こんにちは、ねづ(nzakr)です。
6月の中旬にフィリピンはセブ島での留学生活を終えて、1週間の日本での準備期間を終えて、ついにカナダ留学(バンクーバー留学)がはじまりました。
バンクーバーにて既に1ヶ月が経ち、ようやく生活が落ち着いてきました。
約1ヶ月間もの間ブログ書いてなかったという驚き…。
これからカナダ留学のことも徐々にブログで綴っていきます!
まだフィリピン留学のネタも書いてないので、それも合わせて書かないと..。
というわけで、まずは僕がカナダ(バンクーバー)で通っている語学学校について。
Langara CollegeのLEAPプログラムを紹介します!
目次
Langara College(ランガラカレッジ)とは
学校の風景。日本の大学並に広い敷地がある。
Langara Collegeとは、カナダはバンクーバーにある州立のカレッジです。
ランガラカレッジと読みます。
カレッジは日本でいう短大みたいなものです。2年生の学校で、卒業するとカナダ国内や海外の大学に3年次編入で進学ための権利を得ることができる学校です。
日本の大学と同じように、経済、政治、文学、教育、国際関係、化学、歴史などを学ぶことができます。
このカレッジという制度は日本には馴染みがない仕組みですが、カナダ、アメリカではカレッジを経由して大学に編入するというのが一般的で、特にカナダ国外の学生がカナダの大学に進学する際は、このルートがメジャーらしい。
ランガラカレッジの卒業生はUBC(バンクーバーで一番有名な大学、東大よりも大学ランキングが上です)をはじめ、カナダ国内や海外の有名大学の進学実績が豊富とのこと。
ようするに、ランガラは英語を学ぶための語学学校(ESL)ではありません。
とはいえ、僕がランガラカレッジで大学生のような講義を受けているわけではなく(残念ながらそんな英語力はない泣)、LEAPという英語学習コースをとっています。
LEAPプログラムとは
そのランガラカレッジが用意している英語学習コースがLEAPプログラム。
LEAPとはLangara English for Academic Purposesの略称です。
「ランガラカレッジや海外の大学に進学したいけど、そのために必要な英語力がない」という人向けに、カレッジや大学の授業や課題についていくための英語スキルを身に付けさせるためのコースです。
ポイントとしては、ただの英語力(英会話とか)ではなく、
いわゆるアカデミックイングリッシュにフォーカスしているところです。
授業を受けてみても、英語文献の読み方、エッセイの書き方(これ一番メイン)、ノートのとり方、プレゼン、ディスカッションなどが中心となり、いわゆるカンバセーションの練習、文法の講義といったものはほぼないです。※レベルによる
7週間1セッションの仕組み
ちなみに、LEAPは7週間を1セッションとしており、1年に6回入学日があります。
僕は2017年6月21日のセッションからスタートしました。
他の語学学校のように途中から人が入れ替わるようなことはなく、1セッション(7週間)の間はクラスメイトが変わることはほぼありません。もちろん途中でドロップアウトする人がいたりすることもあるけど。
授業料金
1セッションの料金は2,988カナダドルでした。
日本円換算すると、約30万円ですね。
7週間で30万円なので、1週間あたり約4.2万円。
一般的な語学学校よりは高めの価格設定です。ちなみに、最初に申し込む時は2セッションからの受付という条件がありました。
一般的なESLではなくLangaraのLEAPを選んだ理由
さて、僕がそんなLEAPを選んだ理由についてです。
一番大きな要素は「英語をしっかりかつ厳しく学びたい」ということですね。
“しっかり”って何やねんという漠然としたワードですが、ランガラのLEAPはバンクーバーの中でも”厳しくて大変”と有名であり、また、大学進学を視野に入れているので、カリキュラムがかなりしっかりしていると言われています。
僕の性格上、厳しい環境でないとダラダラ過ごしてしまいそうだったので、あえて厳しめのところにしました。バンクーバーの私立の語学学校、特にこの夏の時期はクラスの7〜8割が日本人ということが普通にありるんですよね。
