こんにちは、ねづ(nzakr)です。
6月よりカナダバンクーバーにて留学しています。
一般的なESL(語学学校)ではなく州立のカレッジに通っているので、日本の大学同様に夏の時期にはバケーションがあります。いわゆる夏休みですね。
バケーションの期間はトータルで3週間ちょい。
せっかくなので、カナダ国内、さらにアメリカの数都市を旅行してきました。
最初の行き先はバンフ(Banff)。
僕がいるバンクーバーはブリティッシュコロンビア州にあるのですが、その隣のアルバータ州に属した街です。
カナディアンロッキーの雄大な自然を満喫できるカナダ国内でも人気の観光地ですね。
留学やワーホリでバンクーバーに来たほとんどの人は、一度は行っているはず。
カナダのイメージ写真として使われることもよくあります。
というわけで僕も行ってきちゃいました。
2泊3日の短期間ですが、いつもどおり旅行記をお送りします!
※ 1カナダドル(CAD) = 87円で計算しています
目次
バンクーバーからバンフへ
というわけでやってきましたバンクーバー国際空港。
僕の住んでいるシェアハウスからわずか30分の距離。
バンクーバーは空港が近くて便利。
バンクーバーからバンフへの行き方は主に2つ。
深夜バスや飛行機ですね。
深夜バスはなんといっても安い。往復で150CAD(約13,200円)。
しかし、約12時間かかります。この歳(30)で12時間の夜行バスはきついなーということで、飛行機にしました。
飛行機の場合は、カルガリー空港までフライト。
そこから送迎バスで1時間半〜2時間といったところです。
バンクーバーからカルガリーまでは飛行機でわずか1時間半。
東京〜札幌くらいの距離感ですね。
航空会社はエアカナダを利用。
カナダ国内は日本のようにLCCのような格安航空会社が充実していないためか、他の航空会社とあまり値段が変わらなかった。
あっという間にカルガリー空港に到着。
カルガリー空港のバゲージクレーム(手荷物受取場)にいたペンギン。
あまり大きな空港ではないんだけど、あちこちに自然をモチーフにしたオブジェがありました。
荷物を受け取ったら、送迎バスの乗り場へ。
乗り場がわからなかったので、あちこち聞きまわりました。
事前に予約して購入していたので、チケットを見せて乗るだけ。
送迎バスは主に2つの会社があります。
BREWSTERとBANFF AIRPORTERですね。
どちらもあまり値段や所要時間は変わらないんですが、フライトの到着時刻の関係で行きはBREWSTERで購入。値段は69CAD(約6,000円)でした。
バスで約2時間ほど揺られてバンフへ。
30分ほど走ると周辺が高い山々に囲まれてくるので、徐々にカナディアンロッキーが近づいてくる感じがします。
しかし、天気が…曇り。。。
山の天気は変わりやすいって聞いたことがあるし、晴れることを祈るしかない。
こちらが初日滞在するホステル。
BANFF INTERNATIONAL HOSTELです。
一人旅だし安く済ませたかったので、今回のカナダ、アメリカ旅行は全部ホステルに泊まりました。
Booking.comで予約して1泊6000円。夏の時期はハイシーズンなので、ホステルでもかなり高い…。東南アジアだったら4つ星ホテルに泊まれるレベルの費用。
ちなみに、この時期バンフの普通のホテルは最低1泊2万円はします。
このホステルの宿泊レポートも書きました↓↓
日本人にも人気『バンフインターナショナルホステル』宿泊レポート!
