ハンターのみなさん、こんにちは。
MH4Gが発売されて4ヶ月ほどが経ちました。ハンター生活はいかがお過ごしでしょうか。
さて、モンスターハンターといえば、肉焼き。
肉焼き器をつかってつくるものといえば、こんがり肉です。
モンスターハンターをプレイしたことがある方なら、
「こんがり肉を食べてみたい!」
と思ったことがあるのではないでしょうか。
一応、リアル集会所などのイベントに行くと食べることができます。
こちらのこんがり肉は、カラオケ店「シダックス」がモンスターハンターとコラボしてシダックスの部屋でモンハンができるという企画の際に、料理として提供されたこんがり肉です。
※ この企画はmhp3発売に合わせて実施されたものです
こちらでも十分こんがり肉なんですが…小さい。
ゲームに登場するのはもっと大きいはず…。
肉を焼いて片手で持ち上げて「ウルトラ上手に焼けましたー!」って言いたい。
ということで、
今回は本気でこんがり肉をつくってみました。
目次
こんがり肉をつくってみた!
というわけで本気でこんがり肉をつくっていきます。
必要な道具と食材の準備
サイズ感ですが、ゲームで肉を焼いた後にハンターが持ち上げる動作から、だいたい40〜50cmくらいとイメージ。
こちらが今回入手した骨。
お肉屋さんに「40〜50cmぐらいで太めの骨を下さい」と言って購入。おそらく、今後肉屋にこのセリフをいう機会はない気がする。ちなみに、購入金額は800円。
続いて、肉のハナマサで骨に巻きつける肉を購入します。
肉を大量に安く購入するなら肉のハナマサが便利。
牛の細切れ(1kg)、豚の細切れ(1kg)、牛バラ(1kg)で合計3kgの肉を購入。
すべて牛にしたかったんですが、けっこう高額なので、豚と牛を合わせました。
これで骨と肉の準備は完了。
さっそく調理していく
ひと通り調達は完了したので、調理をすすめていきます。
まずはこちらの骨に焼き色をつけるため、オーブンで焼いていきます。
サイズオーバーで入らない。
骨のサイズが大きすぎたためか、まさかのオーブンに入らない事態に。
このままだと肉本体も焼くことができないので、泣く泣く骨を削って小さくしていきます。
のこぎりを別途購入して、骨を削ってオーブンに入るサイズに調整していきます。
無事オーブンに入りました。
15分ほど時間をかけて焼き色をつけていきます。
骨に焼き色をつけている間に、肉に下味をつけていきます。
調味料は岩塩、胡椒、クミンパウダーを使います。
細切れはボールに入れて、調味料と合わせて揉みます。
牛バラは骨に最後に巻きつけるので、形は崩さず調味料をふりかけるだけにします。
肉に下ごしらえをしている内に骨が完成。
いい感じに焼き色が付きました。
この骨に細切れ肉をちまちまとくっつけていきます。
豚の細切れを塊でくっつけて、牛の細切れで巻いて固定していくイメージ。
↑↑ 巻いている時の様子はこんな感じ。
ある程度巻いたら、バーナーで肉を炙ります。
全て巻いてからだと、オーブンで焼いた時に中が生になってしまうので。
この作業をこんがり肉サイズになるまで繰り返します。
地味な作業で、けっこう時間がかかります。
なかなかいい感じになってきました。
すでにこんがり肉感が。焼いたら絶対に上手い。
さらに巻くこと数十分。
“生肉”が完成!
