こんにちは、ねづ(nzakr)です。
現在、バンクーバーにてカナダ留学をしています。
日本、東京は今頃30度を超える気温でクソ暑い日々かと思いますが、
サマータイムのバンクーバーの季節はまじで快適です。
20〜25度くらいの気温で、だいたい毎日晴れ、しかも快晴。
さて、バンクーバーにはたくさんのアウトドアを楽しめる場所があります。
中心地のダウンタウンからちょっといけば、山ですからね。
サマータイムの時期はアウトドアが非常に活発になるんです。
そんなこんなで、先日バンクーバーに住んでいる友人に誘われて、グラウスマウンテンにてグラウスグラインドというトレッキングを堪能してきました。
目次
グラウスグラインドとは?
グラインドグラインドとは、
ノースバーンクーバーにあるグラウスマウンテンという山のトレイルコース
のことを指します。
バンクーバーでも人気のトレイルコースの一つです。
たくさんの現地のアウトドア好きなカナダ人が挑戦しています。
平均の所要時間は90〜100分程度で、ハイキングとしても長すぎない時間。
しかし、このグラウスグラインド、海外のアウトドア雑誌にて
世界でも過酷なハイキングコースの一つ
という認定を受けるほど、過酷なコースらしい。
高低差853m。コースの最大傾斜は約30度。
スノボやスキーをしている方ならイメージできるかと思いますが、30度っていわゆるあの上級コースですからね。あれを下から歩いて登ることをイメージしてもらえれば、過酷さが理解できるかと。
正直、実際に登山するまでは舐めてました。はい。
一応これでも普段からトレーニングしてますしね。余裕っしょ!と思ってましたよ。
というわけで実際に挑戦してきましたので、
グラウスグラインドの挑戦レポートをお届けします!
グラウスグラインド登山レポート
グラウスグラインドの入り口からスタート。
グラウスマウンテンの正面入口とはちょっと離れた場所にあります。
オープンしている時間は6:15-7:30。
詳細な時間は日によって(日没時間の関係で)違うみたい。
スタートした直後はこんな感じの緩やかな道。
ほんとに最初だけ。
足元は石段になってる。
といってもこれも最初だけ。
徐々に傾斜が急になっていく。
5分ほど進むと、こんな感じ。
わかります?この角度。
石段というより、もはやも積み重なったただの岩。
1段1段が大きいので、けっこう足にダメージが…。
20分ほどで最初の目印に到着。
文字通り、1/4登ったということです。
正直この時、あと3/4もあるのかよ…っていう後悔しかなかった。
ちなみに、目印ではあるけど、特に休憩所とかはないです。休憩する場合は、他の客の進路を塞がないように、その辺の木々や岩に腰掛けるという感じ。
途中で野生のリスが!!!
道中4〜5回は見かけたので、けっこうな高確率で出逢えると思う。
まあ、リスならダウンタウンでもたまに見かけますけどね。
ちょうど半分のポイント、1/2に到着。
休憩所というわけではないけど、ここは少し開けてますね。
特に休むこともなく、もくもくと登る。
岩場の足元は足腰にダメージが溜まるので辛い…。
しかも景色、眺めがいいとかは特になく、ただひたすら傾斜のある岩場を登り続けるだけというね。
3/4に到着!
あとひと息や!!!
ちなみに、記事上では写真と短い文章だけなので、サクサク登ってるように感じるかもだけど、実際はかなりハードだからね。
ふと下を見下ろすと、やはり角度が…。
お、なんとなく先のほうに空が…!
ついに…!
ようやく頂上に到着!
達成感というより、やっと終わったというホッとした気持ちの方が強い笑
このボタンはタイムトライアル向けのカードリーダー。
タイムトライアル用の記録カードがあり、そのカードをスタート地点とココでかざすことで、その時間を計測できるらしい。
一応僕もスマホで測ってたんですが、96分でした。
一緒に登った友人はグラウスグラインドの挑戦が5〜6回目らしく、初挑戦かつ休憩はもちろん、写真を撮りながら登ったわりには、なかなかの好タイムらしい。
建物の中に入ると、軽食や飲み物の販売、休憩スポットがある。
もちろんビールもあるよ!
休憩所。
休憩所にはバンクーバーオリンピックの聖火ランナーの棒が!
