1月29日夜〜2月2日までシンガポールに旅行してきました。
今回はシンガポール到着後の初日の観光ルートについてのレポートです。
前回の記事
3泊4日シンガポール旅行記(1日目)前編 – 日本出発〜シンガポール到着
シンガポールといえば、マーライオンやマリーナベイサンズといったすごく発展した綺麗なエリアがイメージにわきますね。
しかし、初日はそういったザ・シンガポールのようなところではなく、ちょっとマニアックな所へ行きます。
さて、シンガポールは複合民族国家なので、様々な民族の人がいます。
中華、マレー、インド、アラブなどなど。
初日はそういった人がよく集まる中心街を巡ります。
目次
シンガポールの中華街(チャイナタウン)
Airbnbで手配した宿に荷物を置き、さっそく初日の観光へ。
最初の行き先はシンガポールの中華街ことチャイナタウンです。
電車に乗ってChinatown駅へ移動。牛车水と書きます。
日本語の漢字にすると「牛車水」ですね。
チャイナタウンの地域は昔は水道の設備が整ってなかったため水を牛車で運んでいました。それが由来で「牛車水」と呼ばれるようになったとのこと。
駅を出ると、どことなく中華街の雰囲気の街並みになりました。
あちこちに中国っぽい飾り付けがされています。
どのへんが中国っぽいか問われると難しいけど、赤と黄色で装飾するとなんとなく中国っぽく見える。
こちらがチャイナタウン入り口の看板。
猿と桃で新年祝いされてますね。
少し歩いてチャイナタウンのメインストリートへ。
市場みたいになっています。土曜日ということもあり、観光客?でかなり混雑していました。
日本人もそこそこ見かけましたね。
いろんな商品や雑貨が安く売られているので、お土産をココで買ったりするのもありです。
中華街ということで、中国っぽい雑貨。
「1 for $2、3 for $5」とは1つで2ドル、3つ買うと5ドルという意味です。
まとめ買いすると安くなるというよくあるパターン。
しかし、これをシンガポール土産でもらっても嬉しくないな…笑
雑貨類はもちろん、衣服も売ってます。
$10(840円)前後の服が多かったですね。
他にもいろんな店舗があり、ざーっと歩きながら眺めてましたが、
特に欲しいものもなかったので何も買わず。
マクスウェルフードセンターで食事
到着してから何も食べてないことを思い出し、ちょうど昼時なのでご飯を食べることに。
チャイナタウンから歩いてほど近い所にあるマクスウェルフードセンターへ。
シンガポールにはホーカーセンターという安く食事ができるフードコートみたいな施設があちこちにあります。シンガポール料理と中華が主ですが、日本食まで揃っている所もあります。
このマクスウェルフードセンターもホーカーセンターの一種ですね。
物価が高いシンガポールでは一般的なレストランで食事をするといいお値段がするので、食事を安く済ませたい人にはホーカーが大活躍します。
かくいう僕も旅行中の食事はほとんどホーカーで済ませました笑
シンガポール料理といえば、チキンライスです。
というわけで、有名な天天海南鶏飯に来ました。
「Tian Tian Hainanese Chicken Rice」と読むらしい。
「海南鶏飯」がチキンライスの意味ですね。
チキンライスはもちろん様々な店で食べることができますが、ここはすごく人気です。
他の店は並んでいないのに、この店だけは行列でした。
20分ほど並んで、チキンライスを注文。
値段は5ドル(420円)でした。シンガポールにしては爆安。
特に豪華さやオシャレさはない東南アジアっぽい食事ですが、味は抜群。
ちなみに、皿に乗っているチリソースみたいなものはすごく辛いので注意。
この天天海南鶏飯はシンガポールのいろんな地域に店舗があるので、一度は行くことをオススメします。
腹ごしらえが済んだら、次なる観光スポットへ。
新加坡佛牙寺龍牙院
