こんにちは、ねづ(nzakr)です。
海外旅行や海外出張の際、スマホのインターネット回線どうしていますか?
かつては、多くの方がポケットWIFIなどをレンタルしてインターネット環境を確保していたかと思います。
最近では主要3キャリアでもSIMフリー化ができるようになったことで、現地でSIMカードを買って現地のネット環境を利用する方も増えてきました。
ただ、思うんですよ。
「毎回空港でSIMカードを買うの、面倒じゃないですか?」
東南アジア、ヨーロッパなどで複数ヶ国を行き来する場合など、毎回SIMを買うとお金も勿体ないですし。
手間に加えて、飛行機が着陸して空港に着き、SIMカード買うまでは利用できないんです。このタイムラグは、インターネット中毒の僕にとっては過酷です。
そんな方に朗報、
たった1枚のSIMで世界中の現地のインターネットが使える「AIRSIM(エアシム)」
というSIMカードが登場しました。
目次
AIRSIMとは?世界中で利用できる最強のSIMカード!
AIRSIMとは、香港のMVMO会社である「信京電訊(Shinetown Telecom)」が提供するSIMカードのサービスです。
最近では日本でもMVMOが一般的になってきましたが、香港ではMVMOサービスをさらに進化しています。その一つがこのAIRSIMのような全世界で使える仕組みです。
Travel with one SIM for your local data
– 1つのSIMで旅しよう
というキャッチフレーズ通り、世界100ヶ国以上で利用できるようになっています。
なんで香港のSIMなのに、世界中で使えるの?
このAIRSIMは香港のSIMカードなので、
本来であれば香港のネットワークでしか利用できないはずです。
ですが、このAIRSIMでは“国際ローミング”を仕組みを使って、世界中のネットワークを利用できるようにしています。
「ローミング」という単語はなんとなく聞いたことがあるかもしれません。
簡単にいうと、現地の携帯電話会社が提携している海外の携帯電話会社のネットワークを利用する仕組みですね。
もちろん、日本のドコモやソフトバンクなどでも海外ローミングサービスを提供しています。
ただ、べらぼうに値段が高いんです。海外に行ったことがある人などは「ローミングはオフにしておけ」といったアドバイスを聞いたことがあるかもしれません。
一方、AIRSIMではその国際ローミングを非常に安い値段で提供しているわけです。
実際にどこの国で使えるの?
現在では、104の国、地域で利用できます。
具体的に国名をリストアップしてみました。
日本、中国、台湾、韓国、タイ、シンガポール、マカオ、香港、マレーシア、グアム、サイパン、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、ベトナム、フィリピン、エジプト、イラン、イラク、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、インド、ミャンマー、イスラエル、カンボジア、ラオス、ネパール、パキスタン、スリランカ、アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、アルバニア、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ジョージア、ドイツ、ジブラルタル、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マケドニア、マルタ、モンテネグロ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、ウクライナ、イギリス、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、プエルトリコ、ガーナ、南アフリカ、フランス領ギアナ、グアドループ、マルティニーク島、マヨット、レユニオン
数が多くていまいちピンと来ないかもですが、
海外旅行でいくような主要な国では問題なく利用できます。
国によって、4G/LTE回線ではなく3G回線での接続のこともあります。
ちなみに、中国でも利用できます。
中国はグレートファイアウォールというシステムによって、海外の主要なWebサイトにアクセスできないよう中国政府が制限をかけています。
そのため、Twitter、Facebook、LINEなどの主要SNSはもちろん、Google系のサービスも使うことができません。
ですが、
AIRSIMは香港のSIMなので、中国国内の利用制限を受けずに利用できます。
僕自身は中国でAIRSIMを使ったことはありませんが、1月にハルビンに行く予定なので、その際に実際に利用してみたいと思います。
料金体系はどうなってるの?
料金システムですが、1日から利用することができます。
購入方法は後ほど紹介しますが、専用のアプリからネットワークを使いたい国を選択して、1日単位で利用券を購入することができます。
料金は国により異なりますが、
1日あたり 1.5〜3ドル
くらいが相場ですね。
24時間プラン、3日プラン、9日プランなど、短期滞在からはもちろん、中長期滞在の方向けのプランもあります。日数が多いほど1日あたりの料金が安くなります。
AIRISMはどこで購入できるの?
さて、そんなAIRSIMですが、
なんと日本のAmazonで購入することができます。
値段は1,480円となっています。
ただ、10ドル(約1,100円)分のチャージ付きなので、
SIMカード本体の料金は380円です。
※1ドル=110円で計算
以前は海外のAmazon等でしか購入できなかったのですが、日本のAmazonでサクっと買えるようになったのは非常に楽です。
なにより、値段も非常に安価なのは嬉しい。
実際にAIRSIMをAmazonで買ってみた!
ということで、実際にAmazonで買ってみました。
封筒に入った状態でゆうパケットで自宅のポストに届きます。
購入後2日くらいで届きました。
中にはAIRSIMの本体がビニールケースに包まれた状態で入ってます。
パッケージの裏面にには、日本語マニュアルのURLがありました。
内容物は全部でこんな感じ。
- ・SIMカード本体
- ・ビニールケース(日本語マニュアル付)
- ・説明書(英語と中国語)
- ・SIMピン
SIMカードはnanoSIM、microSIM、standardSIM、どのサイズでも利用できるようになっていました。最近だとほとんどnanoSIMのような気がしますけどね。
また、SIMピンが付いてくるのが地味に嬉しい。
名前の通り、SIMピンを抜き差しするためのピンですね。
海外行く時はこのビニールケースに入れた状態で持参しています。
説明書の裏面に、専用アプリのQRコードがあります。
この専用アプリを使って設定するので、必ず落としておきましょう。
AIRSIM購入後の初回設定について
AIRSIMを購入した後は、専用アプリから初期設定を行います。
さきほど紹介した↑のアプリをダウンロードしておきます。
初期設定は非常にカンタンで、
1.SIMカードのシリアルナンバー(ICCID)を登録する
2.電話番号とメールアドレスを登録する
だけです。
アプリを起動すると、ICCIDを入れる画面になります。
このIDは、SIMカードのパッケージに記載されています。
ICCIDは下のバーコードと併記された番号です。
または、アプリの入力欄にあるカメラアイコンを押すと、カメラで自動入力してくれるので、そちらでもOKです。
また、右上のActication Codeも次に使います。
続いて、
- ・Actication Code
- ・Email(メールアドレス)
- ・Country(国番号)
- ・Contact(電話番号)
を入力します。
Actication Codeはさきほど説明したパッケージの右上の数字ですね。
たったこれだけで、初期設定が完了します。
このアプリから、お金をチャージして、実際に使う国の利用プランを購入するという操作を行うことになります。
実際にシンガポールにて使ってみた時のレビューは別記事にてレポートしました!
AIRSIM(エアシム)1枚で海外旅行のインターネット環境が快適になる!
実際にシンガポール、ベトナムの2ヶ国で利用したのですが、
現地でSIMカードを購入する手間もないですし、1日単位からアクティベートできたので、無駄なく利用できました。
なにより、事前にプランを購入しておくだけで、
飛行機が現地に着陸した瞬間から利用できるようになります。
もうこれが本当に快適でした。
もちろん、AIRSIMの利用にはSIMフリーのスマホが必須です。
今やどのキャリアでもSIMロック解除(SIMフリー化)できるようになったので、事前に必ずやっておきましょう。
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