なお、送迎バスはなんと宿の入り口まで送ってくれます。
バス予約時に滞在先のホテルを入力する欄がありました。
バンフのダウンタウン(中心地散策)
チェックインは15時からなので、フロントで荷物のキープをお願いして、さっそく市内ダウンタウン散策へ。
…のはずが、まさかの雨っていうね。
旅行初っ端から幸先不安すぎるでしょこれ。
傘なんてものは当然持ってきていないので、雨宿りをしつつ、雨が止むのを待つ。
雨宿りしてたホテルの入り口にあったムースの銅像。
ムースはカナディアンロッキー近辺でみられる動物です。
運が良ければ、見かけることもあるらしい。
こういう運はめっぽう弱いので、たぶん見れないだろうな。
30分ほどで運良く雨だけは止んでくれたので、行動開始。
相変わらず曇り模様だけど、こればっかりは仕方ない。
写真に写っている建物はCASCADE SHOPS(カスケードショップ)。
バンフのダウンタウンで唯一のショッピングモール?的な建物です。
飲食店はもちろん、GAPなどの服屋も入ってました。
バンフのダウンタウンはかなり小さく、バンフアベニューという通り1本のみ。
通り沿いにカフェ、レストラン、お土産、アウトドアショップなどが並んでます。
高いビルやコンドミニアムはなく、コンパクトにまとまっていて、統一感があります。これぞバンフのダウンタウンって感じ。
こちらはタウンセンター。
この建物もオシャレやなー。2階はレストランになってました。
馬車がいた。
馬に乗ってダウンタウンを散策できるみたい。
おそらく有料。20CADくらいじゃないかなー。
もちろん乗ってません。
バンフのダウンタウンにあるマクドナルド。
木目調の外見でオシャレ。
バンフに来てまでマック食べる人いるのかなーと思ってたけど、店内はけっこう混雑気味でした。
Barpa Bills
とりあえず腹が減ったので、昼飯を兼ねて腹ごしらえ。
利用したお店はBarpa Billsという軽食屋。
お昼過ぎの時間帯だったんですが、どこのお店も混雑しており、ここのお店ならさくっと入れたので利用。
なにげなく入ったけど、後々調べたらバンフで一番ハンバーガーが美味い店として過去に紹介されたこともあるらしい。
適当にチキンバーガーを注文。
値段は9CAD(約780円)だったかな。
味は、まあ普通のハンバーガーでした。
ちなみに、一番有名なのはバイソンバーガーというメニューらしいので、バンフでこのお店を利用する方はぜひ食べてみてください。
BEAVER TAILS(ビーバーテイルズ)
ハンバーガー1つでは当然物足りず、デザート的なものを探して次へ。
こちらはBEAVER TAILS(ビーバーテイルズ)というお店。
カナダの有名なスイーツのお店。
みんな大好き揚げパンがメインのお店で、甘くてもちもちした食感が人気。その揚げパンにチョコ、シナモン、フルーツなどいろいろなものをトッピングして味を楽しめます。
この揚げパンの形がビーバーの尻尾に似ていることが店名の由来とのこと。
なお、バンクーバー内ではグラウスマウンテンに店舗があります。
そして、なんと日本にも店舗があります。東京の自由が丘らしい。
帰国したら行ってみようかな。
今回はナナイモバー味を注文。
ナナイモバーとはナナイモというカナダの地域で発祥したブラウニーみたいなクソ甘いお菓子です。
ということで、このナナイモバー味の揚げパン、めっちゃ甘い。
そもそもナナイモバーは、ココナッツクッキー、カスタードクリーム、ガナッシュの3つからなるスイーツらしく、そりゃ甘いわけだ。
カスケードガーデン(Cascade Garden)
続いて、ダウンタウン付近での一番の名所であるカスケードガーデンへ。
ダウンタウンから歩いて数分です。
正面に見えるお城みたいな建物がカスケードガーデンです。
カスケードガーデンの手前にある橋からの景色。
下に流れている川はボウ川です。
自然豊かな場所でほんとに最高。天気さえよければ…。
カスケードガーデンの中へ。
この建物はここを管理するための公園管理事務所らしい。
カスケードガーデンといえば、この眺め!
バンフアベニューを真ん中にしてダウンタウンの街並みを一望できちゃいます。
これで晴れてさえいれば最高なのにっっっ!
