1月29日夜〜2月2日までシンガポールに旅行してきました。
シンガポールは東南アジアの中でもかなり発展しており、高層ビル群や綺麗な夜景などのイメージがあります。
シンガポールといえば、皆さんご存知
マーライオンとマリーナベイサンズですね。
3つのタワーの上に備え立つ船とプール。
観光名所として名高いマーライオン。
いつかマリーナ・ベイ・サンズに泊まりたいなーと思っていたところ、ちょうど友人と海外旅行に行く話が出たので、マリーナベイサンズ目当てで行き先をシンガポールに決めました。
実はアジア圏で日本より物価が高いといわれている国に行くのは初めてだったりします。
ちなみに、日本は1月末現在で真冬ですがシンガポールは東南アジアなので常夏です。季節は雨季と乾季のみ。気温差にやられて風邪引きそう。
では、3泊4日となるシンガポール旅行記をお送りいたします。
目次
日本を出発!
シンガポールへのフライトは深夜便(23:45発)。
そのため、金曜夜に仕事を終えて退勤してから直接、羽田空港国際線ターミナルにやってきました。
航空会社はエアアジアです。例によってLCCです。
LCCの便で羽田発着って珍しいですね。LCCの国際線のほとんどが成田空港のターミナル2 or 3のイメージだったので。
シンガポール直行便ではなく、マレーシア(クアラルンプール)経由の便ですね。
トランジットが面倒ですが、往復で約36000円とかなり安く済みました。
フライトスケジュールは以下の通りです。
羽田発 23:45 〜 マレーシア 6:30着
マレーシア 8:30発 〜 シンガポール 9:35着
羽田空港の国際ターミナルは初めての利用です。
イルミネーションの装飾がすごく綺麗!成田にはこういう装飾はなかった気がする。
成田に比べるとちょっと狭いですが、買い物や食事エリアなどの施設も日本風の装飾が施されています。外国人の観光客にはこういった試みは嬉しいですね。
空港についたら、まずはチェックイン。
エアアジアのチェックインカウンターは”K”でした。
チェックインには長蛇の列が…。
僕らは事前にWebチェックインを済ませていたので、この列に並ぶことなく搭乗券を発券できました。だいたいの航空会社がWebチェックイン可能なので、搭乗の前日までに済ませておくと楽ですよ。
数分で手続きを済ませて、搭乗券を受け取りました。
エアアジアのデザインが施された搭乗券です。
搭乗券が2枚あります。
それぞれ「日本〜マレーシア」と「マレーシア〜シンガポール」のもの。
トランジットの場合はフライト数に合わせた枚数を受け取ります。
出発まで時間があるので、深夜便のフライトに備えて、シャワーを浴びに向かいます。
羽田空港の国際線ターミナルには誰でも利用できる有料シャワー施設があります。
場所は到着ロビーにあります。
出発ロビーから移動してシャワーを浴びに向かいます。深夜便は体にキツイですし、仕事終わりに直接空港に来ているのでシャワーを浴びてサッパリできてよかった。
料金は30分1080円(1ドリンク付)でした。
シャワー施設の利用については、別記事にてまとめましたのでご覧ください。
誰でも利用可能!羽田空港の国際線ターミナルには便利なシャワールームがある!
シャワーを浴びてスッキリした後はサービスのドリンクを飲んで、いざ出国手続きへ。
時間は21時を過ぎていますが、混雑していました。
日本には出国自動化手続きというものがあり、空港で事前に自動化の手続きをしておくことで手続イミグレーションを楽に通過できるようになります。
今回その受付をしておこうと思ってたのですが、20時までだったので手続きできず。
昼の便で空港に来た人は手続きしておくといいかも。
後日登録しました!登録方法についてまとめてみました。
空港の入国審査の自動化ゲートを登録したら快適すぎた!登録と利用方法を紹介する
荷物検査、イミグレーションを無事通過して日本を出国!
