ると、1PP=6.77円になります。
1PP=10円が標準ですからね、PP単価でみるとSFC修行僧にはオトクな航空券になるわけです。
ただし、もちろんクアラルンプール発着なので、別途クアラルンプールに行くための航空券を用意する必要があります。
そこで、合わせて購入したのが、次のエアチャイナのフライトです。
【実際の搭乗レポート】
ANA「クアラルンプール〜羽田」プレミアムエコノミークラス 搭乗レポート NH886便
エアチャイナ 羽田-クアラルンプール(ビジネスクラス)
羽田発クアラルンプール行きのエアチャイナのフライトです。
日本名だと中国国際航空ですね。中国のフラッグキャリアです。
中国の航空会社なので、クアラルンプール直行ではなく北京経由。
クラスはなんとビジネスクラス。
こちらが往路。
そして、こちらが復路です。
それぞれトランジットが3時間半〜4時間半あるのが辛いですが、ビジネスクラス搭乗なので、中国国際航空のラウンジが使えるので、そんなに辛い待ち時間にはならない想定。
ちなみに、中国国際航空のファーストクラスラウンジが利用できちゃうんですが、これはプライオリティパスでも利用可能だったりします。
さて、気になるのはやはりお値段ですよね。
ビジネクスクラスですから、一般庶民にはとんでもない金額がしそうです。
実際の金額がこちら↓↓
107,620円でした。
ビジネスクラスなのに10万円ちょいって安くないですか?
なお、獲得予定PPは11,714PP。
金額を割ると、1PP=9.19円。
1PP=10円の基準値よりもオトクかつビジネスクラスなので、辛くない、むしろビジネスクラスなんて乗る機会はなかなかないのでちょっと楽しみだったり。
さきほどの(1)ANAクアラルンプールの組み合わせると、スケジュール的には以下のようになります。
・7/21 羽田 → KL(中国)
▽ 1泊
・7/22 KL → 羽田(ANA)
▼
・7/28 羽田 → 福岡(ANA)
▽ 1泊
・7/29 福岡 → 羽田(ANA)
▼
・9/14 羽田 → KL(ANA)
▽ 2泊
・9/16 KL → 羽田(中国)
実質的にクアラルンプールまで2回行くというスケジュールですね。
両方合わせると、
金額 : 196,130円
獲得PP : 24,796PP
PP単価 : 7.9円
目標50,000PPの半分近くたまります。
かなりの効率的なフライトです。なんならこれを2回やるだけで、もうほぼ目標獲得PP間近になっちゃいます。
【実際の搭乗レポート】
中国国際航空ビジネスクラス「羽田〜北京」搭乗レポート CA184便
中国国際航空ビジネスクラス「北京〜クアラルンプール」搭乗レポート CA871便
ANA 羽田-沖縄-シンガポール(プレミアムエコノミー)
最後の1本は、SFC修行僧には超有名なOKA-SINタッチです。
普通の人には「知らんがな」的なフライトですが、
- ・羽田 → 沖縄 の往復
- ・沖縄 → 羽田(成田) → シンガポール の往復
という国内線と国際線のフライトを一緒に買って、弾丸で沖縄とシンガポールに行くという謎のプランです。弾丸、すなわち、沖縄とシンガポールにタッチして帰ってくる(人によっては空港から出ない笑)ので、OKA-SINタッチと呼ばれています。
なお、OKAが沖縄、SINがシンガポールの空港コードです。
プレミアムポイントは距離が長いほどポイント数が高いので、羽田発でシンガポールを買うのではなく、沖縄発で買うことでPP単価をオトクにするんですね。
沖縄発のため沖縄まで別途行く必要がありますが、羽田〜沖縄のフライトは国内線の中でもPP単価のよいので、トータルでオトクになるというわけです。
というわけで、実際に航空券を購入してみました。
沖縄〜シンガポール
まずは沖縄〜シンガポールの航空券を購入します。
PP単価を考慮して、プレミアムエコノミーで手配。
金額は、129,410円でした。
獲得PPは14,672PPなので、
PP単価は8.8円。
さて、上述通りこのチケットだと沖縄発着なので、別途沖縄まで行く必要があります。
よって、国内線のチケットとして、羽田〜沖縄の往復を手配します。
羽田〜沖縄
国内線チケットは下記のスケジュールで購入。
金額は、30,080円でした。
こちらの獲得PPは2,952PPで、PP単価は10.2円。
今回は時間帯と曜日の都合で値段が少し高くなってしまいましたが、うまく沖縄滞在の時間を調整すれば2万円代前半で購入できます。そうすればPP単価も10円を切りますね。
さて、合計金額は159,490円。
獲得PPは17,624PPなので、PP単価は9.04円。
PP単価10円を切ったので、上出来ですね。
ちなみに、この159490円はANAスカイコインで支払ったので、財布へのダメージはありませんでした。
ANAスカイコインについてはこのあと紹介しています。
スケジュールを足し合わせると、
9/27(木) 羽田〜沖縄
↓ ※沖縄で1泊
9/28(金) 沖縄〜シンガポール
↓ ※シンガポールで2泊
9/30(日) シンガポール〜沖縄 深夜便
↓
10/1(月) 沖縄〜羽田
となります。
沖縄とシンガポールでそれぞれ1〜2泊する予定となっています。
僕は滞在を楽しみたいので沖縄とシンガポールで宿泊を入れていますが、0泊3日という超弾丸でOKA-SINタッチをすることも可能です笑
宿泊代がかからない分、節約にはなりますが体力的にはキツそうですが…笑
【実際の搭乗レポート】
【SFC修行】ANAのOKASINタッチ全行程レポート前編!沖縄1回目〜シンガポール到着まで
【SFC修行】ANAのOKASINタッチ全行程レポート後編!シンガポールから帰国〜2回目のOKAタッチ
なお、シンガポール滞在と書いていますが、シンガポールからLCCに乗り換えて別の東南アジアの国にて移動する予定です。
実際には、ベトナムはホーチミンに1泊2日で旅行してきました!
