どうも、ねづ(@nzakr)です。
ゴールデンウィークにカンボジアはシェムリアップに旅行してきました。
シェムリアップといえば、かの有名なアンコールワットがあります。
ちなみに、カンボジアの首都はプノンペンです。
こちらがアンコールワットですね。
みなさんも写真などで一度は見たことがあるのではないでしょうか。
もちろん、私もこのアンコールワット目当てにカンボジアに行ってきたわけです。
ちなみに、シェムリアップにある遺跡はアンコール遺跡と総称して呼ばれており、アンコールワットもそのうちの1つです。
※上記の写真は購入したもので、私が撮ったわけではありません。
上空からとると、このような形をしています。
左右対称のシンメトリーでつくられているのがわかるかと思います。
今回はこのアンコールワットを探訪したので、行き方なども含めてレポートをお届けします。
アンコールワット探訪レポート
アンコールワットまではベンメリア遺跡に行った時と同じく、ホテルでチャーターしたトゥクトゥクに連れて行ってもらうことに。
のっけから大変シュールな写真ですが、観光客がアンコールワットを観ている間、トゥクトゥクのドライバーはこんな感じで寝ています。
アンコールワットまでの行き方ですが、シェムリアップには電車などの公共交通期間なんてものは存在しないので、基本的にはチャーターしたタクシーやトゥクトゥクで来ることがほとんどです。
さっそくアンコールワットの中へ。
ちなみに、アンコールワット見学には遺跡入場券が必要になります。
こんな感じの入場券です
1日券が20USドル(約2100円)、3日券が40USドル(約4200円)ですね。
意外にいいお値段がしますね…。
遺跡の入り口では購入できず、専用窓口に行く必要があります。
観光スタート前にタクシーやトゥクトゥクに連れて行ってもらう場合がほとんどですね。
このチケットを持つとアンコールワットだけでなく、アンコール・トムやタ・プロームなどのアンコール遺跡群も合わせて入場できるようになります。
僕はアンコールワットのサンライズを見た時に購入していたので、今回はそのまま中へ。
アンコールワットの寺院の周囲はお堀に囲まれています。
陸橋を渡って入る形になります。正面に見えるのか正門ですね。
ちなみに、この陸橋は540mもあるとのこと。
不動産的には徒歩1分=80mなので、渡るのに6分半くらいかかる計算に…笑
かなり暑い上に日差しがキツイので、この陸橋を渡るだけでけっこう汗をかきます。
お堀にはしっかり水が張られています。
しかしこの水、ここしばらく雨が降っていないため、だいぶ水位が落ちたらしい。
陸橋を渡って正門をくぐると、正面には写真でよく見るあの建物が!
あの建物がいわゆるアンコールワットの本堂になるわけです。
世界遺産の中でもとりわけ有名なので、世界中の観光客がいます。
ちなみに、この本堂までの参道もけっこう長いので、入り口から本堂までは徒歩10分近くかかることに…。
参道の両サイドには、池があります。
この池は聖池という神聖な名前がついています。
大きい水たまりにしか見えない…。
この水たまり聖池、実際に見るとほんとしょぼいんですが、実は写真でよくみる本堂が水面反射される池なんです。
こんな感じで、サンライズの時に水面に本堂を映し出す綺麗な鏡になります。
先ほど触れましたが、ここしばらくの天候によりこの聖池も干上がってきてしまったので、水たまりのようになってしまったみたいです。
本来はもっと水が溜まっており、池らしい池になっているらしい。
聖池を横目に、さっそく本堂の中へ向かいます。
石に熱が溜まっているためか、暑さがやばいです。
いざ、本堂の中へ。
この瞬間、ワクワクしますよね。
中は日が当たらないためか、外と比べると幾分涼しく感じます。
こちらは本堂の回廊。
回廊にある仏像の頭がなくなっています。
すごく物寂しさを感じる。
頭部のみ破壊されている理由ですが、1970年代後半のカンボジアの内戦で一つの政治勢力であったクメール・ルージュが内戦に負けてシェムリアップに追われたことが原因。極度な共産主義だった彼らが「神にいるのなんて何事だ!」ということで、仏像を破壊したと言われています。
仏像だけでなく、あちこち崩壊していたりするのは、こういった内戦の影響があるためらしい。
クメール・ルージュを含めたカンボジア内戦の話は非常に面白いので、カンボジアを旅行する前に一度読むといいかも。
壁や天井にはしっかりと彫刻絵が彫られています。
遺跡内部ではお祈りしている現地人も。
ちなみに、アンコールワット自体はヒンドゥー教の寺院ですが、現在カンボジアの国民の大半が仏教徒。
当時のアンコール王朝は戦乱とともに信仰する宗教が移り変わり、建立された時期によって寺院のつくりが微妙に違うらしい。アンコールワット建立の12世紀前半はヒンドゥー教でしたが、12世紀後半に大乗仏教を信仰していたので、その頃に建てられたアンコールトムは仏教寺院となります。
回廊を抜けて、内部へ。
今でも所々補修工事がされています。
中央の祠堂(しどう)の窓から人影がみえる。
登れるみたい。
反対側には祠堂に登るための専用階段が。
ただこの階段…
びっくりするくらい急です。
登るときはいいけど、降りる時これ怖いだろうな。高所恐怖症の人にはかなり辛そう…。
登って祠堂内の回廊を歩く。
祠堂の中庭。
ここの中庭には雨水が溜まり、人工池としての機能があったらしい。
今は特に何もないですね。
中央の塔。
塔の縁に石像が立ってますね。
祠堂の窓からの眺め。
アンコールワットの通路と近隣の街並みが一望できます。
街並みといってもほぼ森林ですけどね。
ここの仏像も頭から上だけ綺麗に破壊されています。
アユタヤに行った時も同じように頭だけない仏像を見かけたんだけど、頭を破壊することは仏教への反対行動みたいな意味合いなのだろうか。
ここでも祈祷する現地の人々が。
宗教色がほぼない日本では考えられない光景。
一通り見終えたので、祠堂を降ります。
やっぱり階段が急すぎる。
こういう急な階段って登りより下りのほうが体感で急に感じますよね。
段差の幅も狭いので降りるのが大変。手すりを掴んで降りるんだけど、日差しのせいで手すりがすごく暑くて掴んでられないという罠。
これ、過去に転倒した人いないのかな…。
来た道を歩き、入り口まで戻ります。
遺跡探索は楽しいけど、想像以上に暑い…汗
さすがにバテたので、入り口横にあったアンコールカフェにて休憩。
アイスとコーラを注文。
冷房が効いてて生き返りますわ。
一休みしたら次なる目的地、アンコール・トムへ向かいます。
アンコール・トムの探訪レポートは別記事にて。
まとめ
事前にアンコール遺跡についての歴史を調べておいたこともあり、個人的には非常に楽しめました。
帰国して写真整理して思ったのは、もっと丁寧に写真撮ればよかったことですね。
遺跡内は想像以上の暑さなので、写真を撮る気力が徐々に失われていくんですよね笑
途中で「もういいかな」と離脱したくなるくらい暑いです。
入り口で買った冷たい水も買える頃にはぬるま湯になってましたし…。
今回はアンコールワットの探訪レポートをお送りしましたー。
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