LCCでオプションの機内食を付けていないので、とりあえず腹ごしらえ。
制限エリアの中にあるフードコートへ。
ラーメン、うどん、そば、カレー、寿司など、ジャンルは豊富です。
ラーメン好きの私、迷わず六厘舎へ。
味玉つけめんをチョイス。
フードコートなので味が落ちるのかなと思ってたけど、特に問題なく美味い。
六厘舎といえば東京駅の地下ストリートにあるので有名ですが、いつも長蛇の列でなかなか食べることができないんですよね。空港なら回転率もよく、そこまで混雑していないので、数分の待ち時間で済みます。
つけめんを食べている間にボーディングタイムになってました。
搭乗ゲートである107Aに向かいます。
ゆっくり食べ過ぎたせいか、時間ギリギリの搭乗でした汗
便名はD7523便。搭乗率は90%程度。
日本人はほとんどいなかったですね。
中華、マレー系が70%、欧米系が25%、残りが日本人という感じでした。
LCCは液晶がなく映画やゲームなどのエンタメで時間を潰すことができません。
今回は事前に手持ちのタブレット(kindle)に映画をダウンロードしておきました。
Amazonプライムビデオを利用しているのですが、一部の映画を無料でダウンロードできるのでこういった時にすごく便利。
ちなみに、見ていた映画は007です。
Amazonプライムビデオは007も全作品見放題という素敵サービスです。
LCCでも機内で映画を見る方法について、詳しくは下記記事にてまとめました。
LCCなどの飛行機でも映画を見ながらフライトを快適に過ごす方法
マレーシアまでは6時間ほどのフライト。
映画を見つつ、うとうと寝て過ごし…
無事にマレーシアはクアラルンプール国際空港に到着です。
Kuala Lumpur International Airport、通称KLIAです。
マレーシアからシンガポールへ
というわけで、KLIAのターミナル2に到着。
せっかくなので出国手続きしてみようかと思ったのですが、
乗り換え時間が2時間しかないので、諦めることに。
トランジットで利用した場合でも出国できるので、乗り換え時間に余裕がある方はせっかくなので出国するものありです。ただ、クアラルンプール国際空港は市街地からけっこう離れているので観光は相当時間に余裕がないと厳しいかも…。
朝の6時ですが、免税店は営業してました。
特に購入するものはないんですけどね。
クアラルンプール国際空港ターミナル2のフライト表。
まさかの9割がエアアジアの便でした。
エアアジア専用のターミナルと思えるくらい。
エアアジアはマレーシアの巨大LCCなので、優遇されているんだろうか。
あまり時間はないので、空港のラウンジでまったりします。
プライオリティ・パスを持っていると入ることができます。シャワーもあり、軽食や飲み物がついています。こういった空港で待ち時間がある時に便利。
プライオリティ・パスは年会費399ドル(約46000円)とすごく高いです。
しかし、楽天プレミアムカードを持っていると無料で持つことができるんですね。
楽天プレミアムカードの年会費は1万円なので、実質1万円で所持できるという裏技です。
詳しくは下記記事にまとめてみました。
海外旅行好きには楽天プレミアムカードが本気でオススメ!プライオリティ・パスが無料で持てる!
ラウンジでまったりしていると、ボーディングタイムに。
搭乗者はさきほどのフライトと同じく、日本人はほとんどいませんでした。
AK705便です。
日本〜マレーシア便に比べて、機体は小さめ。
エアバスA320ですね。日本発の飛行機は長距離用のA330でした。
フライト時間は「8:30発〜9:35着」なので、実質1時間。東京〜北海道より近い。
深夜便の睡眠不足もあって、機内は爆睡。
気づいたらシンガポールに着いてました。
というわけで、シンガポールはチャンギ国際空港に到着!
到着はターミナル1でした。
チャンギ国際空港は世界有数のハブ空港ですね。
日本の成田空港や羽田空港と比べ物にならない広さがあり、施設も豪華です。
世界各国へと飛び立つ様々な飛行機がこの空港を経由しています。
ここでトランジットをして世界各国にフライトした人も多いはず。
シンガポールは中華系の人が多いためか、新年を祝うモニュメントが。
中国は旧正月(2月2週目くらい)なので、まさにこれから正月なんですね。
申年はわかるとしても、桃は何を表しているんだろう。
チャンギ国際空港には様々なエンターテイメント施設があります。
「THE SOCIAL TREE」という謎の筐体。
近くにあるこの端末から、写真を撮影すると、
木の上の液晶に自分の顔が表示されます。
Facebookにシェアすることもできるっぽいけど、やめておきました…笑
この他にもチャンギ国際空港には映画館、プールなどのエンタメ施設があります。
トランジットが多い空港だけに時間潰しのエンタメ施設は充実してるみたい。
空港内をしばし探索したいところですが、さっさとシンガポールへ入国します。
イミグレの手前で入国カードをもらって記入。
そういえば、飛行機内で配られなかったなー。
普通は飛行機内で事前に配られるはずなんだけど…。
シンガポール入国〜宿泊先まで移動
イミグレを抜けて、無事シンガポールに入国!
