2015年1月8日〜11日までの間、3泊4日で台湾に一人旅してきました。
一人旅旅行なので全日を旅行記としてレポートしてみました。
前回の記事
台湾へ一人旅してきた旅行記(1日目)前編 – 日本出発〜桃園空港到着〜鼎泰豊
今回は鼎泰豊で昼食を食べた後の台北市内の観光レポートです。
どうぞお読み下さい。
目次
国父紀念館
鼎泰豊で昼食を食べ、かなりお腹がいっぱいです。
小休憩も軽くして、時間に活用するためさっそく観光をスタートしていきます。
せっかくの海外ですからね。
まずは国父紀念館に行きます。
国父紀念館は、今いる忠孝復興駅から板南線で2駅です。
駅名は国父紀念館駅。そのまんまなのでわかりやすい。
こちらは中山公園。
国父紀念館は中山公園の中にあります。
中山公園は太極拳スポットとして有名とのこと。朝早く行くとたくさんの台湾人がここで太極拳をやっているらしいです。東京の代々木公園では朝ヨガをやっている人がいるので、それと同じことか。
国父紀念館とは中国近代化革命の父と言われる孫文を讃えて建てられた建物です。
孫文は中学、高校の歴史の授業で辛亥革命の項目らへんで出てきたことくらいしか覚えてないですけどね。
ここに最初に理由は、衛兵交代の式をみるためです。
国父紀念館の中央に孫文の銅像があるのですが、それを守る徴兵の交代式というものがあります。1時間おきの00分のタイミンクで交代するらしい。
若干遅れて衛兵交代の観覧に参戦。
めっちゃ人がいます。後ろの方から見てました。みんなカメラ構えてる。
写真だと雰囲気は伝わりにくいのですが、かなり威厳のある式でした。
動画で撮っておけばよかったといまさら後悔。
台湾旅行の際はぜひ見てみることをオススメ。
ちなみに、観覧するだけなら特にお金はかかりません。
交代した徴兵の方。
1時間後の次の交代までこの体勢のまま待機。
微動だにしません。これかなり辛いだろうな。
自分には無理だなー。
そして、こちらが中央に鎮座する孫文の銅像です。
写真でみると小さく見えるけど、かなり大きいです。
中もいろいろと観覧できますが、徴兵交代が見れて満足したので、次の場所へ。
台北101
続いて向かったのは台北101という超高層タワーです。
写真は台北101タワーの入り口。
さきほどの国父紀念館駅から再びMRTを乗り継いで、台北101の最寄り駅「台北101/世貿駅」まで行きます。この駅は淡水線の端っこにあります。
こちらが台北101の外観。
うーむ、でかい!!
台北101は509.2mもあります。
2004年に建てられたのですが、当時は世界一の高さを誇る建物だったらしいです。今は2007年7月に建てられたドバイのブルジュ・ハリファが828mで1位です。
828mってやばいな。
スカイツリーの方が高さ的には高いんだけど、こっちのほうがビルの太さがあるので大きく見える。
台北101内のショッピングモール。
かなりオシャレ。
高級ブランドのショップが多いですね。
目的は展望台なので、特に探索することもせず。
展望台行きのエレベーターの列。
けっこう並んでる。
台湾人はもちろん、欧米、中国、韓国、日本など様々な国の人がいました。
そんなに時間はかからなそうなので、チケット購入へ。
無事チケットをゲットしました。
入場料は500元(=2000円)です。
けっこう高い。日本のスカイツリーも2000円だった気がする。
チケットと一緒に台北101内にある一部ショップの割引券をもらえます。
使わなかったけど。
15〜20分ほど並んでついにエレベーターへ。
ギネス記録エレベーターらしいですね。
時速換算で時速60.6kmとのこと。早い。
89階の展望フロア(地上382.2m)まで39秒で到達するらしい。
メーカーはなんと日本の東芝です。
エレベーターに乗ること39秒、無事展望フロアに到着。
さっそく景色を…
うん、普通!
普通って言ってしまうと失礼なんですが、普通でした。
台湾が一望できるんですが、台北は日本と町並みがあまり変わらないせいか、そんなに凄さを感じなかったんですよね。夜に来ればまた違った景色が拝めるのかな。
“床が透明のガラス”ではなく、床が鏡面に鏡になっているエリア。
面白くて自撮りしてみた。
でも、これ高さ関係ないような…。
台北101の唯一のすごいポイントは屋外展望エリアがあること。
ただ、鉄柵が張り巡らされていて、写真にあるような100円で利用できるよくある双眼鏡を使わないとほとんど外の景色を見れません。無念…。
日本でも東京タワー、スカイツリー、サンシャイン、六本木ヒルズなど、ひと通りの展望台は見てきた経験があるので、なんか感動という感動もあまりなかったなぁ。
まあ、“台北101に登った!”という事実が大切なので、これはこれでOK。
さくっと鑑賞して、次の場所へ。
龍山寺
続いて向かったのは龍山寺(ロンシャンスー)。
龍山寺は台北で一番古い寺院らしく、創建270年ほど。
台北旅行のガイドブックを観ると必ず掲載されています。
またまたMTRに乗って、龍山寺駅に向かいます。
有名な観光地はその名前がついた最寄り駅があるので、わかりやすい。
駅から数分歩いて、無事到着!
