今年の1月に台湾に3泊4日で行ってきました。
HISなどの旅行会社のツアーではなく、航空券や宿をすべて自分で手配したので、価格帯などはかなり調査しました。
その経験を元に、台湾旅行にかかる費用をまとめてみました。
僕は一人旅でしたが、友達やカップルなど複数人で行く際にも参考にできるようまとめています。
費用項目は航空券代、宿泊代、現地滞在費(食費、交通費)です。
また、スマホのインターネット接続費も紹介します。
目次
航空券
まずは航空券です。
海外旅行なので、まず一番気になるであろう値段は航空券ですね。
航空会社や時期によって値段は変わってきますが、
往復15000〜50000円
といったところでしょうか。
GWなどのハイシーズンだともう少し高くなる場合もあります。
フライト時間は成田から約4時間です。
九州からだと約2時間30分で行けます。
従来の航空会社
従来の航空会社、いわゆるレガシーキャリアというやつですが、ANA、JAL、エバー航空、キャセイパシフィック航空などが挙げられます。
値段は往復30000〜50000円程度です。
機内食や受託荷物が標準サービスでついています。また、機内のサービスも充実しています。多少お金がかかってもいいから、ゆったりとした旅行がしたいという方は、こちらをオススメします。
LCC
台湾行の格安航空会社(LCC)もたくさんあります。
成田発 : バニラエアー、スクート
関空発 : ピーチ、ジェットスター
値段は往復10000円〜30000円程度です。
レガシーキャリアに比べるとかなり安く済ますことができます。しかし、受託荷物や機内食といったサービスはオプションになります。また、機内での飲食などのサービスも別料金になるので注意です。
サービスより費用を抑えたい方はLCCの方がオススメです。
僕の場合
バニラエアーを利用して往復22000円(燃油込)でした。
三連休の最中でしたが、かなり安く済みました。機内食や受託荷物などのオプションは付けていません。3泊4日で荷物もそこまで多くないので、受託荷物なしでも事足りました。
航空券の値段は時期によって全然違うので、一度航空券比較サイトなどで調べてみるといいかと思います。
僕はいつもスカイスキャナーを利用しています。
格安航空券を上手く探す方法については下記にまとめました。
これから航空券を買う方必見!最安で飛行機に乗るための格安航空券の探し方
LCCは受託荷物が別料金なので機内持ち込み可能なスーツケースがあると便利です。
機内持ち込み可能なスーツケースはコレ!選び方とオススメを紹介
宿泊代
続いて宿泊代ですね。
円安ということもあってか、そこまで日本と代わりません。
ホテルとゲストハウスの2種類が主な宿泊施設になります。
順番に紹介します。
ゲストハウス
目安予算 : 1500円〜5000円
安く済ますコストパフォーマンス重視ならゲストハウスをオススメします。
1人〜2人旅ならゲストハウスでも満喫できます。
ゲストハウスのドミトリーであれば、1泊1000円程度で済ますことができるので、コストパフォーマンスはかなりいいです。
ドミトリーは苦手という人でも、最近ではゲストハウスにも個室(1〜2人用)が完備されているところが多いので、知らない人と一緒に宿泊することもないです。2人部屋を手配すれば友人2人と同室の宿泊も可能になります。
個室の場合は少し値段は上がりますが、それでもホテルよりは安く済みます。
ホテル
目安予算 : 6000円〜
カップルや家族、海外旅行初心者には一般のホテルの方がオススメです。
また、ゲストハウスは個室を用意しても風呂やトイレは共同という場合がほとんどなので、それがイヤな方はホテルの方が無難です。
値段については、ホテルのレベル次第で大きく変わってきます。
日本のビジネスホテルから高級ホテルまでいろいろあります。
なお、台湾のホテルは基本的に部屋単位の金額なので、人数が多いほうが一人当たりの単価が下がります。ただ、部屋ごとに最大宿泊人数が決まっているので、しっかり確認しましょう。
おすすめの立地
どの辺の宿を予約したらいいの?という点ですが、MRTの主要駅近辺です。
台北のMRTはかなり整備されているので、主要駅から歩いていける距離にある宿ならスムーズに観光できます。
台北駅、西門駅などの周辺がオススメです。
ホテル予約はagoda(アゴダ)がオススメです。
掲載数が多く、セールも頻繁にやっているので。
僕の場合
僕はEZstayという台北駅近辺のゲストハウスを利用しました。個室だったので1泊1000元(4000円)。4000円出せば普通にホテルにも宿泊できたので、ホテルにすればよかったと今になって思います。
インターネット
続いて、インターネット環境についてです。
海外だと日本で普段使っている電波はもちろん使えません。
ただ、台湾は日本よりフリーのWi-Fiスポットが充実しています。
街中でどこにでもあるわけではないので、日本同様に常時インターネットがある環境を自分で用意しなければなりません。
インターネット環境があると、LINEやTwitterなどのSNSで友達と連絡をとれたり、グーグルマップで地図を見たりできるのでかなり心強いです。わりと簡単に手配できるので、用意しておくといいかもです。
