こんにちは、ねづ(nzakr)です。
カナダはバンクーバーに留学中なのですが、カレッジのバケーションを利用して、カナダ、アメリカ国内の複数都市を旅行してきました!
最初の旅行先は2泊3日でカナディアンロッキーで有名な街”バンフ”へ。
初日はバンフの街中(ダウンタウン)を散策。
初日の様子は↓↓
カナディアンロッキー・バンフ旅行記〜ダウンタウン散策編
今回は2日目の様子をお届けします。
2日目はバンフで一番有名な自然観光地であるヨーホー国立公園をめぐる現地ツアーに参加してきました!
目次
ヨーホー国立公園のツアーへ!
まずは、2日目の朝にホステルを移動。
バンフインターナショナルホステルからSamesun Backpackersへ。
面倒なのでわざわざ移動したくなかったんですが、それぞれ予約が1泊ずつしか確保できなかったので、仕方なく2箇所泊まることになりました。
1日目とはうって変わってすごくいい天気!
朝は8:45にホステル前にツアーのバンがピックアップに来てくれました。
こちらが実際にツアーで利用した車。10人乗りだったかな。
ツアーはベルトラという現地ツアー手続きサイトで申込みしました。
実際に申し込んだツアーは「ゆったり観光 レイクルイーズ&モレーン湖&ヨーホー国立公園ツアー」です。
各ホテルでツアー参加者をピックアップしてヨーホー国立公園ツアーへ!
ちなみに、日本人ツアーなので参加者及びガイドは全員日本人でした。
ヨーホー国立公園に向けて車を少し走らせると、
窓からの景色がほんとに素晴らしくなってきた!
天気も最高!
だったんですよ…この時までは…。
レイクルイーズ(ルイーズ湖)
バンを走らせること約1時間。
ツアー最初の目的地であるレイクルイーズ!
日本語にするとルイーズ湖ですね。
このレイクルイーズはバンフ国立公園内にあり、ヨーホー国立公園のツアーで一緒に回ることが多い場所です。おそらくバンフ近辺で一番有名な湖です。
約1時間ほどの滞在。
レイクルイーズの湖の色は綺麗な緑色でした。
出発時は晴れていたのに、レイクルイーズに近づくにつれてまさかの曇に…。
上の写真だとあまり綺麗な湖に見えないんですが、晴れていると湖に山の景色が反射してすごく神秘的な景色を拝めるらしい。
レイクルイーズの周りを散策。
湖に沿って遊歩道が整備されています。
こちらがレイクルイーズに隣接するシャトー・レイクルイーズというホテル。
4つ星ランクのホテルで、立地からか夏のこの時期は予約困難になるほど人気とのこと。外国人はもちろん、カナディアアンの宿泊客が毎年リピートするらしい。
別の角度からレイクルイーズを撮影。
曇っててもかなり綺麗で優雅な湖なんですけど、写真だといまいち伝わらないな…。
なお、レイクルイーズの意味は、ヴィクトリア女王の娘であるルイーズ・キャロライン・アルバータから来ており、女性の湖として知られています。ちなみに、レイクルイーズが属するアルバータ州も彼女の名前から来ているとのこと。
レイクルイーズと僕。
自分で三脚を持参して自撮りしました。
写真を撮りながらフラフラ散策して、時間になったので次の目的地へ。
モレーンレイク(モレーン湖)
レイクルイーズを後にして向かった先はモレーンレイクという別の湖。
日本語ではモレーン湖。日本人にはこちらの名前で呼ばれることが多いみたい。
モレーン湖へは駐車場から10分ほど山道を歩きます。
この岩山の階段を登ると…
見えてくるのがモレーン湖!!!
