こんにちは、ねづ(nzakr)です。
3月末に4日間ほど、中国の深センという都市に行ってきました!
深センといっても、ほとんどの人には馴染みがない都市かもしれませんが、最近注目度の高い中国有数のIT都市なんです。
ガジェットやデジタル製品が好きな自分も一度は行ってみたいと思っていたんですが、ようやく行けるタイミングができたので、行ってきましたよ!
ちなみに、深センは中国ですが、香港から入国するほうがラクです。
香港と深センをつなぐ新幹線が2018年9月にオープンしており、それ以来わずか15分程度で行き来することが可能なったんです。
なお、今回の旅程では、
1〜2日目 : 深セン滞在
3〜4日目 : 香港滞在
という予定です。
というわけで、香港・深セン旅行の3泊4日旅行記を書いていきたいと思います!
目次
ANAの深夜便で東京から香港へ!
海外への出発地点、羽田空港の国際線ターミナルにやってきました。
僕のブログの旅行記では毎度お馴染みになってきた空港の一枚。この写真を撮ると、海外へ行くんだという感じがします。
というわけで、羽田から香港へ飛びます。
今回のフライトはANA。
SFC修行を終えて、無事にANAの上級会員専用の(プレミアムメンバー)になってから、初めての国際線です。
仕事を終えて、直接空港にきました。いわゆるエクストリーム退社です。
チェックイン後は、ANAラウンジへ。
ANAプレミアムメンバーの特権ですなー。
ANAラウンジでシャワーを浴びて、夕食をいただきます。
ラウンジカレーって、なぜか美味いよね。
今回のフライトの詳しい搭乗レビューは別記事にてすでに書いているので、そちらをお読みいただければと思います。
はい、というわけでフライトレビューは割愛して、香港到着後のシーンへ。
深夜便だったので、朝の4時半に香港に到着しました。
外はまだいい感じに暗いです。
香港は3年ぶり2回目かな。
朝一番だからか、ちょっと人が閑散としてる気がする。
3年前に香港に来たときは、春節の時期だったので空港がかなり混雑していたんですよね。
なお、以前香港に来たときの旅行記は下記から読めます。
受託手荷物の受け取りと入国審査を終えて、まずはラウンジへ。
プライオリティパスユーザーにはお馴染みのプラザプレミアムラウンジですね。香港国際空港のプラザプレミアムラウンジは、なんと一般エリアにあるので、到着時にも使うことができるんです。
こちらでシャワーを浴びて、深夜便の疲れをリフレッシュします。
深夜便の場合は、到着時にシャワーを浴びるのがほぼマストになりつつある。
初日は香港に滞在せず、まっすぐ深センに向かう予定なので、ラウンジでくつろぎつつ、中国入りする前にもろもろの準備です。
というわけで、AIRSIMの中国用の設定をします。
AIRSIM(エアシム)は世界中で使えるプリペイド用のSIMカードですね。
現地でいちいちSIMカードを買わずとも、このAIRSIMさえあれば、ほぼ世界中の国で自由にインターネットに接続できちゃいます。
昨年から使い始めたのですが、自分の海外旅行時のマストアイテムです。
詳しくは下記記事にて紹介していますので、お読みくださいませ。
香港国際航空から陸路で中国の深センへ
シャワーも浴びてスッキリしたので、さっそく移動開始。
一度香港市内に出て、そこから深センへ移動します。
香港市内へはエアポートエクスプレスを利用。
香港駅(香港市内)まで25分ほどで移動できます。
このエアポートエクスプレスの特徴としては、
空港から乗車する際の改札がないこと。
空港の乗り降りが基本なので、降車時(空港へ向かうときは乗車時)に精算します。
切符はオンラインで購入しておきました。
普通に窓口でも買えますが、インターネットで買ったほうが、窓口に並ぶ手間が省ける&割引が適用されるので。
本来の値段は以下の通り。
・香港駅 : 115香港ドル(1,610円)
・九龍 : 105香港ドル(1,470円)
この値段は切符で通常購入した場合なので、オクトパスカード(日本のsuica的なやつ)や往復で購入すると、多少の割引価格になります。
また、僕のように、インターネットで発券するとさらに安く購入できます。
なお、今回は中国の深センへの移動なので、香港駅までは行かず、途中の九龍駅まで向かいます。
電車内はこんな感じ。
キレイで快適。
スーツケース置き場があったりと、よくある空港直結の電車です。
20分ほどで九龍駅に到着。
オンラインで購入したPDFに表示されているQRコードをかざして改札を通過。
High Speed Rail 高速?路という案内板に従って道なりに移動します。
途中の開けたエリアで香港島の街並みが拝めました。
香港は深セン滞在後に1日だけ滞在予定なので、その時までおあずけ。
10分くらい歩いて、乗り場に到着。
ここから中国へ抜ける新幹線に乗ることができます。
