こんにちは、ねづ(nzakr)です。
Apple Watchを買って以来、毎日Apple Watchを着けて生活しています。
最近よく
「Apple Watchって、結局何ができるの?」
とよく聞かれます。
改めて、Appleでできることをざっと整理してまとめてみました。
とはいえ、Apple Watchは腕時計型スマホなので、できることをすべて挙げるときりがないので、
目次
1.時間をみる
時計の基本中の基本機能。
Watch、つまり、時計ですからね。
時刻を見れないと話になりません。
文字盤の表示形式によって、アナログ盤にしたり、デジタル盤にしたりできます。
また、時刻以外の情報(天気、降水確率、スケジュール等)を文字盤に表示させることもできます。
2.通知のうけとり
連携させたiphoneの通知を受け取れます。
Apple Watchはiphoneと連携させて使うのが基本(連携はBluetooth)なんですが、連携させたiphoneのプッシュ通知をApple Watchでも受信できます。
見逃しがちなiphoneの通知も、Apple Watchであれば、手首でバイブレーションするので、気付きやすいです。
iphoneの通知って、見逃しがちになりません?特に電話。え?今バイブしてた?みたいなこと、あるあるです。
もちろん、設定で個別にApple Watch側の通知を切ることも可能。
3.Apple Payが使える
Apple Payも使えます。
これも目玉機能の一つ。
利用できる決済手段は以下3つ。
- スイカ
- iD
- QUICPay
これがめっちゃ便利。
スマホをカバンやポケットから取り出さずにさっと腕を出して読み取り端末にかざすだけで決済が完了します。
なによりいいのはiphoneとリンクしていない状態でも利用できること。
ちょっとコンビニやドラッグストアに行く際に、毎回スマホや財布を持っていく必要がなくなります。
4.電話
電話もできます。
セルラーモデル限定となりますが、Apple Watch単体で電話することができます。
GPSモデルはApple WatchとiPhoneが接続されている場合のみ電話機能の利用が可能になります。
セルラーモデルの維持費は以下の通り。
キャリア | 値段 |
---|---|
ドコモ | 500円 |
au | 350円 |
ソフトバンク | 350円 |
セルラーモデルの場合でも、ナンバーシェアという形でiphoneと同じ番号で通話することができます。なお、格安SIMは対応しておらず、上記3キャリアの専用プランでのみ有効となります。
ただ、Apple Watchで電話している人、見たことないけど…笑
5.QR決済(PayPay)
決済用のQRコードも表示させられます。
専用のアプリを決済サービスの運用会社が提供してくれている場合に限りますが。
11月現在だとPayPayのみとなっています。
他の決済業者も追随してほしいなー。
とはいえ、日本だと日常生活での決済手段としてはQRコードよりもバーコードのほうが使う頻度は多いので、現時点では正直あまり実用性はなさそうです。
6.音楽の操作
iPhoneで再生している音楽の操作も可能です。
最近ではストリーミング音楽配信サービス(Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Musicなど)が一般的になってきましたが、こういったサービスのコントロールがApple Watchから可能です。
具体的には、再生/停止、選曲、音量の調整が可能です。
ただし、iPhoneで再生している音楽のコントロールのみとなります。
Apple Watch単体で音楽を聞くこととは全く別です。
Apple Watch単体での音楽再生はApple Musicのみ可能となっています。
Apple Music内のプレイリストをまるっとApple Watchにダウンロードすることができるようになっています。
※ダウンロードはApple Watchが充電中のときのみ可能
7.メッセージの送受信
SMSやLINE、Facebookメッセンジャーの専用アプリを入れておくと内容の確認はもちろん、簡易的な返信までできるようになります。
「ありがとう」「よろしく」といった予め用意されたテキストですが、これを返信用のテキストとして送信することはできます。