本当に凄い綺麗な湖の色です。加工なしでこの色ですよ。
モレーン湖もバンフ国立公園に属しています。このモレーン湖は氷河の氷が解け出した水が溜まることでつくられる湖で、雪解けのシーズンである6月以降にならないと見れない季節限定の氷河湖なんです。
さきほどのレイクルイーズもそうですが、湖の色がこうなるのは
冬の時期に積もった氷河が春〜夏にかけて溶けながら山肌を削り、その細かい粒子が水に混ざって色が変わるとのこと。ちなみに、この粒子のことをロックフラワーと呼びます。
モレーン湖と僕。
夏だけど、曇っていることもあり、長袖じゃないと寒い…。
さらに岩山を登って…
ちなみに、この岩山を登ることをロックパイルトレイルというらしい。
さらに上から湖を見下ろすことができます。
さきほどは木々がちょっと邪魔でしたが、こちらは木々に遮断されることなく湖を一望できちゃいます。
なお、後ろに見える山々はテンピークスと呼ばれています。
10つの頂から成り立っているのでテン・ピークスらしい。
このモレーン湖とテンピークスの景色は、かつて20カナダドルのお札の絵柄としても使われていたということでも有名です。
岩山を降りると下にはロッジが。
こちらでお土産を買ったりできるみたい。
下から眺めるモレーン湖。
下から見ても本当に綺麗。今回のツアーでは、ここの湖の色が一番綺麗だったと思う。ガイドさんいわく、バンフ近辺に住む人達からもモレーン湖が一番好きという人が多いらしい。
タカタウ滝
モレーン湖を後にして、次の目的地であるタカタウ滝へ。
写真の中で遠目に見えているのがタカタウ滝ですね。
英語で書くとTakakkaw Falls。
このタカタウ滝はヨーホー国立公園にあります。
ちなみに、この滝はバンクーバーと同じくブリティッシュコロンビア州に属しているとのこと。レイクルイーズとモレーン湖はアルバータ州のバンフ国立公園に属しているので、いつのまにか州を移動していたみたい。
駐車場から歩いて、滝に近くへ向かいます。
滝まで歩いて10分くらいの距離があるんですが、この位置にいても滝の落ちる音がハッキリと聞こえてくる。
滝の下を流れるヨーホー川。
水の色が白っぽい感じ。
白くなった原因も、さきほどのレイクルイーズやモレーン湖と同様、ロックフラワーの影響ですね。削れ方によってここまで色が変わるのは面白いなー。
滝までの道のりはきちんと整備されてる。
近づいていくと、徐々に滝の大きさが伝わってくる。
滝の近くに柵やバリケードはないので、ギリギリまで近づくことができます。
近くにいけば行くほど、もはや雨のようなレベルで濡れます笑
滝の真下に近いところで撮影。
写真だとあまり伝わらないんだけど、ほんとにすごいですよ、この滝。
こんな水量のある滝ってたぶん日本にはないと思う。
ちなみに、落差は約250mと言われています。
ただ、実際のところハッキリとはしていないらしい。
それでももはや高層ビルレベルの高さであることは間違いない。
タカタウ滝と自分。
ナチュラル・ブリッジ
続いて、ナチュラル・ブリッジ(Natural bridge)へ。
こちらもヨーホー国立公園の中のにあります。
こちらがナチュラル・ブリッジ。
下を流れる川はキッキング・ホース川という名前で、この川の膨大な水量によって岩が削られて橋のような形になったことから、こう呼ばれているらしい。
キッキング・ホース川にかかる橋。
その橋の下は水が渦を巻いてました。
動画で撮ればよかった。
今まで回ってきた場所と比べてちょいと見劣りする場所ですが、ここもツアーに組み込まれる有名な観光地。
エメラルドレイク
ナチュラル・ブリッジを後にして、最後の目的地、エメラルド湖へ。
そして、こちらがエメラルド湖!!!
モレーン湖に続き、エメラルド湖も本当に綺麗な湖。
ここの湖ではカヌーに乗れます。
1艘につき60カナダドル(約5,200円)だったかな。
同時に3人まで乗れるので、3人一緒にやれば1人20ドルですね。
湖の周りには針葉樹林がたくさん。
水の色は綺麗なエメラルドグリーン。
写真で見てわかるとおり、エメラルド湖の由来はこの色から来ています。
湖畔沿いにはカフェが。
このカフェの奥にはエメラルド・レイク・ロッジという宿泊施設があります。
エメラルド湖と一緒に撮影。
ちなみに、湖に背後にある山はマイケルピーク(Michael Peak)という名前らしい。
湖の周囲には約5kmのトレイルがあって、ぐるっと一周ハイキングを楽しむこともできるとのこと。今回は時間がなかったので、やらなかったけど。
エメラルド湖を満喫した後は2時間ほどかけてバンフのダウンタウンへ帰還。
もっとたくさんの観光地を回るツアーもあるけど、一つ一つをゆっくり散策できるので、ちょうどいいツアーでした。あとは天気さえよければ…。
今回ツアーで行った場所を地図にピン留めしてみました↓↓
ダウンタウンに戻って再びステーキ!
ダウンタウンに戻った後は、夕飯へ。
今回のツアーに参加していた人達とご一緒しました。
まさかの連日アルバータ牛のステーキを食べることに笑
もちろん別の店ですけどね。
軽くお酒もいれて、店を後にする頃はすっかり夜に。
ほんとは夜のダウンタウンをふらふらしたかったけど、翌日は朝6時の送迎バスで空港に向かうので、宿に帰還。
晴れている時にもう一回来たい!
あっという間の2泊3日でした。
まあ2泊3日といっても、実際3日目は早朝にカルガリー空港に向かったので、実際に滞在したのは2日間だけですね。
カナダといえば大自然ですが、
その大自然を満喫する場所としてバンフは最高の場所だと思います。
残念ながら今回の僕のバンフ旅行は天気に恵まれなかったですが…。
こればっかりは運任せなので仕方なし。晴れてたら絶対もっと素晴らしかったはず。晴れている時にマジでリベンジしたいですねー。
バンフを後にした後はカナダの東側の主要都市であるトロントへ。
なお、今回僕が参加したツアーは「ゆったり観光 レイクルイーズ&モレーン湖&ヨーホー国立公園ツアー」です。
この他にも、コロンビア大雪原という実際に氷河の上に立つことができる場所や、足元が透けて見えるグレイシャースカイウォークなども有名です。
日程の都合で僕は行くことができなかったですが…。
というわけで2泊3日のバンフ旅行記をお届けしました!