こんにちは、ねづ(nzakr)です。
1月28日〜30日の春節(旧正月)の期間で、香港・マカオに行ってきました!
今回の記事では、2日目後半として様子をお届けします。
2日目前半の記事は香港からマカオへの移動までをお届けしたので、後編となる本記事ではマカオ観光します。
前回(2日目前半)の様子はこちら
2泊3日香港・マカオ旅行記(2日目)前編 – 佳記餐廳で朝食、中港城からフェリーでマカオ(珠海)へ
目次
マカオとは
マカオはカジノや世界遺産を中心とした観光地であり、ほぼ観光事業だけで成り立っています。地域自体が観光地といっても過言ではないです。
そもそも、マカオはポルトガル領で、中国に返還されたのは1999年12月です。
返還されて以来、中国の特別行政区として扱われていますが、わずか10数年前までポルトガルの一部だったと思うと、すごいですね。
ちなみに、香港は1997年7月です。
日本人からすると、香港、マカオどちらも”国”として扱うことが多いですが、
国としてはあくまでも中国なんですね。
総面積は約30km²しかなく、東京の板橋区(32.17km²)と同じくらいです。
マカオ自体が観光地といわれるだけあって、
大きなカジノ併設のホテルがあちこちにあります。
写真左手のホテルは英皇娯楽酒店(マカオエンペラーホテル)というホテルです。
※ 酒店はホテルの意味です
一方で、路地裏にはいれば、アジアさながらのビル群も。
さて、そんなマカオですが、今回は日帰りで滞在時間は7時間程度。
主要な観光地だけフラフラ回って、カジノへ行こうかと思います。
ちなみに、マカオ市内は徒歩で移動しました。
小さい国なので、歩いて移動できちゃう距離感です。
グーグルマップを頼りに目的地を目指します。
セナド広場
最初に向かったのはここ、セナド広場です。
ポルトガル領時代の名残がある歴史的な世界遺産です。ヨーロッパ風の建物が周りに立ち並ぶ独特の広場で、マカオの観光名所としてよく紹介される広場なんですが…
春節の飾り物と人混みで全然そんな感じがしない笑
ヨーロッパ感どこいったの…。
赤提灯ぶら下げてる感じが、完全に日本の縁日。
たしかに建物はヨーロッパ風な感じもするけど、飾り付けの方に目がいってしまう…。
引用 : Globusliebe.com
ちなみに、普通はこんな感じです。
写真がだいぶ綺麗っていうのもありますが、正直こんな場所だったという印象はまったくないですね。
ちょうどお昼時だったので、
セナド広場近くにある飲食店「黄枝記」で食事へ。
と思ってましたが、まあ想像通りの混雑ぶり。
1時間待ちらしいので、諦めました。
聖ドミニコ教会
続いてやってきたのは、セナド広場内にある聖ドミニコ教会という教会。
とりわけ名物というわけでもないけど、通り道だったので寄ってみました。
中は普通の教会。
あまり祈りを捧げている人はいませんでした。
観光客向けの導線があり、セナド広場にきた観光客が合わせて寄ってる感じですね。
この教会でクラシックのコンサートが開かれたりすることもあるらしい。
セナド広場を離れて、路地裏のような道を歩いて次の名所へ。
聖ポール天主堂跡
10分ほど歩いてやってきたのは、聖ポール天主堂跡。
広東語表記では大三巴牌坊です。
ここ個人的に一番気になってた名所です。
こんなハリボテな建物がなんで有名なんだろうっていうのはもちろんですが、後ろや横からどう見えるんだろうという疑問が。
マカオの最も有名な歴史的な建物で、マカオの観光情報にはほぼ掲載されています。
イエスの使徒である聖パウロに送られた天主堂らしいですが、キリスト教の歴史にあまり詳しくないので、その凄さがいまいちピンと来ない…。
ちなみに、ここ、大人気スポットです。
階段の人の量がすごいことに…。
近づいてみるとけっこうな大きさ。
高さは26mもあります。
もともとはちゃんとした建物でしたが、1835年に起きた火災による消失で正面の壁だけになってしまったらしく、それをマカオ政府が現存させているとのこと。
ちなみに、この正面の壁のことは「ファサード」というらしい。
それぞれの段に銅像が鎮座されています。
一番上は「聖霊」を表す鳩が、上から2段目は幼い頃のキリスト像。3段目は聖母マリア。
その下に宣教師達が並んでいます。
それぞれの銅像にはちゃんと名前が記してあります。
後で知ったんですが、かの有名なフランシスコ・ザビエルの像もこの中にあるとのこと。
門を抜けて後ろ側へ。
もともと建物部分だったエリアはちょっとした広場になってました。
ファサードを後ろから撮影。
右側から階段がありますが、立ち入り禁止になってました。
昔は登れたらしい。
せっかくなので登ってみたかったな〜。
横から撮影。
火災の後が多少見て取れますね。
何でこの正面だけ綺麗に残ったんだろう。
ちなみに、地下に宣教師の納骨堂や資料館があるのですが、人混みがすごかったので断念しました。おそらく資料は読めないしね。