主な方法は、“ポケットWiFiをレンタル”と“SIMを現地で購入”の2つです。
順番に紹介します。
ポケットWiFiをレンタル
海外で利用できるPocket Wifiを業者から手配する方法ですね。
1日1000円程度からレンタルできます。インターネット上で申し込みの手続きが可能で、自宅または空港で受け取りできるので、さくっとレンタルすることができます。たくさんの業者がありますが、ポケットWiFiレンタル業者の最大手であるグローバルWiFiがオススメです。
台湾のポケットWiFiは590円 / 1日でレンタルできます。
こういうネット関係のセットアップにあまり自身がない方はこちらをオススメします。
申し込みはこちらからできます
SIMを現地で購入
もう一つの方法はSIMを現地で購入する方法です。
現地でSIMを購入して、自分のスマートフォンにそのSIMを差し込むだけでネットに接続できます。
桃園国際空港のSIM販売窓口
SIMは空港で購入することができます。人が並んでいるカウンターがそちらのSIM購入窓口です。看板に”電信服務”と書いてあります。
SIMの値段ですが、滞在日数ごとにプランが分けられており、1日400円程度です。
なお、こちらはSIMフリーのスマートフォンを所持していることが前提となります。
ドコモの方でandroidであれば、DOCOMOショップにてSIMフリー化の設定をしてくれます。iPhoneはやっていません。
auやソフトバンクはSIMフリーの設定を受付していないので、SIMフリーのスマートフォンを別途購入する必要があります。25000円〜30000円程度で購入することができます。
安くて評判のいいSIMフリースマホ”ZenFone5″
ポケットWiFiのレンタルに比べると高く付きますが、長期滞在する方や、他の国にもあちこちいく予定のある方はこちらをオススメします。
僕の場合
僕もnexus5というSIMフリー端末を別途購入しました。SIMは桃園国際空港の入国ゲート右手にある窓口で購入。3日間のプランで300元(=約1200円)でした。
現地の費用、物価
現地でかかる費用は交通費と食費ですね。
もの次第ですが、日本より少し安いくらいです。
ちなみに、台湾の通貨は台湾元です。台湾ドル(NTD)と言われたりします。
2015年3月現在のレートは1元=約4円です。
ここ数ヶ月で円安が進んだため、物価が高く感じるかも。昨年までは”1元=3円”と言われていたので、昨年のネットの情報だとレートが違っている場合があるので注意です。
交通費
現地で移動する際に使う電車(MRTや国鉄)、タクシー、バスは日本より安いです。
それぞれの初乗り料金は以下の通りです。
・電車 → 20台湾元(約80円)
・タクシー → 70台湾元(約270円)
電車(MRT)
台北市内の観光であれば、基本的にMRTがあればほぼなんとかなります。主要な観光地は最寄り駅がある or 駅から徒歩圏内でした。
本数も5分に一本程度の間隔で運行しているので、利便性はかなり高いです。また、一日乗り放題券(150元)などもあるので、台北市内を観光するときはこちらを利用するとオトクです。
タクシー
タクシーはほとんど乗りませんでした。深夜の帰宅時に使ったくらいですね。
バス
台北市内の観光でバスを利用することはあまりないかもです。
バスを利用して行く主な観光地は九份ですが、下記の値段です。
・九份まで(忠孝復興駅⇔九份) → 102台湾元(約390円)
食事
台湾の食べ物といえば、小籠包やマンゴーかき氷ですね。
食べるところ次第ですが、ローカルな店は安くて美味しいです。
日本にも店舗がある有名な鼎泰豊は日本と同じくらいの価格帯です。
台湾ではそこそこの高級店になるかと。
ローカルなお店で個人的によかったのは老蔡水煎包や杭州小籠湯包などです。
また、士林夜市など台湾名物の夜市では3〜400円程度でいろいろ食べることができます。
僕がかかった費用とまとめ
ざっと費用面について書いてみました。
僕はトータルで約45000円でした。
- 航空券代 22000円
- 宿代 12000円(4000円✕3泊)
- 現地費用 10000円
- SIM代 1200円
その他、自宅から成田空港までの移動費などもろもろ含めても50000円以内に収まっているかと思います。
自分で手配するのが面倒な人はJTBのツアーを申し込んでしまったほうが楽かもです。
値段は少し高くなってしまうかもですが、すべて手配してくれるのでかなり手軽です。
台湾ツアーの一覧
台湾は気軽にいける海外旅行先なので、オススメです。
治安も悪くないし、レストランのメニューもメジャーなお店であれば、日本語訳がついていたりするので、中国語や英語がわからなくてもなんとかなります。また、中国語と言っても漢字なので、なんとなく意味がわかります。
台湾旅行を検討している人の参考になれば幸いです。
僕の台湾旅行記(全5記事)は下記から読めます!
台湾観光ルートの参考にしてみてください。
台湾へ一人旅してきた旅行記(1日目)前編
実際にバニラエアを利用した時のレポートもどうぞ。
バニラエア「成田〜台湾(台北)」の搭乗記レポート
台湾観光のガイドブックなら