無事、こんがり肉の素ができました。
出っ張ってる部分がいい感じにこんがり肉感を出しています。
続いて焼く作業に入っていくわけですが、このままだとオーブンで焼いた時に肉汁が漏れてしまうので、アルミホイルで全体を包み込みます。
肉汁が漏れないようきちんと全体を包み込みました。
無事、焼く準備が完了。
こちらをオーブンに入れて、3時間ほど焼きます。
途中で中の焼き具合を確認しながら時間を潰します。
肉が焼けるのを待っている間、ニムトをやって時間を潰しました。
余談ですが、ニムトはドイツ生まれのパーティゲームで七並べみたいなゲームです。短時間でできる上にめっちゃ面白いのでオススメです。
【参考記事】
おすすめの人気カードゲーム&ボードゲーム10選を紹介するよ
以上、余談でした。
さて、3時間後、肉が焼けた後にオーブン内で1時間ほど放置して肉汁を染み込ませます。
その間に、こんがり肉以外のモンハンに関する料理をつくっていきます。
まずはガンランス装備である大砲モロコシと盾。
とうもろこしと卵とチキンライスで簡単につくれます。
こちらのレシピを参考にしました
モンハン☆ 砲モロコシ♫
ついでにドリンク系アイテムも。
左から回復薬、強走薬、鬼人薬。
中身は青汁、ファンタオレンジ、トマトジュースです。
こちらが玉系アイテム。
閃光玉、ペイントボール、素材玉です。
ケチャップライスで捕獲用麻酔玉もつくればよかった。
最後は飛竜の卵とその置き場所。
チキンライス、玉子焼き、ゆでたまご、かつお節でつくりました。
思いつきでつくったけど、いい味出してます。
ついに、こんがり肉を取り出し!
この大きさ!
大きさの比較用のライターをみると、かなりデカいサイズです。
こんがり肉を開封!!!!!
ちゃんと焼けてる!焦げてもいないし、いい感じの焼き色でウマそう。
サイズ感もまるでこんがり肉です。
なんといっても、臭いがかなり肉々しい。
これぞこんがり肉やー!
今回料理したもの一式。
こんがり肉、ペイントボール、閃光玉、素材玉、回復薬、強走薬、鬼人薬、大砲モロコシ、肉球スタンプ(おにぎり)です。
こんがり肉の圧倒的存在感。
さっそくこんがり肉を食らいます。
食らう!
食らう!
がっつり食らう!
全然減りません笑
あと、すごく食べにくい。骨と肉の重量合わせて7〜8kg近くある&肉の油ですごくベトベトしてるので、持つだけで一苦労。冷静に考えれば肉が3kgなので、1人で食べきれるわけはないんですけど。
あんな大型モンスターを狩るためには、これを5秒くらいで食べ切らないとダメですね。しかも骨ごと。
かぶりついて食べるのは不可能とわかったので、素直にカットして食べます。
カットして改めて気づいたけど、かなり分厚く肉を巻いていたみたい。
カット後の断面図。
中が生の可能性もあったんですが、しっかり焼けてました。
肉がミルフィーユ状になっていて、肉汁たっぷりで美味い。
柚子胡椒やポン酢で食べると激ウマでした。
作るのは大変だけど達成感はある!
骨、肉、その他食材もろもろ含めて10000円くらいで出来ました。
昼くらいから準備を初めて食べ始めたのは夜10時なので、買い出し含めて8〜9時間くらい掛かってます。
普通にcookpadなどでレシピを見て肉料理を作ったほうが美味しいものができたことは否定できませんが、こんがり肉を作るというエンターテイメント性を体験できたことに価値があると思ってます。
本当は肉焼き器まで再現したかったのですが、時間とお金から諦めました。
こんがり肉?つくったことあるよ(ドヤ
話せるネタとして今後利用していきたいと思います。はい。
用意したもの(食材とか)
作ってみたい人向けに用意した食材や道具をまとめておきます。
参考までに。
・オーブン … ヘルシオとか
・のこぎり … 骨のサイズ調整用
・骨(1本) … 40〜50cm相当
・肉(3kg) … 細切れ、バラ肉
・調味料 … 塩、胡椒、クミン
→ 味付けは何でもOK
ウルトラ上手に焼けましたぁ〜!!!