また、せっかく学校に通う以上は、英語を話す練習(いわゆるカンバセーション)より、学校でしか学べないことにフォーカスしたいという感じです。
厳しいという環境面
なんといっても宿題の量ですね。
LEAPは宿題が多くて大変というのは有名らしいですが、事実でした笑
学校を決めた段階でも覚悟してましたが、実際にかなりの量が出ます。1日3〜5時間分くらいですね。実際に宿題をやらないと、授業についていけなくなるし、先生も宿題を忘れた人をサポートしてくれるわけではないので、必須です。
厳しい環境ですが、本気で英語学習したかったので、ちょうどいいかなと。
普通の語学学校だと宿題もあまりなく、やってこなくてもまあ何とかなっちゃったり、アクティビティが中心だったりして、ただ楽しく英語を話すならいいですが、学習となるとちょっと違うのかなーと思ってました。
ちなみに、Langaraにはアクティビティはほぼありません。
月に1〜2回、LEAP以外のカレッジ生も含めたイベントがいくつかあり、それに参加することはできます。
カリキュラム面
実際、カリキュラムはかなりしっかりしていると思います。
同じことを何度も繰り返し学習するし、教材、先生の教え方(もちろん先生によると思うけど)を見ても、今のところ満足度はかなり高いです。
アカデミックにフォーカスしている故、ライティングやリーディングか中心ですが、英語ってただ話す練習していればいいっていうものでもないし、非ネイティブの人がライティングを自分で勉強するの厳しいので、ちょうどいい機会かなと。
また、頻繁にクラスメイトとディスカッションさせられるので、スピーキングの練習という点では十分満たせています。
僕は特にカナダ国内のカレッジ進学は考えていないのですが、単なる英語学習の学校としても価値はかなりあるかと思います。
僕のように、カレッジには行かないけど、英語学習の手段としてLEAPに通っている人もけっこういます。割合としては、カレッジ進学を視野に入れている人が7割、僕のようなタイプが3割といった印象。
レベルについて
プレイスメントテスト(クラス分け)の結果発表の掲示版
LEAPにはレベル1〜8まであり、初日のテストでレベルが決まります。
また、1セッション毎にテスト、出席、課題などを総合的に考慮されて、レベルが上がるかどうかを判定されます。
ちなみに、僕はLEAP5からスタートしました。
LEAP5では、エッセイの書き方、リーディングの読み方、プレゼンが中心となり、一般的な語学学校で主に教えている文法や発音は授業では扱いません。(もちろん先生に聞けば教えてくれます)
知人によると、LEAP1〜2は文法、発音なども授業でしっかり習うらしい。
授業内容など通い始めてから実際にどうか
さて、実際に通い始めた感想としては、キツイの一言です。
この記事を書いている段階で実際に3週目なのですが、本当に宿題は多いです。LEAP公式のアナウンスで、毎日2〜3時間分、すなわち1週間合計で20時間分の宿題が出ますと言われます。
ですが、まあ2〜3時間で終わることはなく、日によっては宿題に4〜5時間くらいかかることもあります。
最初は先生の話すスピードについていけなくて、聞き取れなくて焦りました。最近は慣れてきた気がするけど。まあ、別に今もちゃんと聞き取れているかというとかなり怪しい…。
来週でちょうど1ヶ月(4週間)で折り返しなので、詳しい感想は別記事で「LEAPに通い始めて1ヶ月(4週間)経った感想」としてレポートしようかと思います。
というわけで、LangaraのLEAPプログラムの紹介、選んだ理由、簡単な感想をざっとまとめてみました。
バンクーバーでの生活もまだ始まったばかりなので、英語の伸びはあまり実感できていないし、付いていくのに必死ですが、留学が終わるころには実感できるよう頑張りたい。
最初のセッション(LEAP5)が修了したので、振り返ってみました!
【Langara LEAP】LEAP5が終了したので、実際のスコアや英語力の伸びについてまとめてみた
次セッションのLEAP6も修了しました!
【Langara LEAP】LEAP6終了!学習内容と最終スコア、LEAP5との違いについて
カナダ留学についての概要をまとめた本↓↓