かなり簡素な内容なのであまり使いどころは難しいですが…汗
ラインもスタンプが送信できるようになるといいんですけどね。
8.カメラのシャッター
iPhoneのカメラのシャッターをApple Watchで切ることができます。
しかもApple Watchのディスプレイがカメラの画面としても機能するので、iPhoneの固定した際にわざわざディスプレイを覗いて確認する必要なく撮影できます。
iPhoneとApple WatchがBluetoothで接続される距離までなら離れることができるので、20〜30mなら十分イケると思います。
9.Macのロックを自動で解除
Apple Watchを装着している状態で同じAppleIDのMacを立ち上げると、スリープからのロックを自動で解除してくれます。
通常はスリープから起動する際にロックを解除するにはパスコードの入力が必須ですが、そのパスコード入力の手間がなくなります。
Apple Watch側でも特別な操作はありません。
ただ身に着けていればOK。身に着けている状態でMacを起動するだけです。
10.文字盤のカスタマイズが可能
腕時計のデザインを左右する文字盤。
Apple Watchは文字盤をカスタマイズできます。
完全オリジナルに0から自分でデザインできるわけではなく、いつくかのテンプレートから選択するタイプとなっています。
決まったテンプレートから選択ではありますが、種類もカラーバリエーションもかなり豊富です。
- アナログタイプ
- デジタルタイプ
- クロノグラフ
- インフォグラフ
- ディズニーコラボ
- etc…
テンプレートだけで30パターン以上揃っています。
ここからさらに、カラーを変えたり表示させる項目を変えたりと、カスタマイズの幅はかなり広いと思います。
気象情報、スケジュールなどを文字盤に表示させることができます。デザインより情報量重視で選びました。
文字盤のテンプレートが気になる方はApple公式サイトをご確認あれ。
Apple Watchの文字盤一覧
11.ワークアウト
ランニングやウォーキングなどの運動ログを記録できます。
僕がApple Watchを買った理由の1つです。
ランニング、ウォーキング、サイクリングなどの活動時間、消費カロリー、ペース、心拍数など細かく記録できます。必要な要素はだいたい記録できるので、ランニングの練習にも十分活用できます。
もちろん、iPhoneがない状態でも記録ができます。
ランニングの際にiPhoneを持つ必要がなくて荷物が減りますし、iPhoneと接続された際に自動でデータが同期されるので、iPhoneからも簡単にログを確認できます。
また、Apple Watch自体防水のため、スイミングのログもとれます。
ただし、プールによっては電子機器を着けたまま泳ぐことを禁止している場合があるので事前に確認するようにしましょう。
12.飛行機の搭乗
Apple Watchで飛行機に乗ることができます。
ANAはApple Watch用のアプリを配信しており、そのアプリにてボーディング用のバーコード表示できるようになっています。
国内線、国際線いずれも対応しています。
ただし、国際線の場合、着けたまま手荷物検査を行うと金属探知機にひっかかってしまうので注意。
まあ国際線の場合は海外の空港だと読み取りできないケースもありえるかもしれなので、無難にボーディングパスで搭乗するほうがいいですね。
ちなみに、JALはApple Watch用のアプリを配信していませんが、AppleのWalletに搭乗券を追加することで同様に搭乗時のバーコードを表示できます。
13.気象情報(天気、気温、降水確率)の確認
気象情報のアプリが標準でApple Watchに備わっていて、天気、気温、降水確率などの気象情報を確認できます。
何より、文字盤のカスタマイズで文字盤自体に直接気象情報を表示させることができるので、ひと目でパッと気象情報を確認できちゃいます。
14.スケジュールの確認
Appleの標準カレンダーやApple Watch配信済のカレンダーアプリでスケジュールを管理していると、Apple Watchでスケジュールを確認できます。
iPhoneで入力した内容がApple Watchに自動で反映され、Push通知で次のスケジュールを受け取ることが可能。
