2015年1月8日〜11日までの間、3泊4日で台湾に一人旅してきました。
一人旅旅行なので全日を旅行記としてレポートしてみました。
今回は3日目の様子をレポートします。
前回の記事
台湾へ一人旅してきた旅行記(3日目) – 淡水〜紅毛城〜杭州小籠包
目次
台湾最終日
さて、台湾四日目。
ついに最終日です。
朝は9時に起床。
身支度を整えて、チェックアウトの荷物をまとめてたら、10時半くらい。
キャリーケースを転がしながら観光するのは辛いので、ezstayに預かってもらいました。
台湾のホテルは交渉すれば預かってくれるとこが多いかと。
さて、出発。
すでに11時なので、朝と昼兼用のご飯を食べます。
食べた場所はこちら。
老蔡水煎包というお店です。
台北駅の新光三越の裏手にあります。
肉まんが本当にうまいと評判らしい。
こちらが店頭。
5種類くらいありますが、ここは王道の肉まんを注文。
1つ13元(50円)と激安。
日本人の客もよく来るのか、店員さん日本語で対応してくれます。
これがまたびっくりするくらい美味い!
日本のコンビニの肉まんとか食べられなくなるレベル。
腹が減っていたこともあって、続けて3つも食べてしまった。
中正紀念堂
さて、腹ごしらえも済んだので台北の観光名所、中正紀念堂へ。
中正紀念堂の最寄り駅は中正紀念堂駅です。台北から淡水線で2駅です。
台湾は観光名所ごとに駅がちゃんとあるので、観光にすごく便利。
中正紀念堂駅は昨日杭州小籠包に行った時に利用したので、特に迷うことなく行けました。
中正紀念堂駅の中にQBハウスがあった。
グローバル展開してるんですね。
1カット300元(1200円)らしい。日本と変わらない。
駅でるとこんな感じ。
台北から電車で数分の距離なので、町並みは対してかわりません。
写真の右手に見えるオレンジ色の看板は南門市場というマーケットの入口です。
南門市場も1つの観光名所なので、時間がある人はいってみてもいいかも。
写真から左手の細い路地を抜けていくと中正紀念堂が見えてきます。
ちなみに中正紀念堂駅から直結の出口もあります。
何で別の出口から出たかというと、単純に間違えたからです。はい。
ネット環境があってGoogleマップが見れたのでなんとかなりました。
SIMフリー+現地SIMの組み合わせはほんとにオススメ。
少し歩くと中正紀念堂が見えてきます。
おお!写真で見たことある門だ!
門を正面から撮影。
壮大ですね。
後ろを向くと中正紀念堂の本堂があります。
かなり広い。約25万平方メートルもあるとか。
東京ドームでいうと5.3個分くらいですね。
いつも思うんだけど東京ドーム◯個分といわれてもあまりしっくりこないんだけどなー。
とりあえず本堂に向かって歩きます。
そしてこちらが中正紀念堂の本堂。
中正紀念堂は蒋介石にまつわる記念館で、中正は蒋介石の本名です。
初日にいった国父紀念館は孫文でした。
こちらの中に入ると、国父紀念館の孫文と同様に、大きな蒋介石の銅像が拝めるとのこと。
ちなみにこの階段は全部で90段あり、蒋介石が没した年齢と同じです。
蒋介石は89歳で亡くなったのですが、台湾では数え年(生まれた時に1歳)なので90段。
階段の横に狛犬?がいた。
子犬が授乳している珍しい狛犬。
狛犬の横には内部の地図。
日本語ではないけど、漢字なのでなんとなく読める。
さて、階段を登り蒋介石の銅像を見るぞー!と思った矢先…
まさかの工事中っていうね。
全然中が見えない。タイミングが悪い時に来てしまった。
おとなしく帰ります。
中正紀念堂の広場の中にコンサートホールやオペラハウスもあります。
国家戯劇院と国家音楽廰と言うらしい。
門と本堂を一緒に撮影。
ちなみに本堂まで歩いて5分くらいの距離があるのでけっこう疲れます。
中正紀念堂と道路を挟んで見えるのが、台湾の国家図書館。
国立の図書館ですね。
こちらもかなり大きな建物です。
中を入れるところだけぐるっと回りましたが、撮影禁止だったので写真はなし。
台湾総統府
さて、中正紀念堂から歩いて10分くらいのところにもう一つの観光名所があります。
それが、台湾総統府です。
Googleマップを頼りに歩くこと数分。
それっぽい建物が見えてきた。
はい、こちらが台湾総統府です。
台湾総統府は、日清戦争後に建設された日本の出先官庁です。
ここで日本人が滞在していたんです。ちなみに初代総督は樺山資紀という人で、日本史受験をしていた人は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
現在では台湾の重要文化財に指定されています。
中を見学したかったんですが、普段は平日の午前中のみとのことなので外観だけで断念。
1ヶ月に1回、終日公開している日があるらしいので、興味ある人は要チェックですね。
さて、中正紀念堂駅に歩いて戻って、台北駅へ戻ります。
当初はこちらから出て中正紀念堂に行く予定だったんですが、間違って反対方向に出てしまいました。
