こんにちは、ねづ(nzakr)です。
現在カナダはバンクーバーにて英語学習のための留学しています。
通っている学校はLangara Collegeという学校です。
一般的な語学学校とは違い、ランガラカレッジはバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の公立カレッジです。
こちらの英語学習プログラムであるLEAPに通っています。
州立カレッジですが、英語を学ぶという点では普通の語学学校と同じです。
LEAPに関する詳しい紹介は下記記事をお読みください↓↓
Langara CollegeのLEAPプログラムに通い始めました!語学学校との授業内容、費用の違い
今回は、このLEAPに入学した後に行われるプレイスメントテスト(クラス分けテスト)やオリエンテーションの内容についてまとめてみました。
目次
オリエンテーション
入学当初は3日間かけて、オリエンテーションが行われました。
オリエンテーションでは、プレイスメントテスト、LEAPの仕組み、カナダ、バンクーバーの生活についてなどの説明があります。
オリエンテーションに3日間とか盛り込みすぎじゃない?と思いましたが、フルタイムではなく、3日間ともまさかの午前中のみ。
正直詰め込めば1日で消化できちゃうような内容でしたが、これを3日間に分けてやるあたり、カナダの国民性が出てる気がする。日本だったら、1日or1日半で済ませてるだろうなー。
このオリエンテーションのため、入学日は水曜日になっています。
水曜〜金曜でオリエンテーションを行い、翌週の月曜から授業がスタートするという流れです。
ちなみに、日程と内容は以下の通りでした。
1日目 : プレイスメントテスト
初日はプレイスメントテストでした。
LEAPにはレベル1〜8までのクラスがあります。
それぞれ「LEAP1、LEAP2…LEAP8」という形で呼ばれています。
このテストにて、翌週からのクラスが正式に決定します。
ちなみに、1セッション(7週間)の間はクラスが変わらないので、最初のクラス(レベル)がどこになるか、はけっこう重要です。
一般的な語学学校の場合は、2週間ごとに簡易的なレベルチェックテストがあり、クラス替えが頻繁にあるらしい。
なお、初日はテストのみでした。
詳しいテストの内容については後述します。
2日目 : カナダの生活について、カナダの健康保険申込手続き
カナダには甘くて美味しいスイーツが多いよ!という話
2日目からようやくオリエンテーション。
大講義室みたいなところに集まり、まずはカナダでの生活に関するお話。
カナダの基本情報(首都、人口、首相)から、バンクーバーの物価、交通機関の話、スーパーなどの日常生活に関する話まで、詳しく説明されました。
その後は、健康保険の手続き。
バンクーバーが属するBC州の保険(MSP)に加入する場合の説明があります。すでにエージェントを通して日本やカナダの保険に入っている人は聞かなくてOKでした。
3日目 : LEAPの説明、キャンパスツアー、クラス発表
オリエンテーションの時、LEAPの説明とかバンクーバーでの生活の話
最終日はまずはLEAPの説明。
LEAPを通して英語学習で達成できることをはじめ、レベルごとの目標の概要から、宿題の量や効率よく勉強するための方法など。
「毎日3時間、週合計20時間を目安にした宿題の量が出るよ!」というアナウンスもありました。
説明の後はランガラカレッジ内のキャンパスツアーと称して学校内を見て回ります。
全てが終わった後に、ようやくクラス発表。
プレイスメントテスト
テストを受ける前に撮ってみた
さて、気になるプレイスメントテストについて。
LEAP入学を検討している方は入学テストの形式が気になるはず。
テストはライティング、リーディング、スピーキングの3つでした。
リスニングのテストはなかったですね。
それぞれの形式ごとに見ていきます。
リーディング
試験時間は30分。その時間で4つの文章を読みます。
文章の長さは600〜700wordsくらいだと思います。数えたわけじゃないので体感。
レベル的にはTOEICよりは簡単だと思います。いわゆる難関私大レベル?かな。
問題は全て選択形式(いわゆるマークシート)。
1つの文章につき10問で、1問あたりの選択肢は4-5つです。
問題の内容にひっかけとかはなく非常に素直なので、文章をちゃんと読めていれば問題なく回答できるかと思います。