Webカレンダーで細かくスケジュール管理していて、リアルタイムで次の予定をアラートしてほしい人には嬉しい機能かも。
15.Siriが使える
おなじみの音声アシスタント「Siri」も利用可能です。
使い方はiPhone版と同じで、Apple Watchに「Hey Siri」と呼びかけるだけです。
ただ、あまり使ってる人は見たことないですね…笑
Apple WatchにHey Siriと話しかけると、近くにあるiPhoneのSiriが反応したこともあります笑
16.ストップウォッチ、タイマーの機能
ストップウォッチ、タイマーも標準装備です。
日常生活でもタイマーやストップウォッチをたまに使うことがあるかと思いますが、そういった場合にパっと使えますね。
17.アクティビティの管理
日々の活動量を「アクティビティ」というアプリで計測できます。
No.11にて運動時のログをワークアウトという機能でとれると書きましたが、運動時だけでなく、日常のログも記録、管理できるんです。
日常のログとしては以下の3つが記録されます。
- 消費カロリー(ムーブ) : 赤
- 適度な運動(エクササイズ) : 緑
- 立っている時間(スタンド) : 青
数値が加算されるとリングの色が染まっていくという仕組みです。
数値が加算される条件としては、以下の通り。
- エクササイズ : 早歩き「以上」の運動
- スタンド : 1時間ごとに1分、立ち上がる
単純に僕の歩くスピードが早いだけかもしれませんが笑
自分の活動量の目標を設定して「今日はあまり動いていない」「あと少しで目標達成」などの通知を受け取ったりもできます。
デスクワークなどで日中動くことが少ない方などは、この指標を軸にちょっと歩いてみたり、食べる量を抑えてみたり等、日常生活へのちょっとした意識付けに使えそうです。
18.心拍数が計れる
心拍数も測れます。
安静時の心拍数、日常生活の心拍数、ワークアウト時の心拍数とかなり細かく記録してくれます。
ちなみに、人間の正常の心拍数は1分あたり60〜80拍と言われています。
単純に心拍数だけだとあまり意味がない(活用が難しい)ですが、ワークアウト時や、このあと紹介するヘルスケアアプリを通した健康管理という文脈でより有効活用されるんだと思います。
19.ヘルスケアのアシスト
上記のアクティビティ管理と関連するのですが、ヘルスケアアプリを通して、細かい活動や身体のログを記録できます。
アクティビティアプリにはない、心拍数や階段の上り下り、睡眠時間、酸素摂取量などもログがとれます。
ヘルスケアのアプリ自体はiPhoneにもありますが、Apple Watchと組み合わせることで、より細かい数値を正確に残せるようになります。
Apple Watchのコンセプトの1つでもある”健康管理”をまさに体現した機能ですね。
20.呼吸
最後に紹介するのが“呼吸”です。
機能としては「呼吸を整えるのを助けるアプリ」です。名前の通りですね。
最初にこのアプリを見たときは「何これ?」という印象だったんですが、マインドフルネスという言葉が注目されているように、呼吸法の効用は重要視されつつあります。
呼吸を整えた効用は以下ようなものがあると言われています。
- 気分が落ち着く
- 自律神経が整えられる
- 睡眠の質が上がる
- ストレスの軽減につながる
- 集中力が高まる
自分一人でもできますが、Apple Watchのアプリを通して、リズムを体感しながらやることで、上手く呼吸を整えられるようになるみたいです。
スマートな腕時計!
以上、20個の「Apple Watchでできること」をまとめてみました。
もちろんこの機能をすべて使いこなしているわけではなく、一部機能のみ活用という人が多いかと思いますが、かゆいところまで手が届く機能が揃っている感じですね。
なお、僕が実際に利用している、気に入っている機能は以下ですね。
- 2. 通知のうけとり
- 3. Apple Payが使える
- 6. 音楽の操作
- 7. メッセージの送受信
- 9. Macのロックを自動で解除
- 11. ワークアウト
- 13. 気象情報(天気、気温、降水確率)の確認
「Apple Watchなんとなく気になっているけど、実際何ができるの?」という方が購入を判断する際の参考になれば幸いです。