こんにちは、ねづ(nzakr)です。
バンクーバー留学中に、アメリカのシアトルへ日帰りで旅行してきました。
実はバンクーバーはアメリカのシアトルまでバスで3時間ほどで行くことができるので、バンクーバーにいる人にとっては、身近な場所になっています。
現地に住んでいる人にとっては、メジャーリーグやアメフトを観に行くために定期的にシアトルに行ったりするらしい。
そんなわけで、留学生、ワーホリの人にとっても、人気の観光地になってます。
シアトルといえば、スターバックス発祥の地。
また、イチローも在籍したシアトル・マリナーズなど。
ブログでバンクーバー留学について書いているのに行かないわけにいかないでしょうっていうことで、行ってきましたー。
※1ドル = 115円で計算しています
目次
バンクーバーからシアトルへはBoldBusを利用!
朝6時にバンクーバー側の出発地であるPacific Central Stationへ。
バンクーバー〜シアトルへの交通手段としては、主に電車かバスの2択があり、基本的にバスのほうが値段が安いので今回はバスをチョイス。
バス会社もAmtrakやBoldBusなどいくつかの会社がバンクーバー〜シアトル間の路線を運行していますが、値段が方が安かったBoldBusを選びました。
予約は事前に公式Webサイト(英語)で行いました。
値段は21ドル(約2,415円)。
1週間ほど前に予約しましたが、もっと早めに予約すると、なんと1ドルで購入できたりするらしいので、日程が決まっている方はチェックしておくといいかも。
時間は一番早いAM6:30〜AM10:15にしました。日帰りなので極力長い時間シアトルに滞在できるよう一番早いかつ一番遅いバスを選択しています。
駅の構内。
さすがに朝一ということで、駅の中の人はまばら。
すでにバスは到着していましたが、乗車まで15分ほど待ちました。
乗車の際にパスポートと乗車券(スマホの画面を見せる)のチェックがあります。
車内にWifiがあるという話でしたが、使えませんでした…笑
出発して1時間ほどでアメリカとカナダの国境(ボーダー)に到着。
バスの中で配られる入国カードを記入して、手続き。
陸路での国境越えは地味に初めてだったのですが、基本的には空港のイミグレーションと同じでした。
持参した荷物を全て持っていく必要があります。
1点注意すべきは、入国カード記入のペンは用意されていないこと。
僕もペンの持参を忘れてドライバーに「ペン持ってないんだけど…」と伝えたら、「持ってこいよ!」って普通に怒られました…。しかも貸してくれなかったし。
たまたまその様子を観てた隣のカナダ人が貸してくれたのでなんとかなったけど。
運悪くドライバーがよくないやつだったのかもですが、ペンの持参をオススメします。
シアトルに到着!
ボーダーを超えると、2時間ほどでアメリカはシアトルに到着!
シアトルに到着するころはすっかり朝になってました。
バスはチャイナタウン付近に停車します。
地図でみると、↓↓らへん。
帰りのバスもだいたい同じから発着します。
目印等がないので、GoogleMapでメモっておくといいかも。
僕の場合、帰りのバスが売り切れていたため、別のAmtrakという会社でバスを手配したので、違うところから乗ることになりましたけどね。
バスを降りた場所から歩いて移動。
高層ビルが立ち並ぶダウンタウンを目指します。
なお、Wifiは用意していなかったので、GoogleMapを事前に読み込んでおき、オフライン環境でも見れるようにしておきました。位置情報はネットに繋がってなくても利用できるので、事前にシアトル周辺の地図をアプリで表示させておけば、スムーズに使えますよ。
ひたすら歩く。
先にいっておくと、今回のシアトル観光はすべて徒歩で移動しました。
公共交通手段の利用方法を調べ忘れたこともありますが、ネット環境がなかったのでどのバスや電車に乗ればいいか常時検索できなかったためですね。
結果としてですが、主要観光地だけなら徒歩でも十分観光できます。
というか、できました。
シアトルは坂道が多い…。
こういうとき徒歩だとちょっと辛いですが、まあ体力づくりってことで頑張った。
ダウンタウンに向かって歩いていくと、一つ目の目印が。
シアトル美術館(Seattle Art Museum)です。
中には入っていないけど、手前に見えるでかい人型のモニュメントが目印。
ちなみにこいつ、手の部分が動きます。
海沿いなので、海も見えるよ!
パイクプレイスマーケット
最初にやってきたのが、シアトルの名物『パイクプレイスマーケット』。
英語だとPike Place Marketと書きます。看板の表記はPublic Market Centerだけどね。
アメリカで最も歴史がある市場ですね。
日本の築地市場みたいな感じで、魚市場としても機能しており、いろんな魚があちこちで売られています。観光客も多いためか、定員もすごい気さくで、魚を持って写真をとらせてくれたりします。
生鮮魚だけじゃなくて、いろんなものが売ってるよ!
