ドミニオンというゲームをご存知でしょうか。僕の友人周りで地味に流行っています。
簡単に言うと、たくさんあるカードの種類からデッキを構築して得点を競うゲームで、単純だけど戦略的要素が強く、激アツなゲームです。
↑↑こちらが基本セットの第1版
ドミニオンにはたくさんの拡張キットがあり、基本セットも含めて全部で10種類も発売されています。発売順で陰謀、海辺、錬金術、繁栄、収穫祭、異郷、暗黒時代、ギルド、冒険です。
ドミニオンをプレイしたことがある方はわかるかと思いますが、一度やってみると、拡張パックがものすごく欲しくなるんですよね。
僕らも基本セットと拡張パックを3つ持っています。
上からドミニオン基本セット、陰謀、繁栄、暗黒時代です。
[2015年6月追記]異郷とギルドも購入しました。
[2016年1月追記]新しい拡張パックの冒険を購入しました。
たくさん拡張があるので、どれを買ったらいいかわからなくなると思います。
そこで、今回は拡張パックごとの特徴をまとめてみました。
目次
ドミニオン拡張パック おすすめリスト
ドミニオン : 陰謀
まずは、陰謀。
新規カードは25種類。
拡張パック第一弾として発売されたもの。基本セットと比べて効果が複雑になったものや新しい勝利点カードが入っているので、基本セットのみとは違った戦略を楽しめる。拡張を買うならまずこれかも。
ちなみに、基本セットと同様に基本カードが入っているので、陰謀単体でもプレイ可能。
ただ、これを最初に購入して初めて遊ぶにはハードルが高いので、初めての人はドミニオン基本セットを買っておこう。
ドミニオン : 繁栄
続いて、拡張キット第4弾として発売された、繁栄。
新規カードは25種類。
タイトルである『繁栄』のとおり、効果が大きいカードがたくさん入っている。また、新しい財宝カード、勝利点カードとして白金貨(5ゴールド)と植民地(11得点)が入っているので、デッキ構築の戦略次第で他のプレイヤーと得点に大きく差がつきやすい。
白金貨や植民地を獲得できた時の嬉しさはこの繁栄でしか体験できない。基本セットや陰謀では、金貨や属州が中心だったと思うので、もっと大胆に行動して遊びたい人向け。
その他にも、新しく勝利点を稼ぐ方法が登場しているので、戦略的にも楽しめる。
陰謀と繁栄は買っておいて損はない。
ドミニオン : 暗黒時代
拡張キット第8弾として発売された、暗黒時代。
僕らが陰謀、繁栄につづいて購入した拡張パック。
新規カードは35種類と拡張パックで最大。
テーマの『暗黒時代』で想像できるように、他人の邪魔をする系のカードが多い。カードを破棄させたり、呪いカードと同様にデッキを無駄に圧迫させたりするなど。
もちろん、対抗策でリアクションカードとして破棄されたときに効果が発動するカードもある。
ドミニオンはデッキ構築ゲームなので、あまり他のプレイヤーとの駆け引き要素は少なめだが、このパッケージは他人に与える影響が大きくなる。その点では新しい楽しみ方ができるかも。
ここから先で紹介する拡張パックは所持していないので、自分で拡張を購入した時に比較検討した時のメモになります。
検討した結果から購入を見送った理由も合わせて紹介しますが、個人的には全部欲しい(笑)
ドミニオン : 海辺
陰謀に続く、拡張キット第2弾、海辺。
新規カードは26種類。
新しいアクションの効果として、“持続”が登場。
持続とは次のターンに効果が発動するカードのこと。他にもカードを脇に置いたり、トークンやコインなどの新しいギミックが多く登場する。
基本セットと陰謀では新しいギミックはなかったので、第2弾となる海辺で追加したのだろうか。基本ルールに飽きてきた人には面白いかも。
面白そうだけど、持続の効果の処理が複雑で慣れていない人だとゲームの進行に支障がでそうな上、他の拡張パックと組み合わせにくい気がしたので購入は見送った。
ドミニオン : 錬金術