続いて、中華街の中心地にある巨大なお寺。
「新加坡佛牙寺龍牙院」という名称。読み方は…わかりません。
近隣にはこういった建物がないので、すごく目立ってます。
中国式の仏教寺院で、仏陀の歯を祀るために建てられたとのこと。シンガポールに滞在する仏教を信仰する人々がお参りにくる場所らしい。
立てられたのは2007年5月とのことで、かなり新しいお寺ですね。お寺というと、数百年前の建立というような話が多いので、21世紀に新規建立とは珍しい。確かに建造物自体はかなり綺麗です。
中に入ってみた。
入場には特にお金はかかりません。
中華系の人がいっぱい。
本堂内も写真撮影OKだった。
建物は4階建てで上層階には仏教の歴史博物館となってました。
説明は全部英語だったので軽く眺めただけですが、仏陀の誕生などいろんな仏像が飾られていてけっこう面白い。
写真はNGといわれたので、写真はなし。
スリ・マリアマン寺院
続いて、中華街にあるスリ・マリアマン寺院に。
こちらは先ほどのお寺とは違い、ヒンドゥー教の寺院ですね。
でも、なんで中華街にあるんだろ…。
ヒンドゥー教の女神であるマリアマンを祀った寺院です。
マリアマンは病気を治す力を持った女神とのこと。
入り口に日本語で書かれた説明がありました。
重厚な扉をくぐり中へ。
中は土足厳禁とのことで、入り口で靴を脱ぎます。
入場は無料でした。
こちらの寺院は全然人がいなかったですね。
ちょっとしなびた感があります。
ヒンドゥー教の神様の像があちこちに飾られています。
が、わりとつくりが雑。
神さまなのに雑に作って大丈夫なのか…。
チャイナタウンで見るべきものはみたので、駅に戻って次のエリアへ。
アラブストリート
続いて、アラブ系の人が集まるアラブストリート。
最寄り駅はBugisです。武吉士と書きます。
シンガポールの駅は英語と合わせて、必ず漢字が併記されてます。
ほとんど当て字レベルだけど…笑
中華街でけっこう歩いたので、Bugis駅近くにあったスタバで休憩。
この日は30度を超える気温だったので、かなり暑かったですね。
日本は一桁台の気温だったので、温度差がやばい…。
休憩を終えて、アラブストリートへ。
急にアラブ様式の街並みになりました。
頭をスカーフで覆うヒジャブを身につけた女性がたくさんいます。
お店もこういった民族衣装を売っている店が並んでます。
シンガポールに住むアラブ系の女性はこういうところで衣装を買うのかな。
アラブストリートにはムスリム向けのレストランがあちこちにあります。
いわゆるハラールというやつですね。
ムスリムは食事に関しての様々なルール(豚肉を食べてはいけない等)があり、そういったルールに則って食事を提供しているレストランです。
あと、なぜか日本食料理屋も数店舗ありました。
ムスリムの人に人気があるのだろうか。
サルタン・モスク
アラブストリートのシンボル的なものといえば、こちらのサルタンモスク。
お祈りの時間はかなりの人が集まるらしい。観光客もモスク内に入れます。
ただし、肌の露出が多い人は入り口で上着を借りる必要あり。
残念ながら僕がついた時間では既に観光客の入場受付は終了していました。
モスクの中に入ったことがないので、入ってみたかったな〜。
アラブストリートを見終えて、次なる目的地、インド人街へ移動します。
アラブストリートからインド人街は近いので徒歩で移動。
途中、マレーシア行きのバス停が。
このバスでは、マレーシアのジョホールバルという所に行けます。
マレーシアからシンガポールに出稼ぎにくる人が多いらしく、このバスで行き来しているみたいです。
リトルインディア
アラブ・ストリートから歩くこと15分、インド人街に到着。
リトルインディアと呼ばれています。
ちなみに、電車で行く場合は、小印度(Little India)という駅で降りればすぐです。
インド人街と呼ばれるだけあって、インド人が多い。