テスト前に、全部読めなくても大丈夫、正確性を重視しているので、時間内に解き終わらなくても、適当にマークすることは辞めてね(いわゆる塗り絵)という話が試験監督からお達しがあります。
30分(1,800秒)で40問なので、1問あたりに使える時間は45秒。
TOEICの長文は1問1分(目安)なので、それ以上のスピードで読まないと最後まで解き終わらないことを考えると、もともと全問解答は厳しいように設定されているのかと。
実際、僕は3つ目の文章の途中までしか解けませんでした。
ライティング
リーディングの次はライティング。こちらも時間は30分。
お題は「what is the qualities of a good teacher ?」でした。
日本語訳すると、「あなたの考える、いい先生の条件とは何ですか?」ですね。
書いた内容や文章の長さよりは、パラグラフの構成やセンテンスの作り方などの“英文ライティングのルールに従っているかどうか”という点が見られている気がします。
いわゆるアカデミックライティングのルールですね。
LEAPの授業で嫌というほど習うやつ。
カナダに来る前にチラっと読んだ英文ライティングの参考書をもとに、見よう見まねで書いた覚えがあります。
その時読んだ本はこちら↓↓
スピーキング
最後にスピーキングテスト。テストは3〜4人1組で行われました。
僕のときは、ベトナム人、韓国人、中国人と一緒でした。国籍はかぶらないように調整されていると思います。
最初は自己紹介から始まり、好きな食べ物や趣味などのスモールトークをします。
その後、少し真面目なテーマになります。いくつかテーマがあるみたいで、試験官からそのうち一つをランダムに選ばれます。
僕のときは、「自分の国の環境問題について」というテーマだったかな。
テストの雰囲気的には、1人ずつ順番に話していく流れでしたが、人の話に相槌や質問するのもオッケーな空気感で、けっこう盛り上がった記憶があります。
時間は覚えていないけど、たしか30分だった気がする。
3日間のオリエンテーションの最後にクラス(レベル)が発表される
試験はオリエンテーション初日ですが、クラス発表は最終日の3日目になります。
LEAP1〜8のうち、僕は LEAP5 でした。
基本はLEAP2〜4スタートらしいので、テストの出来は上々だったみたい。
ちなみに、入学申込み手続きの時にIELTSやTOEFLのスコアを記入する欄がありますが、こちらのスコアはあまりクラス分けの指標に換算されないみたいです。 ランガラのLEAPに申し込んだ際、エージェントのスタッフの方から 無事にその目標が達成できたので、クラス分けの結果には満足。 事前にフィリピン留学したおかげでLEAP5になったのは間違いないです。 ちなみに、授業が始まった最初の頃は、 LEAP5を最初の1ヶ月時の感想は別途記事にしています。 最初のセッションのLEAP5についてレポートしました! 次セッションのLEAP6も修了したので、レポートしました! LEAPの仕組みについての詳しい紹介はこちら↓↓ でわでわ。
テストの帰り際に一緒になった日本人はIELTS6.0を持っているのに、LEAP4からのスタートだったので。
まとめ
「4以上でスタートできるのが理想」というふうに言われていました。
3以下は文法が授業に入っているなど、LEAPじゃなくても学習できることがカリキュラムに含まれていて、時間、金額的にもったいないということらしい。
ただ、個人的に、テストはあまりいい出来ではなかったんだけど…。
特にスピーキングテストは完全にフィリピンのおかげだったと思う。
もっと下からスタートしたほうがよかったのでは…
なんて考えたりもしてました。
今となっては、5から始まって本当によかったと思いますけどね。
興味ある方はぜひお読みいただければと。
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はじめまして。
8月末からランガラカレッジでLEAPプログラムを受講予定の者です。
プレイスメントテストについてなのですが、どのような対策をすれば良いでしょうか? -
コメントが遅くなってしまいすいません...。
8月末から受講ということは、既にテスト受けられていますよね...汗
(おそらく水曜日の昨日かな?)
対策はしなくて大丈夫です。実際、専用の教材があるわけではないので対策は難しいですねー。
キャンパスでお会いしましょうー!笑