こんにちは、ねづ(nzakr)です。
SFC修行でシンガポールに行った際に、1泊2日でベトナムはホーチミンにも旅行してきました!
今回はその2日目の様子を書いてみました。
初日はローカルの市場やショッピングモールを回りましたが、2日目は王道の観光地的な場所をあちこち回る予定。
シンガポールに戻るフライトが16:30なので、空港に戻る時間も含めると、実質的な自由時間は朝〜昼過ぎくらいまで。
短い時間ですが、有効活用して楽しみたいと思います!
目次
ホテルで朝食を食べて行動開始!
腹が減っては戦ができぬ的な感じで、
とりあえず、ホテルのモーニングビュッフェをいただきます。
ベトナムのホテルっていうことで、フォーもあった。
昨日食べたPHO2000のほうが美味しかったけどね。
朝食を食べたら行動開始。
基本的にはGoogleMapを頼りに、歩いて移動してます。
こういうときに日本同様にインターネット環境を持っていると非常に便利ですね。やはり、AirSIM最高だ。
南ベトナム大統領官邸「統一会堂」
ホテルから歩くこと10分、最初は統一会堂へ。
ベトナム、ホーチミンのシンボル的な施設です。
もともとベトナム戦争以前、ベトナムは南北で国が別れていて、ホーチミンのエリアは南ベトナムに属していました。そして、その当時に大統領官邸として使われていたのが、この「統一会堂」です。
今は観光地として内部の見学ができるようなっています。
こちらの建物でチケットを購入して中へ。
チケットは30,000ドン(約150円)です。
左右対称のシンメトリーでキレイな建物。
天気が曇りなのが残念。
統一会堂の外に飾られている戦車。
この戦車はベトナム戦争と統一会堂を語る上で欠かせない戦車。
さきほどもちょっと触れましたが、そもそもベトナムは南ベトナムと北ベトナムで国が別れていて、どちらがベトナム全体の覇権を握るか争っていました。これをベトナム戦争といいます。
ベトナム戦争についてここで説明するとかなり長くなってしまうので割愛しますが、1955年〜1975年と長きにわたる戦争は、結果としては、南ベトナムの降伏により、北ベトナムの勝利となっています。
このベトナム戦争の終結の象徴と言えるのが、この南ベトナムの大統領官邸だった統一会堂に、戦車がフェンスを破って突入したシーンと言われています。
その戦車がまさに、この写真の戦車なわけです。
ベトナム戦争について調べると、けっこう面白いので興味を持った方はぜひ。
ちなみに、この北ベトナム軍を率いていたのが、ホー・チ・ミン。まさにこのホーチミンの都市名にもなっている人物です。
中を自由に見学できます。
当時大統領官邸として使われていたまま再現されています。
今はほぼ観光施設ですが、たまに国際会議でも使われたりするらしい。
写真のような会議室のようなスペースだけではなく、当時の大統領が来賓客と交流したりするスペースもありました。
屋上からの眺め。
正面庭の芝生を生かして、インスタ映え?写真をとる観光客。
1時間ほどゆっくり観覧。
ベトナム戦争の歴史を知っていると楽しめるかも。
現地のツアーなどで行けば、現地の日本語ガイドが歴史的な背景を説明しながら案内してくれるので、そういったツアーに参加するのがオススメ。
ホーチミン市内観光ツアー
外に出ると大量のバイク。
このバイク文化を見ると、ベトナムにいるわーって感じがする。
ベトナム戦争証跡博物館
統一会堂から歩くこと再び10分。
ベトナム戦争証跡博物館という次の観光施設へ。
さきほどちょっとだけ説明したベトナム戦争の悲惨さを訴える博物館です。
入場料は40,000ドン(約200円)。
日本語ガイドブックが10,000ドン(約50円)だったかな。
結論からいうと、今回の旅行で一番行ってよかった施設です。
施設の中はベトナム戦争の広報物や使われていた兵器、当時の悲惨さを訴える写真がたくさん展示されています。
基本的に撮影は禁止。
というか、展示されている写真がかなり悲劇的なものばかりで、撮影する気すらならないですが…。
戦争の様子をありのままに写した写真が多く、死骸なども普通に写ってます。ほとんどの写真は白黒なんですが、白黒でもその酷さがわかります。
個人的に一番印象に残っているのは、枯葉剤散布の被害の写真。
ベトナム戦争で南ベトナムを支援していたアメリカが、敵対する北ベトナムの食料難を狙って、農作物の森林地帯に枯葉剤をばらまきました。
その枯葉剤が人間にとって非常に有毒なものでした。有名なのが、エージェント・オレンジという枯葉剤。この戦争博物館にも説明がありました。
この枯葉剤散布の影響で、病気になってしまったり、生まれてくる子供が奇形児になってしまったりなど、現在でもその影響が残っています。
その枯葉剤の被害の写真がきつく、脳裏に焼き付いてます。
サイゴン大教会
ベトナム戦争証跡博物館を後にして、再び歩くこと15分。
ホーチミンのキャッチ写真でよくみるサイゴン大教会。
別名、聖マリア大聖堂という、キリスト教系の教会です。
フランス領だった1800年代後半に立てられたシンボル的な建物。
ベトナムは人口の8割が仏教なんですが、この教会前でベトナム人カップルがウェディングフォトをとっているらしい。
残念ながら工事中で中には入れず…。
2019年末予定まで工事が続くらしい。
教会前の道路を渡ると、全体がキレイに入る写真がとれるよ!