ここはシンガポールか?と思いたくなるくらい、たくさんのインド人がいます。
リトルインディアでは、写真のようなスマホ販売店がやたらあります。
値段を見たら、特段安いわけじゃなかったけど。
あと、なぜかジーンズがあちこちで売られています。
それもあってか、インド人のジーンズ着用率はかなり高い。
ムスタファーセンター
インド人街で有名なムスタファーセンターへ。
日本でいうと、超巨大なドンキホーテといったところでしょうか。
何でも売ってる巨大ショッピングセンターですね。
インド人街にはアラブストリートやチャイナタウンに比べて観光名所や建造物はないですが、このムスタファーセンターは来る価値あり。ありとあらゆる海外製品が安く大量に売っているので、見ていて面白いです。
人気のショッピングセンターなので、すごく混雑しています。
大きいバッグを持っている人は、盗難防止のために入店時にバッグの口を結束バンドで固定されます。
化粧品や生活用品はもちろんのこと、
カメラなどの電子機器、ブランド品の時計まで。
他にも文房具、スーツケース、食品、ゲームなど、ありとあらゆるものが売っていました。
店内の棚がギリギリ人が通過できる広さの感覚で置かれているので、かなり密集感があります。
値段もシンガポールの中心地が買うよりは幾分安いですね。
お土産を買うのにもオススメかも。
僕らも頼まれていたお土産を数点ここで購入しました。
オーチャードロード
リトルインディアを散策したあとはシンガポール中心地へ。
シンガポールの表参道?といわれるオーチャードロードです。
シンガポールは東京都23区くらいしか面積がない上に電車が充実しているので、さくっと移動できちゃいます。
さきほどまでいたインド人街とは雰囲気がガラッと変わります。
おしゃれなデパートや高級ホテルが並ぶエリアで、シンガポールのショッピング中心地といわれています。
ザ・シンガポールといえばこの辺ですね。
あの「秒速で〜」の与◯翼氏もこのオーチャードエリアに住んでいるとか。
通りには伊勢丹と高島屋が隣同士にありました。
日本で有名なデパートが隣に並んでいるのが不思議だ。
時間もいい時間なので、このエリアでちょっと豪華に夜ご飯を食べます。
といってもシンガポールはチキンライスくらいしか知らない。
そこで目に止まったのが…
ご存知、鼎泰豊(ディンタイフォン)。
小籠包で有名な台湾のお店ですね。
日本ではもちろん台湾でも行ったことがあるので正直「またココかよ感」はあったけど、他にいい店を見つけられなかった…。
20分ほど並んで、店内へ。
人気はシンガポールでも顕在で混雑してました。
シンガポールのあちこちに店舗があり、どの店舗も混んでいたのでかなりの人気ぶりですね。
例によって、有名な小籠包を食べる。
味は安定して美味しい。
小籠包や餃子、担々麺などを食べて、1人2000円くらい。
お酒なしで2000円なので、ホーカーよりは高くついたけど、まあ許容範囲です。
食べてまったりしているうちに夜に。
オーチャードエリアは高級感が溢れており、ネオンが綺麗。
夜は特に出回ることなく、この日はタクシーで宿へ帰還。
シンガポールはタクシーも初乗りが3ドル(252円)と良心的金額です。
深夜便のフライトで到着後に、朝からあちこち歩きまわって観光していたのでかなり疲れがたまりました。
翌日の観光に備えて早めの就寝。
一日中歩きまわって観光してましたが、ネット環境があるとどこでもGoogle Mapが見れるし、電車の乗換も調べられるので快適ですね。
2日目はシンガポールといえばココ!といわれるマリーナエリアを観光する予定です。
続きは下記の記事
3泊4日シンガポール旅行記(2日目) – マリーナベイサンズ〜ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
ガイドブックはあると良い!