拡張キット第3弾の錬金術。
新規カードは12種類と、今までの拡張に比べて少なめ。
錬金術では内容がアカデミックな感じになっており、一発の効果が大きいカードが多い。呪いを大量に配る使い魔など凶悪なカードも。
また、新ギミックとして、ポーションという新しいカードがあり、カードの購入にポーションが必要になることがある。ポーションを利用して購入するカードは効果が強い。
お金以外でカードを購入するギミックは錬金術だけなので、遊んでみたい。
しかし、新規カードの少なさと、なぜかamazonでは他の拡張に比べて値段が高いので購入見送りに。
ドミニオン : 収穫祭
拡張キット第5弾、収穫祭。
新規カードは13種類と、錬金術に続き少なめ。
サプライカードを10種類以上に増やしたりすることができるので、ゲームの多様性はかなり上がる。
タイトルである収穫祭のごとく、「たくさん収穫する=たくさんカードを購入する」で勝利に繋がるという道もできたので、勝利点を買うゲームとは異なる戦略を楽しめそう。
比較的評判もいいので欲しかったけど、amazonの在庫がなかったので購入できなかった。
ドミニオン:異郷
拡張キット第6弾、異郷。
新規カードは26種類。
マットやトークンといった複雑な要素がなく、基本セットや陰謀に近い拡張キット。
ゲームバランスが大きく崩れることもなく、カードの効果もシンプルなものが多いので、最初の拡張キットとして、陰謀の代わりに異郷を買うのもあり。
新規要素としては獲得したタイミングで効果が発動するカードなどが登場。
すでに陰謀を所持していたので、新しいギミックが多い別の拡張を購入したくて見送り。
2015年6月にたまたま店頭セールで安く売っていたので購入しました。
複雑なカード効果はないけど、大使館という5枚ドローが強すぎる。大使館をゲームで利用すると大使館ゲーになるという。
ドミニオン:ギルド
最新の拡張キットである第8弾、ギルド。
新規カードは13種類。
2013年発売と一番新しい拡張キットで、ドミニオンの最後の拡張キットとされている。
新しいギミックとしてコイントークンや過払いという要素が追加。コイントークンルール自体は繁栄や海辺でも登場したが、それらとはまた別の仕組みになっている。
新しい要素は追加されて戦略性は高くなるものの、ゲームバランスが崩壊するほどのカードはなさそう。
最後の拡張キットを最初に買うのは気が引けたので見送り。
[追記]
5月に追加で購入しました。
パン屋、肉屋というカードが強力。コインを戦略的に使う要素が多いので面白い。
ドミニオン:冒険
2015年9月に久しぶりの新規拡張が登場。
第9弾のタイトルは『冒険』。
日本語版が無事に発売されたので、2016年の頭に購入してプレイしてみた。
イベントカード、リザーブカードや、トラベラーカードなど、久々の拡張ということでいろいろなギミックを持つカードが封入されている。
今まで別の拡張をやったことがある人にとっては、新しい楽しみ方を体験できるが、いきなりこの拡張を買うと、ルールが若干複雑(説明書にて説明不足な部分もある)ので、ある程度慣れてから買うといいかも。
なお、翻訳の誤字脱字がけっこう多いのが残念…。
プレイに支障はないけど、けっこう気になるかも。
まとめ
さて、購入した拡張キットのレビューと、購入していないけど調べた結果気になった要素をざっとまとめてみました。
1つ拡張を購入するだけでゲームの面白さはかなり変わるので、いずれは全部プレイしてみたいですね。
一度プレイすると奥が深くて面白いドミニオン。
プレイしたことが無い方はまずはドミニオン基本セットを購入してみましょう。
既にプレイ済みの方は拡張をすぐ買いましょう(笑)
戦略性が高まり、新しいゲーム感覚でプレイできます!
でわでわ。
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