入り口に電子アナウンスが。
台北で一番古い寺院も時代の潮流に乗って進化しているようです。
こちらが本殿。敷地内はそこまで広くはありません。
そのため、内部はけっこう混雑しています。
観光客はもちろん、熱心に信仰している市民の方もたくさんいます。
この龍山寺には、独特の参拝方法があるので、体験してみました。
入り口のところで、こちらの長い線香を購入。
全部で7本あります。金額は10元(=40円)。
購入後、この線香7本全部に火を付けます。
こんな感じの香炉(線香をいれる所)が7つほどあります。
それぞれの香炉に意味があり、叶えてくれる願いが異なります。
全ての香炉に順番にお祈りします。
お祈りのやり方も独特。
- 1) 線香を両手で顔の前に持つ
- 2) 自己紹介(名前、生年月日、住んでいる所)を言う
- 3) 三回頭を下げる
- 4) 線香1本を香炉に入れる
という流れ。
線香を購入したときに台湾人のおっちゃんがカタコトの日本語で教えてくれました。
ひと通り参拝が終わった後、おみくじを引いてみました。
うん、全然読めない笑
ぼーっとおみくじを眺めていると、さっきのカタコトのおっちゃんが
「サイコウ!あなたサイコウ!」
と教えてくれました。
どうやら日本でいうところの大吉らしい。
「第六十七首上上」が「67番のくじで大吉」を意味するとのこと。
一応ちゃんとした意味を教えてくれるところがあるのですが、中国語なので、理解できないと思って行きませんでした。まあ、大吉?だったので、よししよう。
参拝が終わって龍山寺を出ると、すっかり暗くなってました。
動きまわって腹も減ったので、台湾名物の夜市へ!
士林夜市
台湾といえば市場、夜市です!
というわけで、一番有名であろう士林夜市に来ました。
士林夜市以外にもたくさんの夜市があるんですが、初回なので無難に。
士林夜市は剣潭駅(けんたん)にあります。
この士林夜市は地下街が有名なので、さっそく地下へ。
地下街はかなりの人がいます。
観光客はもちろん、現地の人も。
肉、魚、野菜、果物、なんでも売ってます。
カニの丸揚げ。
2匹で150元(600円)。
このカニはいろんなところで見たんですけど、有名なんだろうか。
オープンキッチンの飲食店もあります。
ここで、肉野菜炒めみたいなものを食べました。たしか100元(400円)。
写真を撮り忘れたのが不覚。
ご飯と肉野菜で400円ですが、かなりのボリュームがあってお得です。
美味しかったんですが、地下街は臭豆腐の臭いが充満してるので苦手な人は辛いかも。臭豆腐は台湾名物の食べ物でかなり臭いです。
食べ終わったら外に出て、出口近辺にあったかき氷屋さんへ。
冬でもちゃんと営業してます。
台湾名物の1つである、マンゴーかき氷。
こちらもたしか100元(=400円)ほど。
かき氷にしてはちょっと高いですが、味は文句なし。
氷がミルクベースになっており、絶品でした。
台湾は日本より温かいといえど冬なのでそこそこ寒いんですが、名物は食べなければ…ということでいただきました。確かに寒かったし季節外れ感あったけど、ほんとに美味しかったので満足。
食後は夜市の外を散策。
かなりたくさんの人。夜市はほんとに混んでます。
日本でも知られているブランドのお店から、格安のお店までなんでも揃ってます。
食事も日本食から現地の食事まで様々。
こういった空気が好きならかなり楽しめます。
人通りがやばいのに、道で洋服を売る行商人も。
みんな踏みそうになってたなー笑
ひと通り探索し終えた頃にはもう夜の11時近く。
さすがに疲れたので、宿に戻ることに。
台北駅まで帰ります。
帰り道これまた台湾名物のタピオカミルクティーを購入。
もちもちのタピオカがたまらなく美味しい。
台北市内を歩きまわった一日だった
朝7時半の飛行機で家を出てから今まで台北市内を動き回るとい初日からかなりハードな旅行になりました。おかげで相当疲れました。
しかし、一日目からかなり充実した観光ができたので満足。
あちこち動き回ったけど、SIMフリー携帯×現地のSIMカードの組み合わせがあったので、迷うことなく観光ができました。
2日目はフィリピン留学で仲良くなった台湾人の友達の案内で九份に行く予定です。
続きはこちら
台湾へ一人旅してきた旅行記(2日目) – 九份〜十份〜ナイトクラブMyst
台湾旅行記の全記事
台湾へ一人旅してきた旅行記(1日目)前編 – 日本出発〜桃園空港到着〜鼎泰豊
台湾へ一人旅してきた旅行記(1日目)後編 – 国父紀念館〜台北101〜龍山寺〜士林夜市
台湾へ一人旅してきた旅行記(2日目) – 九份〜十份〜ナイトクラブMyst
台湾へ一人旅してきた旅行記(3日目) – 淡水〜紅毛城〜杭州小籠包
台湾へ一人旅してきた旅行記(4日目) – 老蔡水前包〜中正紀念堂〜台湾総督府〜帰国
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