野菜、肉、フルーツなどの食べ物から、花、雑貨なども。
パイクプレイスマーケットの外はこんな感じ。
どことなく港街っぽい雰囲気。
この通り沿いにシアトルの名所としても知られるスターバックス一号店があります。というわけで、この道を歩いて一号店へ。
スターバックス一号店
パイクプレイスマーケットから数百mで到着!
ご存知、スターバックスの一号店です!
いわゆるFirst Starbucks(ファーストスターバックス)ですね。
今でこそ世界的に有名なスターバックスコーヒーですが、シアトルのこの地この場所でスタートしたわけですよ。ちなみに、創業は1971年、約46年前ですね。
こちらがスターバックス当時のロゴ。
現在のロゴは緑色でもっとシンプルなものですが、当時は茶色であり、中心に描かれているセイレーンもちょいとリアル。
15分ほど並んで店内へ。
もう完全に観光地ですね。
店内には座席はなく、いつものコーヒー類はもちろん購入できますが、基本的には1号店限定のお土産を買う専用の店舗になってます。
1号店限定のマグカップといつものドリップコーヒーを買ってみた。
カップのデザインはいつものやつでした。
ちなみに、ドリップコーヒーはPike(パイク)といいます。
1.8ドル(約207円)だったかな。日本より物価が高いアメリカですが、スタバのコーヒーは日本の方が全然高いですねー。
まあいってしまえば普通の小さなコーヒーショップだし、土日は混んでるので、限定ギフト等を買うつもりでなければ、外観を見て写真とるだけで十分かも。
Piroshky Piroshky(ピロシキ・ピロシキ)
小腹が空いたので、スターバックス一号店の近くにあるPiroshky Piroshkyへ。
名前の通り、ピロシキのお店です。
名前は知ってたけど、実際にどんな食べ物か知らなかったので、ググりました。
“ピロシキは、小麦粉を練った皮で、肉・魚・野菜などの具を包み、油で揚げたりオーブンで焼いたりした、ロシア料理。” Wikipedia
ようは揚げパン的なやつですね。
シアトルでも有名なお店らしいので、けっこう混んでます。
並んでいる間にメニューを渡されたので、何を食べるか考慮中。
結構種類が豊富なんですが、メニュー上段にある
・Beef and Cheese … 6.85ドル(約790円)
・Smoked Salmon Pate … 6.85ドル(約790円)
・Potato and Cheese … 5.59ドル(約643円)
この3つがオススメらしい。
さっき魚の市場を見たばかりなので、なんとなくサーモンをチョイス。
10分ほど並んで無事に購入。
暖かくて美味い。食べかけですいません笑
店内に座席はないので、食べ歩き。
パイクプレイスマーケット周辺だと、
ピロシキのほかにクラムチャウダーのお店も有名。
こちらのPike Place Chowder(パイクプレイスチャウダー)が一番有名みたいなので、足を運んでみたんですが、お昼時ということもあり満席で入れず…。
店内から日本語も聞こえたので、日本人観光客もけっこういたっぽい。
スペース・ニードル
パイクプレイスマーケットから20分ほど歩いて次なる目的地へ。
シアトルのランドマークであるスペース・ニードルです。
スペース・ニードルの真下に到着!
よくある展望台付きのタワーであり、高さ184メートル。
高さだけでいうと、そんなに高くないですね。最近の高層ビル群のほうが全然高い。
ちなみに、展望台への入場チケットは当日購入で25ドル(約2,875円)。
やはりアメリカ価格、普通に高い。もちろん登ってません。
ちなみに、1962年の万国博覧会のときにつくられたらしい。
完成当時は技術的にもすごかったんだろうけど、今となってはまあ展望台の高さ的にもそんなに…って感じです。
シアトルのダウンタウンが一望できるケリーパーク
さきほどのスペース・ニードルからさらに歩いて15分。
スペース・ニードル周辺の公園の中を通り抜けて、シアトルの景色が一望できるというケリーパークという公園を目指します。
シアトルの景色を一望ということで、公園は高台に位置します。
というわけで頑張って坂道を登る。
写真で見るとそんな急な勾配ではないんですけどね。
これがけっこうキツイ…。
気合で坂道を登りきってケリーパークに到着。
公園自体はすごく小さくシンプルなものですが、景色を目当てにしたたくさんの観光客がいます。
そして、こちらがケリーパークからの景色!
さきほど滞在していたシアトルのダウンタウン、ビル群を一望できます。
ただ、天気が微妙でつらいっ…!
