先日、バンコクに行きの飛行機で中国国際航空を利用しました。
北京経由なのでトランジット先が北京首都国際空港でした。乗り換えの時間が4時間ほどあったのでラウンジにてブログでも書こうかなと思い、空港のWIFIを利用してみました。
基本的に世界の主要な空港にはWIFIが完備されています。利用方法は様々で、国によって完全に自由に使えるWIFIもあれば、利用に登録が必要になることもあります。
もちろん、ここ中国の北京首都国際空港にもWIFIがあります。
そこで、今回は北京空港でのWIFIの利用方法をレポートしてみました。
また、中国のインターネットは他の国と比べて特殊なこともあり、利用時の注意点も合わせて紹介します。
目次
1.WIFIのアクセス権を手に入れる
北京首都国際空港でWifiにアクセスするためには、専用の機械でパスポート認証が必要となります。
その機械は空港のサービスカウンター(旅客服务)の近くにありました。
こんな感じの筐体ですね。
他にも空港内の数カ所に点在しているので、探せば見つけられると思います。
画面はタッチパネル式になっています。
カーソルとか文字の表示をみると元のOSはwindowsっぽいですね。
さっそく操作していきましょう。
まずは言語選択。
中国語か英語(English)を選択できます。
日本語はありませんでした。
続いて、画面下にある凹みにパスポートの顔写真のページをセットします。
パスポート読み取り完了後、レシートのような一枚の紙が出てきます。
こちらの紙にはアクセスコードが書いてあります。
こちらをwifi接続時に入力することになります。
2.実際にWIFIに繋いでみる
アクセスコードを入手できたら、さっそくWI-FIに接続してみましょう。
スマホからWI-FIの接続設定画面を開きます。
いくつかWifiが飛んでいますが、
『AIRPORT_FREE_WiFi』が空港のWifiになります。
接続するとログイン画面につながります。
二箇所入力する場所がありますが、Passwordの方にさきほど入手したアクセスコードを入力すればOKです。
入力したら『Sign in』ボタンを押してください。
その後『正在…』という文字が表示されます。
これが表示されたら接続成功です。
文字の下に表示されている画像は広告なのでスルーしてOKです。
無事インターネットにアクセスできました!
しかし、中国国内のインターネットにはいくつか注意点があります。
中国のネット利用の注意点
中国では政府により情報の検閲、統制がされているので、自由にインターネットを利用することができません。
グレートファイアウォール(金盾)というネット検閲システムが存在しており、中国政府にとって都合の悪い情報やプロパガンダは全てコントロールされています。
具体的には、日本人が普段利用しているであろうLINE、Twitter、FacebookなどのSNS、Google系のサービスが全て利用できなくなります。
試しにGoogleにアクセスしたみたところ、エラーになってしまいました。
その他のサービスも同様にエラーになりますね。アメリカ製の有名サービスは全てアクセス拒否されている模様。
ちなみに、Yahooはアクセスできました。
実際、こういったサービスを使えないといざという時に家族や友人に連絡がとれなくなるので、かなり困ります。
かくいう僕も、LINE、Facebook、Twitterが連絡の中心になっているし、メールも全てGmailを利用しているので、中国では全く連絡がとれなくなります…。
アクセスする方法は?
もちろん、そういった制限されているサイトを利用する方法はあります。
VPN(Virtual Private Network)を使って他国のサーバを経由してアクセスする方法ですね。
こちらについては別記事にて紹介します。
まとめ
北京の空港でWifiを利用する方法について、簡単にレポートしてみました。
公衆Wifiがあるのは嬉しいですが、やはり普段使っているサービスやアプリが利用できなくなるのは辛い…。
特に待ち時間が長い場合などはけっこう暇ですからね。
トランジットで利用する人も多いので、出国手続き後の制限エリアでは利用できるように手配してくれてもいいのに、と個人的には思うんですけどねー。
北京空港を利用したときのフライトは下記です。
中国国際航空「成田〜北京」搭乗記レポート CA926便