後ろに見えるメインの山はカスケードマウンテンという名称で、バンフの街のシンボル的な存在。実際に登山もできるらしい。
この眺めと一緒に写真を撮ってみた。
真ん中に座ってしまったので、バンフの街並みが隠れてしまった…。
なお、この公園管理事務所の誰も入っている人はいませんでしたー。
聞くところによると、中は観光客向けの展示スペースがあり、バンフの街の歴史、ロッキー山脈について紹介されているらしい。
ガーデン(庭園)という名称だけあって、建物の裏手は花壇になってました。
そこまで広くはないけど、裏側まで足を伸ばすといいかも。
ボウ滝(Bow Falls)
カスケードガーデンを後にして、次に向かったのはボウ滝。
グーグルマップによるとカスケードガーデンから徒歩20分くらいらしいので、散歩がてら森林浴をしながら歩いて向かいました。
ある程度進むと、道が遊歩道に。
そしてこちらがボウ滝(Bow Falls)。
マリリン・モンローが主演した『帰らざる河』という映画のロケ地としても有名らしく、そのためか一つの観光名所になってます。
ちなみに、この映画は1954年のアメリカ西部劇の映画らしい。
もちろん見たことはないです。
ただ、見ての通り、一般的にイメージされる上から大量の水が落ちる滝ではなく、バンフの街付近に流れるボウ川の一部分の名称でした。
“某滝”ではない。
上からの眺め。
んー、やはりどうみてもただの急流…。
まあ一応名所らしいので、来たことに意味があることにしよう。
ちなみに、見学料などは一切かからないのでご安心を。
実際の流れの様子は↓↓のような感じでした。
バンフのボウ滝(Bow Falls) pic.twitter.com/PphA8obcBS
— ねづ@バンクーバー (@nzakr) 2017年9月4日
サプライズコーナー
ボウ滝から歩いて、サプライズコーナーへ。
サプライズコーナーとは特別な観光施設ではなく、単なる写真スポットです。
このサプライズコーナーから、バンフの中でもかなり有名な建物を素晴らしい景色と共に拝むことができる場所です。
カスケードガーデンまでぐるっと周って戻る必要があり、トータルで40分くらい歩いた気がする。
こちらは遊歩道のような道ではなく、道路沿いにひたすら歩きます。
そして見えてくるこの景色!
その建物とは、フェアモント・バンフ・スプリングス(The Fairmont Banff Springs Hotel)というバンフの中でも最高級のホテルです。
外観の通り、カナダの国定史跡に指定されている歴史ある有名なホテルですね。ぱっと調べた感じ一泊40,000円くらいでした。
この景色を見るためだけのスポットだけど、バンフのダウンタウンから歩いて15分くらいなので、来る価値はあると思う。
ダウンタウンにてアイスとステーキを食べる
アイス
歩き疲れたし、あいにくの天気だし、時間も夕飯時になってきたので(サマータイムなので空は依然として明るいけど)、ダウンタウンに戻って、夕飯を食べることに。
と、その前に有名なアイス屋「COWS Banff」へ。
バンフの中でけっこう有名なアイスのお店らしい。ガラス越しに店内が混雑してることがわかる。
疲れから糖分が欲しかったので、ダブルで注文。
安定のクッキー&クリームと、謎のバースデーケーキ味。
カナダのアイス屋には謎のバースデーケーキ味というフレーバーを良よく見かけるんですが、せっかくなので頼んでみました。
実際食べてみたけど、どのへんがバースデーケーキなのかは全くわかりませんでした。
アルバータ牛のステーキ THE KEG
バンフといえば、アルバータ牛のステーキ!
ということで、ダウンタウン内にあるステーキショップ「THE KEG」へ。
名物ということでたくさん店があるんですが、トリップアドバイザーで調べて、高すぎないお店をいくつかピックアップして入店。
旅行を終えてから知ったけど、このお店バンクーバーにもありました。
今思うと、アイスよりこっちを先にすべきだったと反省。
アルバータ牛のステーキ!
12oz(約340g)のサイズで注文しました。
値段はたしか40CAD(約3,500円)くらいだった気がする。
肉も柔らかくてマジで美味しい。
ちょいと高いけど、飲み会1回分くらいの価格だし、バンフに来たらアルバータ牛のステーキを食べるべき。
ゆっくりとステーキを食べ終えた後は、明日に備えてホステルに戻りました。
あいにくの天気だけどバンフの街並みを満喫
旅行初日から天気に恵まれなかったのが残念。
ホントはレンタルサイクルを借りて、ヴァーミリオンレイク、フードゥー展望台、ケイヴ・アンド・ベイスンなど、あちこち移動する予定だったんですけどねー。
まあなんとか雨は止んでくれたし、こんなこともあるかなーという感じの初日でした。
明日はカナディアンロッキーの自然を満喫できる現地ツアーに参加予定。
バンフに来たほとんどの方が行っているであろうレイク・ルイーズを始めととした綺麗な湖巡りのツアーに参加します。
2日目の記事は下記からどうぞ!
カナディアンロッキー・バンフ旅行記〜レイクルイーズ、モレーン湖、ヨーホー国立公園ツアー編
でわでわ。