とりあえず、現地通貨と通信環境(インターネット)をここで整えます。
まずはお金ですね。
今回は両替ではなく、クレジットカードの海外キャッシングにしました。
海外キャッシングのほうが両替よりレートでオトクなので。
なにより日本から現金を持って行かなくていいのが楽ですね。
今回は、300シンガポールドルほど引き出しました。
1SGDが約84円(2016年1月末現在)なので、約25000円くらいでしょうか。
本記事では”1SGD=84円”で計算します。
続いて、現地のSIMカードを入手します。
現地SIMはSIMフリースマホを所持している人限定ですけどね。
売り場の場所がわからなかったので警備員に質問したら、両替所で売ってるとのこと。
それは気づかないわ…。
無事にSIMカードを入手。
SINGTELというシンガポールの通信会社の旅行者向けSIMカードです。
5日間100GBというプランで15ドル(1260円)でした。
100GBって容量がやばすぎる…。
日本の主要キャリアが月平均5GBなので1年間で60GB。
つまり、日本人が1年間に使う容量より多い…笑
通信速度をテストしてみた。
テスト場所がいいからなのか、下り54MBPS、上り21MBPSという爆速でした。
家の固定回線より早いんだけど…。
SIMフリースマホを持っていない人はポケットWIFIをレンタルしておきましょう。
ネット環境があると、旅行の快適さが全然違いますよ。
現地で地図を見たり、オススメのレストランを調べたりなどできますし。
海外用ポケットWIFIのレンタルならグローバルWIFIが最大手でオススメですね。
現地のお金と通信環境をゲットしたら、さっそくシンガポールの市街へ。
空港からシンガポール市内へはMRTと呼ばれる電車で移動するのが一番オトクです。
MRTはターミナル3から乗車できるので、まずはターミナル3へ移動します。
ターミナル間は空港専用のスカイトレインで移動できます。
看板の案内にしたがって、スカイトレインの乗車口へ向かいます。
こちらがターミナル3へ向かうスカイトレイン。
料金は無料でした。
数分でターミナル3に到着。
ターミナル3は2008年新設ということもあり、かなり綺麗です。
MRT乗り場は地下にありました。
エスカレーターを降りて、駅のホームへ。
乗車前に、専用のプリペイドカードを窓口で購入します。
日本でいうSUICAとかPASMOと同じものです。
シンガポール内の移動は基本的にMRTを利用することになります。
そのため、専用のプリペイドカードを購入しておくと便利です。
シンガポールではez Linkというらしい。
こちらが購入したez link。
まさかのリラックマデザインでした。
ちなみに購入時価格は12ドル(約1000円)でした。
初期チャージ額が7ドル、5ドルが購入手数料です。
日本と違い、カードは返却不可でお金は戻ってこないらしい。
なので、使い切れる金額をチャージするといいかも。
一応スーパーやコンビニでも利用できるらしい。
無事ez Linkを手に入れたら改札を通ります。
このへんはほとんど日本と同じですね。
シンガポールのMRTは東京メトロと同様に色分けされており、各駅に番号が振られています。
一応各色ごとに路線の名前がありますが覚えられないので、色で判別してました。
きっと日本に観光にきた外国人も、東京メトロの路線は色で判別してるんだろうなー。
数分で電車が来て、乗車へ。
まずは宿泊先の最寄り駅のTiong Bahru駅へ向かいます。
“チョンバル”と読むらしい。
電車内はけっこう混雑してました。
ちなみに、シンガポールの電車は喫煙はもちろん、飲食も禁止です。
暑さにやられて軽く水分補給をするのもNGらしい。
飲食しているところを見つかると罰金(500ドル)を取られます。
1度途中駅で乗り換えしつつ、30分ほどで最寄り駅に到着。
GoogleMapで電車を調べると日本にいる時と同じように乗り換え場所を提示してくれるのでこういったときにかなり便利です。
気温は34度。
日本は一桁の気温だったので、かなり暑い…。
ところにより雨になってますが、びっくりするくらい晴れてました。
雨季なので雨表示になっているだけで、天気予報はほぼ意味をなさないらしい。
こちらが今回宿泊するタワーマンション。
1日目の宿泊はAirbnbで予約しました。
日本円で11000円程度(1人3700円)でした。
施設は2LDKのマンションでしたね。
シンガポールは宿がすごく高いので、ゲストハウスと同じ値段でタワーマンションに宿泊できるのはオトクです。
部屋は3人部屋でした。
部屋にスーツケースなどの荷物を置き、
財布やスマホなどの必要最低のものだけを小さいカバンに詰め替えます。
準備ができたら、いざ観光へ!
いざシンガポール観光へ
荷物を置いて準備完了。さっそく初日の観光へ!
と思ったのですが、例によって日本出発から到着までだいぶ長い記事になってしまったので、やむなく次の記事に。
続きは下記の記事
3泊4日シンガポール旅行記(1日目)後編 – 中華街〜アラブストリート〜リトルインディア
ガイドブックはあると良い!