トータルでかかる費用感
上記3つのフライトをまとめると、
以下のような感じになります。
1本目 | ||
---|---|---|
ANA | クアラルンプール-福岡(羽田経由) | プレエコ |
13,082PP | 88,510円 | 1PP = 6.77円 |
2本目 | ||
---|---|---|
中国国際航空 | 東京-クアラルンプール(北京経由) | ビジネス |
11,714PP | 107,620円 | 1PP = 9.19円 |
3本目 | ||
---|---|---|
ANA | 沖縄-シンガポール(成田経由) | プレエコ |
17,624PP | 159,490円 | 1PP = 9.04円 |
合計 | 42,420PP | 355,620円 | 8.38円 |
---|
PP単価を8.38円という8円台前半で着地できたので、上出来です。
なお、目標の50,000PPまで約7600PPほど足りないですが、この残りは出張でのフライトで担保される予定です。
また、最後の(3)OKA-SINタッチはANAスカイコインで購入したので、直接的な現金出費は20万円以内に収めることができました。
SFC修行をするための事前準備でANAワイドゴールドカードを発行!
上記3つの航空券を買う前にやったことが一つあります。
それが、ANAワイドゴールドカードの発行です。
いわゆるANAのゴールドカードですね。
年会費15000円ほどかかるなかなかのカードなんですが、
・スカイコイン移行ボーナス
・SFC発行のための審査省略
・搭乗マイルボーナス25%
上記3つの理由のために発行しました。
スカイコイン移行ボーナス
スカイコインとは、1スカイコイン=1円でANAの航空券などに使うことができるポイントで、ANAマイルから移行することで獲得できるんですね。
その際、このANAワイドゴールドカードを所持していると、なんと最大1.6倍でマイルをスカイコインに移行できます。
上の図のとおり、移行マイル数が多いほどボーナスの倍率が高くなります。
僕は現状117,243マイル溜まっています。
これを全部スカイコインに移行すると、
187,588スカイコインになります。
OKA-SINタッチの航空券は約16万円だったので、それを購入する分には十分のマイル数です。
本当はマイルのまま使いたいんですが、マイルで購入する特典航空券はPPが溜まらないので、スカイコインに換えて代替します。
SFC発行のための審査省略
二つ目がSFC発行の際の審査ですね。
SFCはクレジットカードなので、当然発行審査があります。
SFC獲得の50,000PPを溜めたとしても、クレジットカードの審査に落ちてしまえば発行もできないので、50,000ppが無駄になってしまいます。
僕は転職してまだ一年未満ですし、昨年留学中に一回クレカの審査に落ちてるんですよね。しかもヤフーカード!笑
ヤフーカードや楽天カードって主婦やフリーターでも審査通るって聞くらい甘いと思ってたので、審査落ちたときはちょっと凹みました笑 個人事業主の信用のなさに唖然w
審査落ちた履歴が残っているので落ちる可能性もゼロではないってことで、事前に発行しておきました。もちろん、無事に審査通ってカード発行できています。
これを持っていれば、SFCで同じランクのカードの発行であれば、新規ではなく切り替えになるので、審査を省略できます。
まあSFC修行するくらいのお金がある人は審査に落ちることはまずないと思いますけどね。念のため。
搭乗マイルボーナスも25%
あとはゴールドカードなので、ANA搭乗時にマイルの25%ボーナスが付きます。
SFC修行をする以上たくさん飛行機に乗るので、25%があるとトータルでけっこうマイル溜まるのでそれだけでも年会費は十分ペイしそうですね。
その他、事前準備としてやっておくといいことを3つにまとめてみました!
9月末には解脱予定!
というわけで、3本の修行僧向けの国際線フライトでPPを稼ぎに行きます。
順調にいけば、9月末に解脱予定ですねー。
国際線を使って50,000PP獲得までのスケジュールを組みましたが、やっぱり国内線の往復の人が多いんですかねー。羽田〜沖縄のプレエコ往復とか。
僕はせっかく飛行機に乗って海外にいくので、SFC修行をしつつ、海外旅行を満喫しつつ、合わせてブログネタを収集しながらの行程にしたいなーと思っています。
とりあえず、修行がんばりますー!
【追記】
10月1日、無事にSFC修行を完了しました!
PP獲得した全フライトを振り返ってみました。
ANAの上級会員、SFCの概要は下記記事で紹介してます↓↓
飛行機に乗る際はこのアイテムを欠かさず持参してます↓↓