最近、格安MVNO SIMが話題になりつつあります。
電車の車内広告でも見かけるようになりました。
僕も先日、格安SIMに移行しました。
また、電話もキャリアの番号ではなく、IP電話です。
今までの月額料金は8000〜9000円とかなり高額でしたが、格安SIM+simフリースマホに移行して、月額固定費が約2000円に下がりました。
ちなみに、僕が契約している業者は
格安SIMがDMMモバイル、IP電話が050 plusです。
格安SIMを利用した月額の携帯電話料金を抑える方法について、友人に聞かれる機会が多いので、備忘録も兼ねてまとめておこうと思います。
料金を抑える契約方法は2パターンあります。
- 1. キャリア電話番号(080,090)を維持する
- 2. IP電話番号(050)にしてデータ通信専用SIMを使う
ほとんどの方がキャリアの番号(080,090)を利用しているかと思いますが、その番号を維持するかどうかで、契約方法が変わってきます。
料金の参考として紹介する格安SIMはIIJmio、OCN モバイル ONE、DMMモバイル
なお、格安SIMって何?という方は下記の記事をご覧ください。
話題の格安SIMとは?利用方法、料金体系を解説する!
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目次
1. キャリア電話番号(080,090)を維持する
キャリア電話番号を維持するためには、格安SIMにMNPすることです。
MNPとは、同じ番号のまま別のキャリアに変更することですね。そうすれば、SIMカードを格安SIMに差し替えた際に、そのまま同じ番号で継続して電話することができます。番号を変えると面倒な方はこのパターンがオススメです。
格安SIMに電話機能をつけた場合、月額基本料金がすこし高くなりますが数百円程度なので、キャリアで契約するよりは安く済みます。詳細な料金は後述する格安SIM料金比較表を参照してください。
通話料は?
格安SIMの通話料金はけっこう高いです。
通話料 30秒/21.6円
友達との連絡などではLINEで行うことがほとんどの時代になってきましたが、お店の予約、郵送物の連絡、業者のカスタマーサポートに連絡する際など、どうしても電話を使わないと行けない場合があるかと思います。
1つ例を挙げてみます。
居酒屋の予約で電話をして、1回に2分(120秒)かかるとします。
21.6円 ✕ (120秒 ÷ 30秒) = 86.4円
ご覧の式の通り、86.4円かかります。
空席の確認などで何軒も電話した場合、あっという間に数百円いってしまいます。その他の電話利用も合わせてみると、計算したらけっこうな額になるので、電話の際に気を使う必要がありそうです。
2. IP電話番号(050) + データ通信専用SIM
続いて、キャリアの番号(080,090)を捨てて、IP電話(050)に切り替える方法です。
格安SIMはデータ通信専用で契約して、電話は別途IP電話を契約します。
僕もこのパターンです。
IP電話とは
電話回線ではなくインターネット回線を利用して通話する電話のこと。
IP電話のメジャーな業者は下記2つです。
050plus
NTTコミュニケーションズが提供するIP電話アプリ。月額基本料がかかるが固定電話への通話が安い。電話会社のNTTが運営しているので安心感がある。
スマートフォンの通話料がおトクになるアプリ!「050 plus」
Smartalk
フュージョン・コミュニケーションズが提供するIP電話アプリ。月額基本料がかからないため、お手軽に契約できる。また、海外への通話が安い。
SMARTalk
050plusとSmartalk料金比較
050 plus | SMARTalk | |
---|---|---|
To 携帯電話 | 1分17.28円 | 30秒8円 |
To 固定電話 | 3分8.64円 | 同上 |
To 海外 | 国による | 同上 |
僕は050plusをメインに利用しています。
月額の基本料金324円がかかりますが、固定電話への通話はSmartalkより安く、電話の利用用途は業者への電話(=固定電話)が多いので。
最初は月額基本料無料のSmartalkを利用していたのですが、通話の際に音声に若干遅延があり、いっこく堂の腹話術のような通話になることがありました。050plusは音声遅延はなく、安定して利用できています。
ただ、海外へ通話するときはSmartalkの方が安いので、Smartalkの契約も継続しています。月額基本料無料は大きい。
料金比較
データ通信専用SIMと電話機能付SIMのそれぞれの料金比較です。
各会社によって契約プランの容量や金額が異なります。
最低料金をベースにまとめてみました。
データ通信 | 電話機能付 | |
---|---|---|
IIJmio | 900円(2GB) | 1600円(2GB) |
OCN モバイル ONE | 900円(1日70MB) | 1600円(1日70MB) |
DMMモバイル | 660円(1GB) | 1260円(1GB) |
僕の契約内容と実際の料金
上記2パターンの契約方法を紹介しました。
さて、実際に僕の契約内容とそれにかかる料金を見てみます。
上述した通り、僕はパターン2の「データ通信専用SIM+IP電話」契約してます。
利用端末はネットで購入したSIMフリーのnexus5(32GB)です。
契約内容は?
DMMモバイル
データ通信専用 通信容量 5G
月額料金 1,280円
オプション なし
050plus
月額料金 324円
→ 主に日本国内での通話用
Smartalk
月額料金 0円
→ 海外での通話用
実際の月額費用は?
1,280円+324円+0円 = 1604円
2000円以内で済ませることができています。
ちなみに、IP電話を利用した通話料金も一ヶ月あたり50〜100円程度です。
まとめ
さて、格安SIMを利用して月額料金を格安に抑える方法について、ざっと2つの契約パターンに分けてまとめてみました。
電話番号維持のためにMNPするべきなのか、それともIP電話に切り替えてしまうのかは悩みどころです。
また、MNPする際に、二年契約途中だと違約金(1万円前後)が発生するなど、いろいろと諸経費がかかるのもネックです。諸経費がかかっても月額料金的にトータルで安くはなりますけどね。
MVNOに移行する際の契約するときの参考になれば幸いです。
でわでわ。
格安SIMの詳細&申し込みはこちら
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