サイゴン中央郵便局
サイゴン大教会の横にあるサイゴン中央郵便局。
こちらも1800年代後半にフランス領時代に建てられた建物で、郵便局とは思えないキレイな建物なので、観光客にも人気。
中はこんな感じ。
ちなみに、普通に郵便の業務が行われています。
建物内の奥には、ホー・チ・ミンさんの肖像画。
日本へ国際郵便が出すこともできるとのこと。
100円くらいで出せるらしいので、現地のハガキと切手を使って思い出がたら出してみるといいかも。僕はやってないけど。
人民委員会庁舎
炎天下の中歩き続けて疲れ気味ですが、さらに歩く。
こちらは「ホーチミン人民委員会庁舎」という建物。
人民委員会という仰々しい名前ですが、ようは市役所です。
正面の道路にはホー・チ・ミンさんの銅像。
ちなみに、この銅像は数年前に新しく再設置されたもので、もともとは座っている状態のホー・チ・ミンさんの銅像だったらしい。
ドンコイ通りを歩いて、フォー24へ
こちらもメジャーな建物。
オペラハウス(ホーチミン市営劇場)です。
実際にここでオペラが行われています。
オペラハウスを横目にしたドンコイ通り。
雑貨屋などが多く並ぶ観光客に人気の通りで、女子観光客はここで買い物するのがオススメらしい。
雑貨に興味が持てない僕は歩いただけですが笑
ドンコイ通りにあるフォー24へ。
ベトナムのフォー屋さんでもトップ1〜2で人気のお店。
フォーとコーラのセットで59,000ドン(約295円)。
安いし、美味くて、最高です。
ラッキープラザでお土産を買って、連日のマッサージ
そろそろいい時間になってきたので、
ドンコイ通りの先のほうにあるラッキープラザでお土産を買うことに。
シンガポールにも同じ名前のラッキープラザという建物があった気がする。
1FはTシャツやお馴染みの偽物ブランド品が売ってますが、3Fがスーパーになっていて、食品系のお土産はここで買うのがオススメ。
ちなみに、1Fでベトナムビールの333のTシャツを買いました。
半日歩き回ったので、帰国前にフットマッサージへ。
ラッキープラザの近くにあったので、ふらっと立ち寄ってみました。
時間の都合で30分だけでしたが、
格安でマッサージを受けられるのは東南アジアの魅力。
名残惜しいですが、ホテルに戻って荷物をピックアップして空港へ。
ベトナム航空ビジネスクラスでシンガポールへ帰国!
40分ほどでタンソンニャット国際空港に到着。
空港へは行き同様に、グラブタクシーを使いました。
ボッタクリもないし、カード払いできるので、やはり楽ですねー。
「帰りのタクシー代残しておかないと!」みたいな考えもいらなくなるし。
帰りはベトナム航空を利用。
しかもビジネスクラスです。
もともとエコノミークラスで予約していて、値段がを約1万円だったのですが、+1万円でビジネスクラスに変更できたので、勢いアップグレードしてみました。
わずか2時間のフライトなので、わざわざビジネスにする必要はなかった気がしますが、まあこの辺は勢いで笑
ビジネスクラスなので、ベトナム航空のラウンジが利用できます。
人も少ないし快適。
ベトナムコーヒーも飲み放題。
コンデンスミルクー混ぜて美味しくいただきます。
さて、シンガポールに戻ります。
ビジネスクラスの席はこんな感じ。
2時間のフライトでし、エアバスA320という中型の機体だったので、フラットシートタイプではなかったですね。
ホーチミンの街並みを空から撮影。
特に遅延もなく、シンガポールに戻ってきました。
チャンギ国際空港のターミナル4に到着。
ちなみに、ターミナル4は2017年10月にオープンしたばかりで、かなり綺麗かつ広い。他のターミナルと少し離れているのがネックですが、国際線でもチェックイン、荷物預けが自動化されていたりと、最新鋭の空港らしくなっています。
今回のホーチミン旅行でかかった費用
今回の旅行でかかった費用をざっとまとめてみました。
航空券 : 30,000円
ホテル : 6,000円
食費 : 3,000円
飲み : 1,500円
観光 : 1,000円
その他 : 3,000円
かなり雑な計算ですが、合計約45,000円ほど。
帰りの航空券を無駄にビジネスアップグレードしたり、ホテルも立地最優先で中級クラスにしたりしたので、少し高く付いてます。
このへんを抑えれば、30000円以内にできたと思います。
1泊2日で十分満足できる滞在でした!
1泊という弾丸チックな旅行でしたが、行きたいところは行けたし、ベトナム料理も一通り食べることができたので、満足度は高いですね。
今回は僕がシンガポールから入ったように、他の東南アジアを周遊しながらホーチミンに立ち寄る場合は、1泊という期間でも十分楽しめると思います。
日本からの旅行だったら1泊だと少しもったいない気もしますけどね笑
ホーチミンといえばメコン川ツアーが超有名ですが、さすがに1泊だと足りず行けなかったのが心残りかなー。
ちなみに、メコン川はオプションツアーで行くのが一般的です。
ベルトラで申し込むのが日本語ガイドも付いているのでオトクですね。
オススメのメコン川ツアー 一覧
ホーチミンへの旅行は?
ホーチミンは日本からも直行便が出ているので、非常に行きやすい海外です。
ハノイと比べるとハロン湾などの主要観光地はありませんが、東南アジアらしさを感じることができる楽しい街です。
また、ハノイやダナンよりも街が大きいので、散策も楽しめます。
ホーチミンへの旅行は航空券+ホテルを
Expediaで一緒に購入するとオトクです!
JTBなどでツアーも格安で出ている場合が多いので、チェックしてみましょう!
ガイドブックもあると頼もしいよ!