こんにちは、ねづ(nzakr)です。
現在、カナダはバンクーバーにて留学中です。
カナダは英語ネイティブ圏の国であり、そんな国に留学中である身にも関わらず、毎日オンライン英会話を継続して行っています。
Skypeを使うのでスカイプ英会話ともいいますね。
なぜ留学中で英語を話す機会が多々あるのにオンライン英会話をやっているのか。
今回はその理由をまとめてみました。
目次
スピーキングを意識して練習
一番の目的はスピーキングの練習をするためです。
まあオンライン英会話なので、話す練習が目的なんて当たり前ですが…笑
ただ”話す”だけではなく、勉強や授業として英語を話す時間をつくることです。
カナダに滞在(留学)しているため、日常で英語を話す機会はあります。
また学校に通っているので、もちろんクラスメイトや先生と会話は英語です。
カレッジの英語コースなので、ライティングやリーディング(学術記事など)がメインで、スピーキングという授業はありません。もちろん生徒や先生と話す機会は多々あります。
ただ、フィリピン留学時に比べると、どうしても機会は少ない…。
また、クラスメイトとの会話では単語やフレーズとかあまり意識しにくい。
ついつい同じ言い回しやフレーズを多用しちゃいます。もちろん意識して話せばいいんですが、なかなかどうして難しい。
そういうことで、あえてオンライン英会話を通してスピーキングの授業を持つことで、“意識して英語を練習する”時間をつくっています。
マンツーマンだし、先生との英会話になるので、意識も違ってきます。
・ふだん使わないフレーズや単語を使う
・「こういう時何て言うの?」等の質問
など、授業でしかできないようなことをあれこれやっています。
言い回しの訂正
続いて、言い回しを正してもらうためです。
英語を意識して練習するという部分に重なるんですが、基本的に友達や知人、ミートアップで会った人は自分の英語の訂正してくれることはないです。
言い回しや文法が間違っていてしても、ぶっちゃけ通じちゃうんですよね。そのため、アウトプットの練習としてはいいんですが、インプットが欠けてしまうわけです。
冠詞を付け忘れたり、時制間違えたり、複数形と単数形を間違えるなんてことはあるあるです。あとは前置詞とかね。
例えば、
「How long have you been in Canada ?」
(カナダにどのくらい滞在していますか?)
という質問。
ご存じ、留学生同士の初対面の会話でよく使うフレーズです。
これ、
「How long have you been Canada ?」
と言っても通じます。でも文法的は不正解で、前置詞の”in”が必要。
また、ぶっちゃけ
「How long did you stay in Canada ?」
でも、会話の流れ次第で通じます。
ちなみに、意味は
「どのくらい滞在してたの?」
という過去形の意味合いになり、聞き手はすでに”ココ”にいないというニュアンスがあるので、聞き方としては不正解。あとたぶんstayって短期滞在の時に使うイメージ。
さすがに極端な例かもしれないけど、実際に英語で会話してるとこんな感じの些細なミスってマジで頻発します。
しかも、こういうのって言われないとなかなか気づかないし、治らないんですよね。
「文法間違ってても通じればいい」
「失敗恐れてはダメ」
といえ考えはもちろん同意ですが、失敗から学ばないと永遠に失敗し続けるわけで。
ということで、オンライン英会話を通してこういうやりがちなミスを訂正してもらっています。
発音の訂正
言い回しの訂正と同じですが、発音も訂正してもらっています。
日本人には発音するのも聞いて区別するのも難しい
LとR、BとV、SとTHなど。
その他母音もそうですね。
bat, but, bot
の違いとかね。
一方、日本語って発音がテキトーでも通じるんですよね。
「おはようございます」が「おはよーごさっす!」的な。
まあこれはもはや別ワードな気もするけど。
英語の発音ってかなり大事。
ネイティブの人だと普通に聞き取ってくれないから。
ノンネイティブスピーカーとのコミュニティにいる人は別ね。
発音勉強していない、英語初心者の日本人にありがちなのは、
“think”を”sink”って言う人ね。
「I sink …」
だと、“私は沈む”になっちゃう…。