夢遊 Daydream
さて、台北駅について、”あるもの”を探して駅構内を散策します。
その”あるもの”がこちら
夢遊 Daydreamです。
台北駅構内のある場所に存在してるモニュメントです。
頭は鳥、体は人間の鳥人です。
笑い飯というお笑いコンビがM1グランプリでネタやってたアレです。
友人に、
「台北駅の中にあるDaydreamは見といたほうがいいよ!」
と言われて探したけど、なにこれ。
手には鉛筆を持ち、首から水を垂れ流しているんだけど、何なんだろう。
ちなみに、これ、一応れっきとした現代芸術作品です。
台北当代芸術館に飾られていたものを台北駅構内に出品展示してるわけなんです。
しかし、シュールだ・・・。
ちなみに、ある場所というのは隠してるわけではなく、台北駅構内の全体図がわからないので、説明できないだけです。実際、これを探すのに30分近く時間を使いました・・・。
となりに玉子の黄身の形をした説明文があります。
材質が”鳥人”と書いてあるけど、鳥人から作ったのだろうか・・・。
一応解説らしきものがありました。
英語ですが、翻訳すると
『台北の喧騒の最中、デイドリームはそんな単調な日常からの休息をもたらす。草原の上に立ち、少女に被せた鳥の頭から水が流れる。決して成長しない少女、何も書けない鉛筆、喧噪と静寂、事実と虚構、非現実的な像は人々を笑わせ、夢へと誘う…。』
お、おう。
いまいち意味がわかりませんが、とりあえず頭が鳥で体が人ではなく、頭も体も人で、鳥のかぶりものをしているだけらしい。
観光的価値は不明ですが、面白いので台北駅構内を探してみてもいいかも。
写真撮ってたら、現地の台湾人に「なんでこいつ写真撮ってんの?」的な目線をされますが、気にせずにいきましょう。
桃園国際空港へ
夢遊 Daydreamを見終えると、時間は既に14時過ぎ。
フライトが18:05なので、16時には空港に着いておきたい。
台北から桃園国際空港まで1時間かかるので、遅くとも15時台北発のバスに乗る必要があることを考えるとあまり時間がないことに気付く。
あと1時間で観光できるところってないよなーと思い、早めに空港に戻ることにしました。
ついに台北とお別れです。
いざ、空港行きのバス乗り場へ。
バス乗り場は台北駅のすぐそばにあります。
新光三越の道路を挟んで向かい側です。
バスは15分に一本の間隔で運行してます。
料金は○元。空港から乗った時と同じ値段。
こちらのチケットカウンターで空港行き乗車券を購入。
料金は125元(500円)。行きと同じですね。
いよいよ台北市内とお別れ。
バスに揺られること1時間、無事に桃園国際空港に到着。
ひとまずチェックインへ。
バニラエアーのチェックインカウンターは端っこでした。
日本では三連休ということもあって、けっこう混んでます。
20分ほどで無事チェックイン完了。
空港内のフードコートへ。
ボーディングまで時間があるので、腹ごしらえをします。
そういえば今日は朝昼兼用の肉まんしか食べてなかった。
空港内ということもあり、けっこういい値段がする・・・。
迷った挙句、アジアで困ったらハンバーガーという理論でウェンディーズ笑
ハンバーガーの味はどの国でもそこまで変わらないので、海外で食事に困ったらハンバーガー屋に行くのをオススメします。
さて、そうこうしている間にボーディング時間に。
いよいよ台湾とお別れです。
さよなら台湾、また来る日まで。
旅を振り返って
3泊4日、かなり満喫できました。
台湾人の友達の案内もあり、ひと通り観るべき場所はだいたい観光できました。
今回の旅行はパッケージツアーを使わず、航空券からホテルまで全て自分で予約したので、時間を自由にコントロールすることができたのは大きいですね。
どんな風に旅行の手配をしたのか、についてはこちらを参照ください。
かかったお金ですが、航空券や現地費用含めても5万円以内には収まっているかと。
台湾までの航空券の安い価格はスカイスキャナーで調べました。宿は台湾で働いている友達のオススメを聞きました。
自分で手配するのが面倒な人は台湾のツアーなどで探してしまうほうが楽かもですね。
台湾旅行の費用、予算については下記ページをご覧ください。
台湾旅行、ツアーにかかる費用(予算)のまとめ!航空券、宿代、物価を整理する
台湾旅行記の全記事
台湾へ一人旅してきた旅行記(1日目)前編 – 日本出発〜桃園空港到着〜鼎泰豊
台湾へ一人旅してきた旅行記(1日目)後編 – 国父紀念館〜台北101〜龍山寺〜士林夜市
台湾へ一人旅してきた旅行記(2日目) – 九份〜十份〜ナイトクラブMyst
台湾へ一人旅してきた旅行記(3日目) – 淡水〜紅毛城〜杭州小籠包
台湾へ一人旅してきた旅行記(4日目) – 老蔡水前包〜中正紀念堂〜台湾総督府〜帰国
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