これ正式名称なんていうんだろ。
バンクーバーオリンピックって2010年なのか。もう7年前だと…。
その奥にはテラス席。
テラス席からはバンクーバーの街並みが一望できる。
テラスからの景色。
遠くに見えるのが、バンクーバーのダウンタウン。
夕日と重なって、いい色合い。
奥には海も。
イングリッシュベイの海あたりなのかなー。
サンセットはあんまり…でした。
サマータイムは最長22時近くまで明るいので、なかなか日が暮れないんですよねー。
反対側に出ると、こんな感じ。
冬場はここがスケートリンクになるらしい。
近くにあったゴミ箱。
取っ手のところに鉄のカバーがかかってますが、これは野生の熊が開けられないようにするためらしい。野生の熊いるのか。
一通り満喫したので下山。
帰りはもちろんスカイライド(ゴンドラ)です。
ちなみに、グラウスグラウスグラインドは登り限定のコースとなっているので、基本的に帰りは全員ゴンドラです。
このゴンドラ、降りるときの角度がけっこう急なんですよね。
ってことは、その急な角度を歩いて登ってきたってことか…。
わずか約10分ほどで無事に下山。
ちなみに、登りもゴンドラを使うと、もっと楽にいけます。
ただ、往復で41.95カナダドル(約3600円)もするので、なかなかいいお値段。
グラウスグラインドはもはや登山である
読んだ方には伝わったと思いますが、
もはやこれは 登山 です。
東京の高尾山も90〜120分程度で登頂できますが、疲労は全然違います。本当に。
先ほども触れましたが、このグラウスグラインドでは タイムトライアル ができます。「誰がやるねん」って話ですが、これがけっこう人気の競技の一つらしく、専用のスマホアプリもあるくらいです。
ちなみに、タイムは25分01秒らしい。もはやそれほぼダッシュやんww
挑戦時の注意事項
キツイのはご理解いただけたかと思いますが、それでもなお、
「せっかくバンクーバーにいるから、1回はやってみたい!」
という方向けに、最後にちょっとだけ注意事項というかアドバイスをば。
持ち物はなるべく少なめに
まずこれ。持ち物は少なく。
スマホ、財布、水、タオルなど必要最低限にしましょう。
ハイキングのように途中で休憩スポットもないので、「途中でお弁当食べよう!」とかやる余裕も場所もありません。
僕は一眼レフを持ちながら登りましたけどね。
ただ、読んでいただいた通り、道中に特別優れた写真スポットはないです。
スニーカーはマジでやめとけ
トレッキングシューズ or ランニングシューズなどを履きましょう。
高尾山と同じくらいの所要時間ですが、レベルが遥かに違います。スニーカーだと怪我の危険性もあるし、足元も整っているわけではないので、ぼろぼろになっちゃいますよ。
吸汗や速乾機能のある服を用意
間違いなく汗をかくので、吸汗や速乾のTシャツなどを着ましょう。
いわゆるスポーツウェアです。
あとは、段差が高いところもあり、人によっては手も使うかもなので、軍手とかあるといいかも。
翌日以降の筋肉痛は覚悟する
翌日は筋肉痛です。覚悟しましょう。
ちなみに、僕はほぼ筋肉痛はなかったです。
ちゃんと普段から筋トレしておいたおかげかな。
行き方
最後に、グラウスマウンテンへの行き方(交通手段)について。
いろいろな行き方がありますが、一番確実かつ安いのは専用シャトルバスですね。
ダウンタウンのカナダプレイス(Canada Place)から出ています。料金は無料。
カナダプレイスからは各種観光地(キャピラノなど)のシャトルバスが出ているので、近くのスタッフにグラウスマウンテン行きのバスを尋ねるといいかと思います。
なお、僕は友人の車に乗っかって行きました。
一回は挑戦してもいいけど、装備はちゃんと用意しよう!
一応グラウスマウンテンも名物なので、1回は挑戦する価値はあるかもですね。
ただ、怪我も怖いので、靴などはちゃんと用意してからトライしましょう。
普通にゴンドラ乗って登るのも全然アリですよ!
夏のバンクーバーは気候も快適で、アウトドアには最高ですね。
また、別のアウトドアスポットに行った際は、改めて記事にしようかと思います!
というわけでグラウスグラインド挑戦レポートをお送りしました。
でわでわ。
同じくノースバーンクーバーの吊り橋「リーンキャニオン」にも行ってきました!
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