個人的には留学前にかなり練習して矯正したので、理屈は知っているし、単語単体で発音する時はいいんですけどね。話しながらだとどうしても雑になりがちです。
ということで、こちらもオンライン英会話の先生に適宜訂正してもらっています。
正しい発音ができると「かっこいい英語」が話せている感じがして、けっこうモチベーションにつながると思ってます。
ちなみに、留学前は『英語耳』という本を使って練習してました。
100回以上はやった気がする。
英語で意見を述べる
続いて、意見を述べる練習として役立ってます。
オンライン英会話では、いつもDMM英会話のデイリーニュースという教材を使っています。
このデイリーニュースは、日々のニュースを英語で読んで先生と軽く議論する感じの教材なのですが、ただの雑談ではなく、英語で意見を考えて話すいい練習になっています。
ただ雑談するだけでなく、話すのも、考えるのも”英語”であることがポイント。
雑談だとあまり”ロジカルに”考えないですからね。
それに友達同士だとそんな意見を述べるような深い話をあまりしないですし。
日本語で頭の中で意見を考えて、それを翻訳して発言するのではなく、英語で考える癖をつけることで、英語で意見をつくる(主張する)練習になります。
「What do you think〜?(〜についてどう思うか)」
「why do you think〜?(なぜそう思うのか)」
という質問に相手に説明&納得してもらう意見を組みてるいい練習になります。
英語モードに切り替える
英語モードへの目覚まし的な役割としても使っています。
いつも朝起きた時にやっているのですが、これが習慣化してくれたおかげで英語モードへのスイッチになっています。
普段は平日AM8:30から授業なのですが、いかんせん授業のレベルがアカデミックなのでついていくのに必死なわけでして。
そこそこ上のクラスにいるので、先生も生徒に向けてゆっくり喋ってくれるなんてことはないんです。
そんな中、朝弱い自分が完全に目覚めていない状態で授業を聞くと悲惨なことに…。
ということで、その授業の前に25分間英語を軽く話して、マインドを英語モードに切り替えています。
日本に帰国しても継続したい習慣の一つ。
使っているのはDMM英会話
オンライン英会話はDMM英会話を使っています。
最近ではいろんなオンライン英会話のサービスがありますが、初月半額というキャンペーンを実施していたので、DMMを継続して使っている感じですね。
DMM英会話はオンライン英会話の業者の中で最大手ですね。
先生の数も多く、いろんな国の人と話すことができるので、気に入っています。
だいたいいつもセルビアかフィリピンですが笑
他にもいくつかオンライン英会話のサービスを利用したことがあるので、それは別記事にて比較して紹介しようかと思います。
まとめ
僕が留学中にオンライン英会話を継続している理由をまとめてみました!
現地の学校での英語の勉強、日常生活での英語の利用と組み合わさることで、いい感じに相乗効果が出ていると思っています。
もちろん、現地でこういった機会をつくることも十分可能ですし、語学学校によってはこういった授業を提供してくれるところもあるかと思います。
ただ、
・スピーキングの機会が足りない
・ただ英語を話しているたけで伸びている感じがしない
・ワーホリ等で話す機会がない仕事をしている
などの方には、オンライン英会話も一つの選択肢としてオススメです。
なんといっても安い。これにつきます。
僕がいるカナダ、バンクーバーにも現地でマンツーマンや少人数のレッスンを受けることは可能なんですが、いかんせん高いんですよね。
しかも、オンライン英会話は日本に帰国後も継続可能なので、
留学、ワーホリ中といった英語モチベーションが高いうちにオンライン英会話をやる習慣を付けておけば、帰国後も継続しやすいと思います。
語学学校や現地の友人との会話は帰国後はできないですからね。
「英語圏に留学中なのにオンライン英会話かよ!」と思うかもしれませんが、
意外に役立つので、英語に悩んでいる方は使ってみてはいかがでしょうか。
オンライン英会話のサービスはいろいろ使ってみました。
実際に使ったサービスを比較した記事を書きました!
留学経験者の僕が実際に使ったオンライン英会話の3つを比較!授業、料金、使い方の違いは?