天気が良ければもっと綺麗だったろうなー。
あと、夜景だともっといい感じになりそう。
ここの景色は、“シアトル”と画像検索するとよく表示されるシアトルを代表する景色なので、ダウンタウンからはちょいと離れてるけど、来てみる価値はありますよ。
僕は気合で歩いて行きましたけど、おそらくバス等も通っているはずなので、坂道を登りたくない方はバスを使いましょう。
見終えた後は、再び30分ほど歩いてダウンタウンに戻りました。
スターバックス・リザーブ
ダウンタウンに戻って、今度は別のスターバックスへ。
さきほどの一号店とは違い、こちらは現在のスターバックスですが、スターバックス・リザーブという普通の店舗とは少し違うタイプです。
外観はちょっとした美術館みたくなってますが、スターバックスです。
店内もめっちゃおしゃれ、そして広い。
店内にコーヒー豆の焙煎工場も併設されており、香りもすごくいい。
スターバックス・リザーブというのは、普段提供している豆とは違った希少な豆を使ったコーヒー(リザーブコーヒー)を提供しているスターバックスのことをいいます。
日本にも中目黒や二子玉川にリザーブ店があります。
なお、正式名称は「スターバックス リザーブ ロースタリー&テイスティングルーム」らしい。
こちらが併設された焙煎工場。
これを眺めながらコーヒー飲めるとか最高でしょ。
というわけでコーヒーを購入。
歩き疲れて暑かったので、アイスコーヒー。
いろいろ種類があってわからなかったので、オススメのそのまま注文しました。
4.9ドル(約563円)だったかな。ちょいと高い笑
スターバックスの本場感?を味わえるので、オススメ。
個人的にシアトルで一番来てよかった場所かもしれない。
ククルザ ポップコーン KuKuRuZa popcorn
帰り道でみかけたククルザポップコーン。
日本にも進出したポップコーン屋さんですが、実はシアトル発祥で、こちらの店舗が本店となります。
日本だと表参道とか木更津など数店舗展開してるみたいです。
表参道の店舗、オープンしたときすごい行列だったなー。
いろんな味があって、試食させてもらいました。
アムトラックバス(Amtrak)でバンクーバーへ帰還!
ククルザポップコーンを後にして、帰りのバス乗り場へ。
帰りのバスは行きとは違い、Amtrak(アムトラック)で予約しました。
Amtrakといえばアメリカで電車を運行させている有名な会社ですが、バンクーバー〜シアトルの間は電車のほかにバスも運行させています。
ほんとは帰りもBoldBusで予約したかったけど、残念ながら売り切れ。
発着地はKing Street Stationでした。
BoldBusと違い、ちゃんと駅から発着してました。
こちらが帰りのAmtrakバス。
乗り場がわからなかったのですが、駅員に聞いて発見。
ちなみに、帰りのバスは24ドル(約2,760円)。
出発時間はPM5時の便です。
ほぼ時間通りに出発して、夜9時頃にバンクーバーに帰還しました。
朝6時にバンクーバーを出て、夜9時に戻ってきました。
シアトル滞在時間は、AM10:00〜PM5:00のトータル7時間くらいかな。
バンクーバーからシアトル旅行にかかった費用とか
実際に使ったお金を列挙してみました。
なお、1ドル=115円で計算しています。
・入国手数料 … 6ドル(690円)
・行きのバス(BoldBus) … 21ドル(約2,415円)
・帰りのバス(AmtrakBus) … 24ドル(約2,760円)
・スターバックス一号店マグカップ … 12ドル(約1,380円)
・スターバックス一号店のコーヒー … 1.8ドル(約207円)
・スターバックスRのコーヒー … 4.9ドル(約563円)
・ピロシキピロシキで食事 … 6.85ドル(約790円)
合計 … 82.55(約9,494円)
観光だけなら1日(日帰り)で十分満喫できるよ!
主要な観光地はほぼ行けたし、ちょいちょい休憩をとりつつの旅路だったので、日帰りでも十分満喫できるシアトル旅行でした。
わざわざ泊まってまで滞在(旅行)する必要はなさそうな…。
観光とは別にメジャーリーグの試合などを見ようとすると、一日だけではけっこう厳しいかもですが、バンクーバーからは近いので別日で来ることも簡単です。
これだけ近いと、バンクーバーに留学、ワーホリで来た方がだいたい行っているのもわかります。語学学校が日帰りツアーのアクティビティを用意していたりもします。
まあ、自力で行くのもそんなに難しくないですよー。
ちなみに、シアトルのほか、ポートランドもバスで行けます。
あまり見たいものがなかったので僕はポートランドは行かなかったですが…。
以上、バンクーバー発!シアトルの日帰り旅行レポートでした!
今回訪れた場所をグーグルマップにまとめました!
シアトルで実際に行ったスポットまとめ
カナダ、バンクーバーの他の観光スポットについてもまとめました!
【保存版】バンクーバーのオススメ観光地まとめ!留学、ワーホリで来たらココに行こう!
シアトル、ポートランドの観光ガイドブック↓↓