電光掲示板に時刻表やら目的地が映されています。
深センのほか、桂林なども行くことができちゃいます。
もう少し日程に余裕があったら桂林まで行きたかったなー。
今回は、香港西九龍〜深圳北の切符を買いました。
あとから発覚したんですが、今回の目的地である深センの電脳街(華強北)へは、深圳北より福園という駅の方が近いみたいです。
まあほとんど微差の範囲ですが。
片道88香港ドルでした。
日本円にして、1,232円です。
陸路で国を超える電車が1,000円ちょいとは安いですねー。
初の陸路での国境越えです。
日本は島国ゆえに陸路で国を越えることはできないので、なかなか新鮮です。
なお、海路での国境越えは「香港→マカオ」で経験しました。
まあ、あれはあんまり国を跨いだ感じはしないですけど。
さっそくイミグレへ。
香港からの出国審査、そして、中国への入国審査です。
飛行機だと現地で降機してから入国審査ですが、この新幹線は香港の次の駅がもう中国なので、乗車前に審査があります。
「さよなら」といろんな言語で描かれた、空港によくあるような看板。
中国から香港に来た人向けのやつだと思うけど、だとしたら日本語の「さよなら」はいらないような…。
待合所に到着。
だだっ広い空間ですが、広いだけで何にもありません…。本当に待つだけの場所です。
せめて飲食店くらいあればいいのに。
時間まで待って、いざ乗車へ。
新設ということで、ホームもキレイ。
新幹線と自分。
さっそく乗車していきましょう。
車両内部はこんな感じ。
椅子はグレーとオレンジのカラーバリエーションでした。とくに色に意味はないです。
座席の初期位置、なぜかやたら傾いている…。
一応全摘指定席のようです。
が、間隔をいい感じに空けて席を割り当てているわけではないので、なぜかこの車両だけ中国人の団体客と一緒になってしまいました…。しかも、中国人の団体がかなりうるさい…。
というわけで、しれっと隣の車両に移動しました…(笑)
なぜか隣の車両は空席だらけでした。
わずか15分ほどで中国の深センに到着。
深センと香港がいかに近いか実感できます。
なお、基本的には地下を走るので外の景色は楽しむようなことはできないです。
ホームに降りると目の前に喫煙所が。
なかなかな光景だ。いまや日本は駅で煙草なんて吸えないからねー。
深センに到着!まずは予約したホテルへ
さっそく改札を抜けて外へ。
まずは予約していた深センのホテルまで向かいます。
Airsimを設定していたおかげで、現地でも経路を調べられるのは便利やー。
ちなみに、深センは日本語はもちろん。英語もほぼ通じないです。
新幹線を降りて地下鉄へ乗り継ぎます。
地下鉄で華強路(フアチャンルー)という駅まで。
地下鉄にゆられて最寄り駅に到着。
この近辺に電脳街があるんですが、降りたすぐの場所ではその片鱗は感じられず。
歩いてホテルに向かいます。
グーグルマップを頼りに歩いたんですが、本来はグーグルが使えない国ということもあってか、GPSが微妙にズレるという罠。おかげでしっかり迷いました…。
中国はグレートファイアウォールというインターネットのアクセス制限のシステムがあり、グーグルやツイッターなどの海外主要webサービスに一切アクセスできないんです。日本のサービスだとLINEも対象です。
VPNを利用することでアクセスできるようにするのが一般的です。
今回はAirsimという香港のローミングSIMを使っていたため、その制限の対象外だったので、アクセスできています。
ホテルの外観写真を頼りに周辺をふらふら歩いてなんとかたどり着きました。
深セン上海ホテルというビジネスホテルです。
深センなのに、“上海”という名前(笑)
1泊6,744円くらいでした。
二人で宿泊したので3,372円/1人ですね。
Booking.comで予約しました。
チェックイン可能時間になってなかったけど、部屋に入れてもらえました。
部屋はよくあるビジネスホテルです。
清掃も行き届いているし、シャワーの水圧も問題なく快適なホテルでした。
地下鉄の駅も近いし、何より華強北へのメインストリートに近いので、深センの電脳街を満喫したい人にはオススメのホテルです。
ホテルで小休憩しつつ、荷物をおいていざ観光へ。
さっそく華強北(電脳街)に繰り出します。
次回の記事では華強北(ファーチャンベイ)を探索!
今回の記事ではここまで。
エクストリーム退社からのANAの深夜便で香港へ飛び立ち、香港国際空港のラウンジで休憩して、新幹線で深センに来るまでをお届けしました。
長くなってしまったので次の記事へ。
1日目後編として、次の記事では電脳街である華強北の探索をレポートしたいと思います。ちなみに、華強北でファーチャンベイと読みます。
深夜便で体に疲れは残るものの、海外到着したばかりのための気合とテンションで動き回ります。
続きは下記からどうぞ!