ちなみに、近くにもう一つの名所、モンテの砦があります。
人混みで疲れたのと、さきほど昼食が食べれなかったので、僕らは飯を優先しました。
百福麺家
というわけで、道中にあった百福麺家というレストランへ。
ローカルレストランですが、たまたま1席だけ空いてたので入りました。
挽肉ときのこの汁なし麺を注文。
名前はわかりませんが、まあ普通に美味い。
34香港ドル(約510円)でした。
グランドリスボアカジノ
来た道を歩いて戻り、グランドリスボアに到着。
お目当てのカジノへ。
マカオは「東洋のラスベガス」と呼ばれるほどたくさんのカジノがありますが、一番有名なグランドリスボアカジノに来てみました。
グランドリスボア自体はカジノ、ホテル、レストランなどが入ったマカオによくある豪華な複合施設です。
中に入ると、さっそくカジノの入り口。
カジノ内でチップに交換して、プレイ開始。
700香港ドル(約10,500円)ほど交換。
無論カジノ内は写真撮影禁止です。
大小、ルーレットなどを中心に3時間ほど遊びましたが、最終的にゼロになりました…。
夜になるとネオンサインがいい感じに。
船の時間が迫っているので、フェリー乗り場へ向かいます。
マカオからフェリーで香港へ戻る
バスに乗ってフェリー乗り場(澳門外港客運碼頭)に戻ってきました。
香港に戻る人で混雑。春節はどこも混んでるなー。
チケットはマカオ到着時に買っておきました。
行きと同じくスーパークラスで358香港ドル(約5,370円)。
エコノミークラスでもよかったんですが、残念ながら空いてなかった。
さっそく出国審査。
船乗り場からマカオの夜景。
あれだけのビル群だし、ネオンサインはすごく綺麗だったろうなー。
日帰りじゃなくて1泊くらいはしたいですね。
帰りも船内食がでました。
味は…うん、まあ食べれなくはないかなっていう感じです。
1時間ほどで香港に帰還。
美心皇宮(マキシムズパレス)
外に出ると、すごい人の数が。
本日も春節パレードが行われてたみたい。
尖沙咀駅の入場口は大混雑でした。
日本だったらこれ入場規制かかるやつだ。
とりあえず電車を乗り継いで、中環駅(セントラル)へ。
予約していたレストラン「美心皇宮(マキシムズパレス)」へ。
飲茶で有名なお店です。
店の中の様子。
夜22時近い時間だったので、さかずに空席もありますね。
香港人の友人にまかせて、てきとーに注文。
全体的に美味い。
1人200香港ドル(約3000円)くらいでした。
本当は飲茶を楽しみたくてこの店に来たんですが、飲茶は朝〜昼にかけてしか実施していないらしい。明日(最終日)の朝に飲茶を楽しむことにしました。
旺角 女人街のナイトマーケット
食後は、香港の渋谷?といわれる旺角(モンコック)へ。
こちらは女人街(ノイヤンガーイ)という通りです。
香港でも有名なナイトマーケットです。
ナイトマーケットといいつつも、昼間も露店が立ち並んでいるらしい。
にしてもすごい人の数だわ…。
何か特別に買い物したかったわけではないんですが、
このいかにも香港っぽいイメージの看板群が見たくて来ました。
春節のため電気が消えてる看板が多いですが、
普段はもっとライトアップされて香港っぽさがあるらしい。
あちこちで商売が行われています。
パッと見、あんまり買っている人はいない感じだけど…
雑貨、アクセサリー、電子機器、服、ブランド品などいろんなものが売られています。
日本にこういうナイトマーケットみたいな場所ってないですよねー。
ちなみに、男人街(ナンヤンガーイ)という場所もあります。
名称の通り、女人街はどちらかというと女性向け、男人街は男性向けのナイトマーケットになっているとのこと。
男人街は時間の都合上行けなかったけど、次回来たときは行ってみたいなー。
まとめ
以上、2日目のマカオ観光をお届けました。
やはり春節に来るべきところではないですね…笑
混雑具合がやばい。
さて、残すは最終日。
15時台のフライトなので、さすがにどこか立ち寄る時間はないですね。ごはんを食べて、日本に帰国するだけになりそうです。
海外旅行の最終日はだいたいこうなので仕方ない。
ご飯+帰国だけの話ですが、最後までお付き合いください。
最終日(3日目)の記事は下記からどうぞ!
2泊3日香港・マカオ旅行記3日目 – 鴻星海鮮酒家で飲茶を食べて、日本へ帰国!
2泊3日香港・マカオ旅行記の記事一覧
- 1日目(前編) – 日本出国〜香港到着
- 1日目(後編) – ヒルサイド・エスカレーター〜ビクトリアピークの夜景
- 2日目(前編) – 佳記餐廳で朝食、中港城からフェリーでマカオ(珠海)へ
- 2日目(後編) – 世界遺産とカジノ!マカオを観光する ←今この記事を読んでます!
- 3日目 – 鴻星海鮮酒家で飲茶を食べて、日本へ帰国!
ガイドブックは持っているといいですよー!